「節目を割り込む」
先週のレポートでは、ADラインに注目した。ADライン水準が下値の節目となっており、この水準を維持し下げ止まることが出来るのか、それとも割り込み下落が加速するのかがポイントになったからだ。
実際には、ADラインを割り込み、下値不安が広がった。
次の注目日は11月25日前後である。
A点水準:約63万円
今週のポイントは軟調な展開は続くのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。
週末に迎えるC点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わるのか否かがポイントになる。
軟調な展開が続くのであれば、右肩下がりのAEラインを意識した動きが続くことになろう。逆に下げ止まるのであれば、ADラインを超えていくことが求められる。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続いている。もち合いを下放れた形で節目のADラインを割り込んでしまっている。したがって、このADラインが今後、上値抵抗線になっていく。そして、B点が位置する時間帯を通過した後も下落が続いているからである。
(第2シナリオ)
下げ止まる可能性も残っている。AEラインを割り込むと「時間の逆行」が生じることから、下値は限定的と考えられる。また、C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性があるからだ。
<一目均衡表>
雲のねじれの位置より大きく下落している。そして、雲の下方であることから、軟調な展開が続くことが考えられる。
「安値を更新」
先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯を通過することで新しい動きが出るのか否かがポイントになったからだ。
実際には、A点以降、軟調な展開が鮮明となり安値を更新してきた。
次の注目日は11月27日前後である。
A点水準:約25,000円
今週のポイントは軟調な展開は続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
BCラインに注目したい。
右肩上がりのBCラインが下値支持線として存在している。したがって、BCラインが下値支持線となり下げ止まることが出来るのか否かがポイントになってくるからだ。
下げ止まるのであれば、ACライン水準を窺う動きになっていこう。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続いている。A点が位置する時間帯より下落が加速している。また、上値抵抗線ACラインが存在しているからである。
(第2シナリオ)
下げ止まる可能性も残っている。下値支持線BCラインが存在している。また、B点が位置する時間帯を通過以降、下げ止まりから横這いとなっているからである。
<一目均衡表>
雲から下放れていることから、軟調な展開が続くことが考えられる。
「上値が重たく」
先週のレポートでは、ACラインに注目した。堅調な展開が続くのであれば、上値抵抗線であるACラインを超えていくことが期待されたからだ。
しかし、実際には、ACラインを超えることは出来ずに、上値が重たくなってきている。
次の注目日は11月25日前後である。
A点水準:約70円
B点水準:約25円
C点水準:約55円
今週のポイントはこのまま上値の重たい展開が続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
BCラインに注目したい。
右肩上がりのBCラインが下値支持線となり下げ止まることが出来るのか否かがポイントになるからだ。この場合、上値抵抗線ACラインを超えていくことも求められる。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開となっている。B点が位置する時間帯より下落が鮮明になっていることに加え、上値抵抗線ACラインが効いているからである。
(第2シナリオ)
下げ止まる可能性も残っている。下値支持線BCラインが控えている。また、そのBCラインの手前で同事線が出現しているからである。
<一目均衡表>
雲のねじれの位置に書けて下落し、雲の下方となってしまった。したがって、早急に雲の上方に戻すことが出来るのか否かがポイントになる。