「流れが変わるのか」
先週のレポートでは、C点に注目した。ペンタゴンのど真ん中の時間帯は各変化日よりも重要な位置で、流れが変わる可能性があったからだ。
実際には、C点の通過前後より、やや上値が重たくなり、下落する場面もあった。
次の注目日は10月22日前後である。
A点水準:約57万円
C点水準:約65万
D点水準:約68万円
今週のポイントは流れが変わるのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
CDラインに注目したい。
堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのCDラインに沿って推移していくことが期待できるからだ。逆に言えば、CDラインから下放れてしまうと、流れが変わり、上値の重たい展開になることになる。
(現在のシナリオ)
堅調な展開が続く可能性はある。取引時間中には上値抵抗線CDラインを超える場面もある。また、p点水準を見てもわかるようにAEラインは下値の節目になっている。そのAEラインに下落した後に値を戻してきている。結果的には下ヒゲの長いローソク足が出現しているからである。
(第2シナリオ)
上値の重たい展開になる可能性も出てきている。C点が位置する時間帯にかけて上ヒゲの長いローソク足が出現しやや横這いとなっている。しかも、CEラインに絡みながら推移しているとも見ることができるからだ。
<一目均衡表>
雲に注目したい。これからは薄い雲の上方を推移する。雲が薄いというのは乱高下しやすいので注意が必要である。
「中段でのもち合いか」
先週のレポートでは、ADラインに注目した。上値抵抗線として存在していたADラインを超えることが出来たのであれば、堅調な展開を維持し、高値更新の可能性も出てくるからだ。
実際には、そのADラインに上値を抑えられ、中段でのもち合いとなっている。
次の注目日は10月21日前後である。
A点水準:約44,000円
B点水準:約32,000円
D点水準:約36,500円
今週のポイントはこのままもち合いになっていくのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。
引き続きADラインに注目したい。右肩下がりで上値抵抗線として存在しているADラインを超えることが出来るのか否かがポイントになるからだ。超えられないと、上値の重たい展開が鮮明になってくる。
(現在のシナリオ)
底堅い動きが続く可能性はある。下値支持線BDラインが控えている。しかも、直近ではそのBDラインまで下落した後に値を戻してきている。また、C点が位置する時間帯が週末に到来するからである。
(第2シナリオ)
上値が重たくなる可能性も出てきた。上値抵抗線ADラインが効いている。しかも、そのADラインの真下で上ヒゲの長いローソク足も出現している。そして、B点が位置する時間帯より値を下げてきているからだ。
<一目均衡表>
雲の上限に注目したい。雲の上限が下値支持線になるのか否かがポイントになるからだ。下値支持線になるのであれば堅調な展開を維持出来るのだが、割り込んでくると雲の下限を維持できるのか否が次に重要になってくる。