「安値を試す」
先週のレポートでは、BDラインに注目した。下げ止まりから落ち着いた動きになるのであれば、上値抵抗線であるBDラインを超えていくことが求められたからだ。
実際には、BDラインを超える場面はあったものの、結局は上値抵抗線としてBDラインは効いている。
次の注目日は4月13日前後である。
A点水準:約63万円
B点水準:約100万円
C点水準:約125万円
今週のポイントは安値を試す動きが続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。
安値水準としてp点がある。これはADライン水準でもある。したがって、このADラインを維持できるのか否かは重要になってくる。終値としてADラインを割り込んでくると、真下に新しいペンタゴンが描き足され、弱音が広がる可能性があるからだ。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続く可能性はある。右肩下がりのBDラインに沿って推移をしている。また、BDラインを超えたとしてもすぐ真上には上値抵抗線CDラインが控えている。
(第2シナリオ)
下げ止まりから反発に転じる可能性も出てきた。下値支持線ADラインが存在している。しかもADラインのすぐ上で同事線が出現している。そして、C点が位置する時間帯を通過したことで流れが変わる可能性があるからだ。
<一目均衡表>
雲の薄い部分を通過している。このような時間帯は乱高下が生じやすいのだが、雲を超えていくチャンスにもなりやすい。
「下げ止まらない」
先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯を通過することで流れが変わり、下げ止まる可能性があったからだ。
実際には、そのB点が位置する時間帯で大きく値を下げ、軟調なトレンドが続いている。
次の注目日は4月11日前後である。
A点水準:約25,000円
B点水準:約55,000円
D点水準:約75,000円
今週のポイントはどこまで下落が続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。
C点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わることが出来るのか否か、つまり下げ止まることが出来るのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続く可能性はある。B点が位置する時間帯を通過以降も下落が続いている。右肩上がりのABDラインから下放れてしまっているからである。
(第2シナリオ)
下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性も残っている。上値抵抗線として存在していたBCラインを超えてきている。また、下値支持線CEラインが存在しているからである。
<一目均衡表>
一目均衡表を見る限り、上値の重たい展開が続くことが考えられる。雲から下放れ、また,主要なラインがすべて右肩下がりになっているからである。