「下値を試すのか」
先週のレポートでは、ACラインに注目した。右肩上がりのACラインが下値支持線となり、ACラインを割り込むことなく推移することが出来れば、堅調な展開に移行する可能性があったからだ。
しかし、実際にはACラインを割り込み、ADラインに接近している。
次の注目日は8月14日前後である。
A点水準:約63万円
C点水準:約100万円
今週のポイントは下値を試す動きになるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。
過去の値動きを見てもわかるように、ADライン水準はビットコインの下値の節目になっている。したがって、ADラインで下げ止まることが出来るのか否かがポイントになる。ADラインを割り込むと弱気が広がることになり、軟調な展開が加速する可能性がある。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続いている。下値支持線と期待されたACラインを割り込んでしまった。また、B点が位置する時間帯を通過した後も下落が続いている。そして、上値抵抗線CDラインが控えているからである。
(第2シナリオ)
下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性も残っている。下値支持線ADラインが控えている。C点が位置する時間帯を迎えることで流れが変わる可能性があるからだ。
<一目均衡表>
正念場である。つまり、雲の下限が下値支持線となるのか否かがポイントになるからだ。雲を割り込んでしまうと、その後は雲の位置が上値抵抗線となることから、上値の重たい展開が続くことになる。
「安値を更新」
先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。
実際には、B点を通過した後も上値の重たい展開が続き、BCラインを割り込んだ後は下落が加速し安値を更新してきた。
次の注目日は8月14日前後である。
A点水準:約72,500円
B点水準:約45,000円
C点水準:約25,000円
D点水準:約55,000円
今週のポイントは軟調な展開は続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
CEラインに注目したい。
下げ止まりから落ち着いた動きになるには、上値抵抗線として存在しているCEラインを超えていくことが求められるからだ。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続いている。下値支持線として期待されたBCラインを割り込んでしまった。C点が位置する時間帯を通過した直後より下落に加速が付いている。そして、上値抵抗線CEラインが存在しているからである。
(第2シナリオ)
下げ止まりから落ち着いた動きに移行する可能性も残っている。ペンタゴンの中心点であるA点の上方を通過したことで、下値支持線BEラインを割り込んでいく可能性が低くなっている。つまり、下値は限定的と考えることが出来るからだ。
<一目均衡表>
弱気が続いている。雲の下限に沿って推移していたのだが、その雲から下放れてきているからだ。
「下放れる」
先週のレポートでは、B点に注目した。ペンタゴンのど真ん中の時間帯であったB点を通過することで、新しい動きが出ることが期待されたからだ。
実際には、B点を通過した後ももち合いが続いたのだが、C点が位置する時間帯が接近するに合わせて下放れてきた。
次の注目日は8月13日前後である。
A点水準:約70円
B点水準:約45円
C点水準:約25円
D点水準:約55円
今週のポイントは安値更新は続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。
C点が位置する時間帯に到達した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、下げ止まることが出来るのか否かがポイントになるからだ。下げ止まることが出来なければ、安値更新が続くことになる。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続いている。B点が位置するペンタゴンのど真ん中を通過した後に、もち合いを下放れている。上値抵抗線ADEラインが控えているからである。
(第2シナリオ)
下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性も残っている。C点が位置する時間帯が変化日になる可能性がある。CDラインが下値支持線になることも考えられるからだ。
<一目均衡表>
現在値が雲から下放れている。そして、遅行スパンも26日前のローソク足より下放れている。