「弱気が広がる」
前回のレポートでは、ACラインとC点に注目した。C点が位置する時間帯を通過することで流れが変わるのか否か、そして上値の重たい展開になるのであればACラインが下値支持線になるのか否かがポイントになったからだ。
実際には、上値抵抗線BCラインを越えてBDラインに引き寄せられたのだが、C点が位置する時間帯より下落。直近では、ACFラインを割り込んできた。
次の注目日は7月17日前後である。
A点水準:約115万円
B点水準:約130万円
E点水準:約90万円
今週のポイントはこのまま軟調な展開が鮮明になるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
CFラインに注目したい。
高値の節目となるCFラインを下放れてくると弱気が広がることが考えられるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開となっている。C点が位置する時間帯より下落に転じている。しかも、ダブルトップを形成している。そして直近の価格がCFラインを割り込んだからだ。
この場合、100万円を割り込んでいくことが考えられる。
(第2シナリオ)
下げ止まりから再び堅調な展開に移行する可能性がある。E点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過することで流れが変わる可能性があるからだ。
この場合は130万円を越えていくことが求められる。
<一目均衡表>
遅行スパンが26日前のローソク足に接近している。遅行スパンの動きに注目したい。
「上値の重たい展開に」
前回のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯を通過することで流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。
実際には、B点が位置する時間帯より下落に転じ、下値支持線ACラインをも割り込んできた。
次の注目日は7月18日前後である。
A点水準:約2万円
C点水準:約3万5千円
今週のポイントはどこまで下げるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。
下値支持線として控えているADラインで下げ止まるのか否かがポイントになるからだ。
逆に言えば、ADラインを割り込むと更に弱気が広がることが考えられる。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。下値支持線と期待されたACラインを割り込んでしまった。また、B点が位置する時間帯より下落に転じている。そして、上値抵抗線CDラインが控えているからだ。
この場合、2万円を割り込んでいくことも考えられる。
(第2シナリオ)
堅調な展開に移行する可能性も残っている。C点が位置する時間帯を通過することでC点の時間的位置が変化日となり流れが変わる可能性があるからだ。
<一目均衡表>
雲の下限が下値支持線となり、下げ止まることが出来るのか否かに注目。
「再び安値水準」
前回のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯に到達したことで、A点の位置が変化日となり流れが変わる可能性があったからだ。
実際にはA点の時間帯より反発に転じたものの、下値支持線ABラインを割り込むと大きく下落。再び安値水準ADラインに接近した。
次の注目日は7月19日前後である。
A点水準:約30円
B点水準:約46円
今週のポイントは安値を試す動きは続くのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。
下値支持線ADラインというのはリップルの下値の大きな節目である。したがって、この水準を維持できるのか否かは重要になるからだ。
したがって、割り込むと更に弱気が広がることになる。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続いている。下値支持線ABラインを割り込むと大きく下落。B点が位置する時間帯以降も上値の重たい展開が続いている。そして、上値抵抗線BDラインが控えているからだ。
この場合、30円を割り込む可能性も出てくる。
(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。下値支持線ADラインが控えている。また、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、B点水準が一つのメドになってこよう。
<一目均衡表>
雲を割り込んだことで弱気が広がる。