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楢橋里彩レポート「香港彩り情報」 ~初心者でも楽しめる!マカオ最新情報(後編)~
公開日:2018年04月26日

みなさん、こんにちは。楢橋里彩です。
前回に引き続きマカオ特集をお届けします!成田から片道4~5時間のフライトで行けるマカオ。香港からはジェットフェリーで1時間の場所にあります。カジノ色が濃いマカオではありますが、歴史的建造物の観光スポットも多くあります。近年では非ゲーミングエリアにも力をいれています。

後編は「マカオの観光スポット」を中心にご紹介。世界遺産が30か所あるマカオは歩いているだけで絵になる場所がいたるところに点在。しかもフォトジェニックな場所ばかり!マカオ名物「エッグタルト」や「ポルトガル料理」などを楽しみながら、西洋と東洋が混在するエキゾチックな街並み歩いてみるのはいかがですか?

※1香港ドル=14円計算
※1パタカ=13円計算


初心者でも楽しめる!マカオ最新情報(前編)はこちら

東西文化が織りなす美しい建物!「30カ所あるユネスコ世界遺産」

およそ400年にわたって東西貿易の拠点として栄えてきたマカオ。1557年からポルトガルの植民地となり、東西の文化が織りなす文化が生まれました。ポルトガルの食・生活文化に大きく影響を受けているため、マカオの街並みはいたるところに美しいコロニアル様式の建築物を見ることができます。

2005年に世界文化遺産に登録された「マカオ歴史市街地区」は、8つの広場と22か所の歴史的建造物の合計30か所からなっており、街全体が歴史博物館のよう。マカオ自体大きくないので、1日かければ全て回れます。街を少し歩くとそこにはヨーロッパを感じさせる風景があり、さらに歩くと今度は中国語が書かれた中華料理の老舗にぶつかったり・・・。

西洋と東洋が混在するレトロでノスタルジックな風景は、歩いているだけでもワクワク!それがマカオなのです。今回は30か所すべては回れませんでしたが、その中でも特におススメの場所をご紹介しましょう。

パステルカラーのコントラストが美しい!「セナド広場」

30か所ある世界文化遺産のなかで多くの観光客が訪れる人気の観光スポット「セナド広場」。広場には1929年に建てられた郵便局や真っ白な建物が青空とのコントラストに映える「仁慈堂大楼」「民政総署」など歴史を感じさせる美しい建物がずらり。広場中央にはポルトガルの大航海時代を象徴する地球儀をモチーフにした噴水もあり、市民の憩いの場になっています。パステルカラーの多いマカオはまさにフォトジェニックな世界。

住所 Senado, Square, Macau
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代表的な世界遺産「聖ポール天主堂跡」

「マカオといえばここ!」とイメージする人も多いのではないでしょうか。セナド広場から徒歩10分の場所に位置するマカオの代表的な世界文化遺産「聖ポール天主堂跡」。多くの観光客が訪れる世界文化遺産スポットです。高さ25.5m、横23mのバロック様式の建物。どことなくアジアの雰囲気を漂わせています。

1582年に建設され、1601年の火災で焼失した後の1620年頃から再建されることになったのですが、日本では徳川家康が禁教令を公布した時代(1613年)と重なっていた事から、日本を追われたキリスト教徒がマカオへと難を逃れ、画工や彫刻工として現地の職人達と共にファサードの再建の一端を担ったとされています。そして、1835年の台風時の火災により再び焼失し、ファサードと68段の階段のみ残った現在の姿になりました。

「聖ポール天主堂跡」はマカオ、ポルトガルだけでなく当時の日本の芸術文化にも触れることができる貴重な建築物なのです。ちなみに年末には壁面に映像を投影する「プロジェクションマッピングショー」が行われるなど、歴史的建造物が地元のイベントで使われるのは、まさにマカオならでは!

名前 Ruins of St. Paul's - 大三巴牌坊
住所 Rua de S.Paulo, Macau
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備考 澳門文化遺産

世界遺産でなくとも一見の価値あり!「澳門博物館(Macau Museum)」

マカオ博物館はマカオが中国に返還される前の1998年に設立、今年20周年を迎えました。建物は17世紀にたてられた「モンテの砦」のなかにあります(※モンテの砦に関しては次に紹介します)。館内は3フロアで分野、時代別に構成されています。

展示されているのはマカオとポルトガルのそれぞれの歴史から文明の商業活動を中心に、宗教、文化など、東西の異なる文化がマカオでどのように混じり合い、どのようにマカオで独自の文化が発展していったのかがわかる内容。それぞれの時代のはやりの服や当時の食生活なども展示されており、興味深い展示品ばかり。

私が取材したのは火曜日で、ちょうど無料で入館できました(※毎週火曜日と毎月15日が無料)。世界文化遺産や観光スポットに行く前に、まずはここを訪れ、マカオの歴史を知ることからスタートするといいかもしれませんね。

ちなみに博物館では4月18日から7月31日まで「Treasure from the Deep Sea - Exhibition of Underwater Archaeological Relics of the Nanhai No. 1」が開催中。これは広東省沖に沈んだ南海1号に積まれていた数々の財宝の展示会です。期間限定公開ですので、貴重なこの機会にぜひ。

名前 Macau Museum - 澳門博物館
住所 No. 112 Praceta do Museu de Macau
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開館時間 10:00~18:00(チケット販売は17:30まで)
※祝日を除く月曜休館
入場料 大人:15パタカ(約230円)
学生:8パタカ(約85円)
※マカオID所持者、12歳以下の子供と65歳以上の方、学校関係者と非営利団体(訪問の7営業日前までに申請が必要)は入場無料
※火曜日と毎月15日は一般も入場無料。
電話番号 +853-2835-7911
備考 澳門博物館

マカオの眺望抜群!「大砲台(モンテの砦)」

かつてポルトガル軍が砦として使っていた「モンテの砦」は、1617年から1626年にかけて造られました。上記でご紹介したマカオ博物館の出口より直結しています(博物館脇にあるエスカレーターから直接上がれます)。

天気が良いと丘の上から見渡すマカオの眺望は抜群!ここは18世紀ころまでは総督官邸として使われており、さらに1960年代までは軍事施設として使われていたため一般公開されたのはその後から。マカオ博物館とともに時代の流れを感じる世界文化遺産スポットです。

名前 Fortaleza do Monte - 大砲台(モンテの砦)
場所 Macau R. do Monte, Macau
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開放時間 9:00~19:00
入場料 無料
備考 澳門世界遺産

中庭でまったり一休み「ロバート・ホー・トン図書館」

ロバート・ホー・トン図書館は、香港の大富豪ロバート・ホー・トン氏が別荘として1918年に購入して使っていた建築物。1955年の死去後はトン氏の貴重な書物と共にマカオ政府に寄贈され、1958年に公共の図書館として開館しました。一見図書館に見えないオシャレな南欧風なカフェの雰囲気。中庭にはテーブルと椅子があり、Wi-Fiもフリー。まったりと寛げるまさに隠れ家的なスペースです。(※カフェはありません)

名前 Biblioteca Sir Robert Ho Tung - 何東圖書館大樓
場所 3 Largo de Santo Agostinho, Macau
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開館時間 月曜日:14:00~20:00
火~日:08:00~20:00
※旧正月大晦日は午後2時以降と、祝日は休館
入場料 無料
問合せ番号 +853-2837-7117
備考 公式サイト

スペインの修道会によって創設「聖オーガスティン教会」

バロック建築の同教会はスペインの聖オーガスティン修道会によって1591年に創設。現在の建物は1874年に再建されたものによります。昔、修復作業をしている際、ヤシの葉や藁などを使って屋根の補強をしていました。この様が『龍の髭』のように見えたことから、地元の中国の人たちはこれをLong Song Miu (竜の髭寺院)と呼んでいました。現在は、一時的に入場できませんので、ご注意ください。

名前 Igreja de Santo Agostinho - 聖奧斯定教堂
場所 No.2 Santo Agostinho Square, Macau
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開放時間 10:00~18:00
※現在、一時的に入場できません。詳しくはマカオ観光局サイトを御覧ください。
備考 マカオ観光局

聖フランシスコ・ザビエルの骨が納められている聖ヨセフ神学院と聖堂

聖ヨセフ神学院(修道院)は1728年にイエズス会によって設立されました。神学院に連結した聖堂は1758年に作られました。聖堂は聖母教会と同じように中国では稀なバロック様式。聖堂の平面はギリシャ十字形で4つのヴォールトに支えられたドームは直径が12.5メートルで高さは19メートル。また聖堂内には聖フランシスコ・ザビエルの前腕骨が収められています。

名前 St. Joseph's Seminary and Church - 聖若瑟修院大樓及聖堂
場所 Rua do Seminário, Macau
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開放時間 ■聖堂
09:00~18:00

■修道院
10:00~17:00
※修道院は一般非公開
備考 澳門世界遺産

アジア初の西洋式劇場「ドン・ペドロ5世劇場」

1860年にマカオ在住のポルトガル系住民によって建設されたアジア初の西洋式劇場。名前は当時のポルトガル国王ドン・ペドロ5世に由来します。当時、芝居やコンサートは社交の場として欠かせないものでした。

場内は前面にロビーがあり、円状に広がる観客席は、2階のバルコニー式客席も含めて276席と多く、とても豪華な造りになっています。1993年と2001年に改築され今の形になっており、時代を経た現在もオーケストラのコンサートや公共イベントなどで使われており贅沢な空間を楽しむことができます。

名前 Dom Pedro V Theatre - 崗頂劇院
場所 2 Largo de Santo Agostinho, Macau
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開放時間 10:00~18:00
※火曜休み
備考 参考サイト

気分がアガル!「アズレージョ」の道案内

マカオでは通りの名前を示す看板がこうしたアズレージョ(青タイル)になっています。(写真)「アズレージョ」というのはポルトガルで作られたタイルのこと。花柄や絵が青色で描かれており、表記の上は中国語語、下はポルトガル語になっています。シンプルながらも独特のつくり。マカオに行ったら道案内はぜひチェックを。

マカオエッグタルト発祥の名店「Lord Stow's BAKERY(ロード・ストーズベーカリー)」

焼きたての甘い香りがたまらない、トロトロのエッグタルト。「Lord Stow's BAKERY」は日本にも店舗がありますが、やっぱりマカオに来たら一度は訪れたい。パリパリのパイ生地にしっとりクリーム。甘味が抑えられているのでとても食べやすいです(1個10パタカ:約130円)。

マカオや香港などで代表的なスイーツの「エッグタルト」ですが、実はポルトガルで生まれたもの。エッグタルトは1980年代にイギリス人、アンドリュー・W・ストウ氏がイギリスのタルトの要素を加えて新たに作ったものを、マカオで売り出したのが始まりです。

訪れたのはマカオ中心街にある「ザ・ヴェネチアン・マカオ」内の店舗と、コロアン島にあるカフェが併設されている店舗と2店舗です。ともに、その場でアツアツのエッグタルトをゆっくりと食べるスペースが充実しているのも嬉しい。

名前 Lord Stow's Bakery & Cafe - 安徳魯餅店及珈琲店
※ザ・ヴェネチアン・マカオ内
場所 Unit 2119a, Level 3, Shoppes Grand Canal, Venetian Macao
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営業時間 日~木:10:00~23:00
金・土:10:00~24:00
※無休
電話番号 +853-2886-6889
備考 公式サイト
THE VENETIAN MACAU
名前 安徳魯花園珈琲店 - Lord Stow's Garden Cafe
※コロアン島
場所 G/F C Houston Court 21 Largo do Matadouro, Coloane Village, Macau
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営業時間 月曜日:09:00~17:00(L.O.16:00)
火~日:09:00~22:00(L.O.21:00)
電話番号 +853-2888-1851
備考 公式サイト

伝統的なポルトガル料理を楽しめる名店「Restaurante ESCADA」

最初にご紹介した世界文化遺産のひとつ「セナド広場」から徒歩10分圏内にある名店「Restaurante ESCADA」。伝統的なポルトガル料理をお手ごろな値段で、しかも本格的な味を提供。中に入ると1階と2階があります。私はちょうど正午前後に入りましたが、すでに満席状態でした。メニューは日本語もあるうえ、写真もこのように大きくとても分かりやすい!初の観光旅行でも安心して行くことができるレストランです。オーダーしたのは特にお店の人気メニューという4品。

「ポテト入りチョリソーのスープ(萄國薯茸青菜湯)」
50パタカ(約650円)

「あさりのレモンとガーリックソース(檸檬炒蜆)」
148パタカ(約1,930円)

ピリッとスパイスがきいた「イワシのスパイシーソース(香辣沙甸魚)」
98パタカ(約1,280円)

そしてポルトガル料理といえばこれ!肉と出汁で炊いたご飯にポルトガルソーセージが入った香ばしいご飯「ダックライス(葡式焗鴨飯)」178パタカ(約2,320円)。

旨味とコクがしっかりあり、どれもおいしくいただきました。大人気店なのでランチ、ディナーともに予約は必須です。

名前 Restaurante ESCADA
場所 G/F, 8 R. da Se, Avenida de Almeida Ribeiro
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営業時間 ランチ:12:00~15:00
ディナー:19:00~22:00
電話番号 +853-2896-6900
支払い方法 VISA / MasterCard / JCB / 現金
言語 英語・広東語・中国語
備考 食べログ マカオ
OpenRice

今回の世界文化遺産スポット巡りは香港に移住した当初に行ったきりで、久々に訪れました。カジノ色が濃いと思われがちなマカオですが、エリアが変わると印象がまったく変わり古く長い歴史が刻まれているノスタルジックな場所なんだと改めて実感しました。

ちなみに今回の移動はタクシーが多かったのですが、初乗りは19パタカ(約250円)と利用しやすい料金。車内は清潔でクーラーがかかりすぎていることもなく、割と快適に過ごすことができましたのでお勧めです。言葉に自信がなければ漢字でかいたものをドライバーに見せるといいかもしれません。

次回は深圳IT産業特集です。目まぐるしい成長を遂げている深圳の今の様子を取材してきました。どうぞお楽しみに。

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