「上昇が止まる」
先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯を通過することで、A点の時間的位置が変化日となり流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。
実際には、A点が位置する時間帯に戻り高値を示現。まさしくA点が位置する時間帯が変化日となり、上値の重たい展開となっている。
A点水準:約63万円
C点水準:約100万円
今週のポイントは再び上値の重たい展開になるのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。
下値支持線として位置しているACラインを割り込むことなく推移することが出来れば、底堅い展開が続くことになる。逆に言えば、ACラインを割り込むと、再び上値の重たい展開となり、下値を試すことになろう。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開になる可能性はある。右肩上がりのABラインを割り込んできた。また、A点が位置する時間帯以降、上値を抑えられている。そして、p点水準やC点水準といった節目の水準より下落しているからだ。
(第2シナリオ)
底堅い動きが維持される可能性もある。下値支持線ACラインが存在している。また、B点が位置する時間帯を通過することで流れが下げ止まる可能性があるからだ。
<一目均衡表>
現在値が雲の上方に位置していることは評価できる。つまり、雲の上限が下値支持線になるのか否かがポイントになるからだ。ただ、現在の雲は下落トレンドの強い雲だけに上値は限定的か。
「下値を試すのか」
先週のレポートでは、B点に注目した。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるB点を通過することで、流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。
実際には、B点を通過した後は横這いから下落に移行している。
A点水準:約72,500円
B点水準:約45,000円
C点水準:約25,000円
D点水準:約55,000円
今週のポイントは下値を試す動きになるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。
C点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出るのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯以降も値を下げてきている。C点が位置する時間帯にも陰線が出現している。そして、上値抵抗線ADラインが存在しているからである。
(第2シナリオ)
底堅い動きになっていく可能性も残っている。下値支持線CDラインが存在している。また、中心点B点の上方を通過していることから、下値は限定的と判断されるからだ。
<一目均衡表>
雲の下限が上値抵抗線になっているのがわかる。しかも、直近はこの雲から下放れ始めたのが気にかかる。
「流れが変わるのか」
リップルの値動きは、p点やq点を見てもわかるように、ペンタゴンの各交点の位置で流れが変わっているのがわかる。
直近ではA点が位置する時間帯以降、横這いが続いている。
次の注目日は8月8日前後である。
A点水準:約55円
B点水準:約25円
C点水準:約70円
D点水準:約45円
今週のポイントは新しい流れが出てくるのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。
D点が位置する時間帯を通過した。したがって、D点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出るのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。A点およびB点以降も上昇することなく、上値の重たい展開が続いている。上値抵抗線CFラインが控えているからである。
(第2シナリオ)
堅調な展開に移行する可能性も残っている。下値支持線EFラインが控えている。また、中心点D点の上方を通過したことで、下値は限定的と考えることが出来るからだ。
<一目均衡表>
雲の下限を推移している。したがって、上値の重たい展開が続いていると考えることが出来る。また、赤線の遅行スパンも26日前のローソク足を割り込んできている。