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2018年、新年祈願&開運占いをしてみよう
公開日:2017年11月09日

みなさん、こんにちは。楢橋里彩です。
今年も残すところ1ヶ月半。 年末年始を香港で過ごそうと思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで今回は「2018年、新年祈願& 開運占いをしてみよう」と題して、 新年にふさわしく、香港で人気観光スポットでもある「黄大仙(ウォンタイシン)」を大特集!参拝の仕方から寺院内でできる占いについてご紹介します。新しい年を香港で迎えるなら特におススメの場所です。

年間300万人以上が訪れる、道教寺院「黄大仙(ウォンタイシン)」

香港の人はとにかく占いや風水が大好きです。不動産購入の際、ビル建築の際、引っ越し、また婚姻届の提出や出産日まであらゆることで縁起をかつぐことが多く、占いや風水は日常生活にとても密着しています。

地元の人々が事あるごとによく訪れるのは、香港最大の道教寺院「黄大仙(ウォンタイシン)」。観光スポット、パワースポットとしても観光客に人気のある場所です。このエリアは1920年代までは農地でした。かつては車道も限られた地域にしかありませんでしたが、この時期に農園や別荘などの郊外開発が進められました。そしてこの場所に同寺院が1921年に移転してきました。

その後戦争により、このエリアの立ち退きや建築物の破壊などあったものの、「黄大仙」は破壊から免れ、そのままの状態で今に至っている、まさに奇跡の道教寺院なのです。

場所は、MTR観塘線にある黄大仙(Wong Tai Sin)を下車、B2出口から目の前の場所に位置します。

寺院の門に入る手前には、このようにお守りや線香、グッズなどの売店がずらりと並んでいます。

「黄大仙」は年間300万人以上が訪れる場所。地元の人はもちろんのこと、域外からの参拝客も絶えません。何かの節目や新しい年を迎えるときは特に混雑します。日本では1月1日から寺や神社に参拝に行く人が多いですが、香港は旧正月です。旧暦の大みそかの晩からお寺の門前に並んで、年が明けるのと同時に参拝する人が多いです。

「黄大仙」は、道教独特の黄金色に赤の基調カラー。見ているだけでも中国の雰囲気を存分に感じられる堂々としたいで立ちです。敷地面積は18000平方メートル。敷地内には、本堂の「大雄宝殿」をはじめ、「三聖堂」「従心苑」「麟閣」「九龍壁」など、日本では見ることができない原色を使った鮮やかな建物が並びます。じっくりと寺院内を歩くだけでも、心が洗われるようです。

線香の購入方法ですが、寺院の外でも呼び込みをしている店員さんがいますが、購入しなくても中で無料で入手することが可能です。線香が置かれている場所は、寺院の門を入って左向かいにあります。

途中に、賽銭箱(香港では寺院内のいたるところに賽銭箱が置かれています)や十二支の石像がずらりと並んでいる場所があり、その先にあります。

ボックスには「只點清香9枝(一人9本取ってください)」と書かれているのですぐにわかると思います。線香は、日本ではほとんど見る事のない、長いお線香です。

「黄大仙」でお線香を備えるときには3か所に3本ずつです。この3本には「天・地・人」の3つが一つになるという意味合いが含まれており、これを寺院内の3か所:線香の配布場所の近く、「福徳祠」、最後に本堂の「大雄宝殿」の3か所です。

それぞれの場所で三礼をしながら、3本ずつ、計9本のお線香を立てていきます。その際、線香を左手で持って火を付ける。右手は「殺生する手」といわれるので使いません。また、お線香を立てるときは、香炉に左手で三本ずつ。終わったら再び三礼。これを各香炉で行っていきます。寺院内の線香は無料配布のため、時間によっては切れてしまっていることもありますのでご注意を。なければ寺院内で購入できます。

香港式のおみくじ占い「竹籖」に挑戦!

しっかりと祈願が終わったところで、いよいよ香港式おみくじ占いをしましょう!参拝するだけでなく、占い師による本格的な占い鑑定がある場所としても知られている「黄大仙」。占い師はおよそ100名が常時おり、日々訪れる人々の相談に耳を傾けます。日本からの観光客も多く、特に1月、2月は「新春占いの旅ツアー」などで来られる方も多くみられます。日本とは異なる占いを体験してみるのも香港の旅として面白いかもしれませんね。

黄大仙のおみくじ占いの仕方はとっても簡単。本殿のすぐ隣には、おみくじを引くためのエリアが広々と設置。その近くにはおみくじで使う、『竹棒』の入った筒、ペン、紙が置かれています。ペンと紙はおみくじの番号を控えるためのものです。

筒には、1~100の番号が書かれている竹の棒がびっしり。これをもって、おみくじの番号を出すためにシャカシャカと竹筒を振っている場所に私も参加。膝がいたくならないように、クッションが置かれています。

占いたい内容をしっかりと念じながら筒を振っていきますが、少しだけ振っただけですとなかなか出てきません。それを見かねて、隣にいた地元の方が「もう少し大きく振らないと出てこない」と、振り方を教えてくれました。思った以上にしっかり力をいれて振ってみると、ポロッと1本出てきます。

でも、まだその番号を見るのは早い!そのまま1本だけが落ちますので、落ちるまでは振り続けます。出てきた数字を覚えておくか、さきほどの紙に控えておくなどしておきます。

棒が同時に2本出てきたら両方の番号を、3本でてきたらやり直し。竹の棒1本に対し、鑑定してもらえるのは一つだけです。他にも聞きたいことがあれば筒をその都度振ってでてくる竹の数字を覚えておきましょう。

もう一つ、私が手にしている半円形の二つの木片を使った「聖杯」という占いもあります。丸い部分(表)は陽、平らな部分(裏)は陰を意味して、木片を重ね、占いたいことを念じながらポンと放り投げます。

表と裏の両方が出たら、陽と陰のバランスが良いということで「吉」、両方とも表か裏だったら「凶」。勝杯を三回繰り返して、一度だけ「吉」または「吉」がまったく出ないようなら、願い事はやめたほうが無難の意味があります。

おみくじ占いの結果を聞きに、いざ占いの館へ。本堂に向かって左側に、2階建ての建物があり、そのなかに所狭しと占い師のブースが設置されています。初めて行かれたら面食らってしまうほどの密集状態です。

ここでは手相、人相、結婚、恋愛、風水、姓名判断などごく一般的な占い鑑定と変わりません。基本は広東語と標準中国語ですが、中には英語、日本語ができる方もいて「日本語可能」という看板を出しているのですぐにわかります。今回は観光客の方も安心して鑑定してもらえる日本語ができる占い師をご紹介します。(本文中の香港ドルは1香港ドル14円50銭で計算)

日本語ができる安心の占い師たち

面相、手相、四柱推命・・・これだけ多くの占い師がいると誰にしたらいいのかわからなくなりますが、ここは敢えて"直感"で決めましょう。日本語が可能な占い師は多くはないので、特に年明けに新年の占いをしてもらおうと多くの観光客が来ると、ブースによっては1時間待ち以上になる場合もあります。地元の人でも多くなる旧正月前後くらいまでは混み合うことがありますので、時間に余裕をもって行動することをおススメします。

今回私がお話を伺ったのは4人の占い師。皆さん日本語がとても上手で、日本人とのやりとりも慣れていらっしゃいました。

氏名 太保(Jenny Wong)
占い内容
鑑定料
おみくじ占い:50香港ドル(約730円)
手相:500香港ドル(約7,300円)
人相:500香港ドル(約7,300円)
相性占い:800香港ドル(約11,600円)
可能な言語 英語・日本語・標準中国語・広東語
営業時間 8:30~17:00(不定休)
電話番号 +852-6254-2852
備考 得意なものは手相。黄大仙では5年近く鑑定されているとのこと。

氏名 黄(Ko)
占い内容
鑑定料
おみくじ占い:40香港ドル(約580円)
手相:300香港ドル(約4,350円)
人相:500香港ドル(約7,300円)
相性占い:800香港ドル(約11,600円)
可能な言語 英語・日本語・標準中国語・広東語
営業時間 10:00~17:00(不定休)
電話番号 +852-9254-2008
備考 得意分野は紫微斗數(※)。黄大仙では10年鑑定しており、日本人のリピーターも多く、芸能人もお忍びで来られるのだとか。土日は混みやすいとのこと。

【紫微斗數】(しびとすう)
紫微斗数は占いの一種。唐末から宋の時代にかけての有名な仙人であった陳希夷が創始したと伝えられている。紫微斗数の名前は、北極星(太一、天皇大帝)である紫微星を主とする星々から運命(=数)を量る枡(=斗)を意味している。

氏名 「命玄坊」徐 道誠(ジョドウセイ)
占い内容
鑑定料
おみくじ占い:40香港ドル(約580円)
手相:500香港ドル(約7,300円)
面相:500香港ドル(約7,300円)
四柱推命:800香港ドル(約11,600円)
可能な言語 日本語・標準中国語・広東語
営業時間 10:30~17:30(不定休)
備考 この道15年の徐さん。黄大仙では10年間、多くの人々の悩み相談を受けてきました。これまでも日本人を対象に「易占い」の指導をするなど幅広く活動をされています。

【四柱推命】(しちゅうすいめい)
中国で陰陽五行説を元にして生まれた人の命運を推察する方法である。四柱推命という呼称は、中国の原書に見ることができない。日本独自のものであるが英語圏で"Four Pillars of Destiny" もしくは"Four Pillars Astrology"と呼ばれているように、既に世界的に使用されている。中国では、「子平」「三命」「命学」「命理」「八字(パーツー)」などといわれている。

<命玄坊 公式サイト>

氏名 「縁機館」鄧 仲言(トウチュウゲン)
占い内容
鑑定料
おみくじ占い:40香港ドル(約580円)
手相:500香港ドル(約7,300円)
人相:500香港ドル(約7,300円)
四柱推命:800香港ドル(約11,600円)
可能な言語 日本語・標準中国語・広東語
電話番号 +852-9779-6962
営業時間 10:30~17:30(不定休)
備考 キャリアは20年。日本の旅行ツアーのお客さんも多くいるとのこと。「ツアーで来られる人は時間がないので、的確に、短時間で占うのが私のやり方」とおっしゃっていました。

取材の流れで、そのまま鄧さんにおみくじ占いをみていただくことになりました。竹の番号を伝えると「いいですね~!」と言われ、おみくじの内容が書かれている中国語の紙を説明してくださいました。他にも健康状態など、心当たりがあることを少しアドバイスをいただくなど、おみくじ占いとしては大満足な内容でした。

ご紹介した方々は皆さん日本語ができますが、他にも多くの占い師がブースを設けていますので、実際に行かれた"感覚"で決めましょう。おみくじ占い以外の鑑定は本格的な占いになるため料金は変わります。日本語ができる占い師は限られている上に、一般占いよりやや値段を高くし設定している占い師もいますので、鑑定前に言語と料金について確認をしましょう。また、寺院の営業時間は午後5時30分までですが、日によって早く閉めてしまう占いブースもありますので、できるだけ早い時間帯に行かれることをおススメします。

取材場所 黄大仙(ウォンタイシン)
開放時間 7:00~17:30
入場料 無料
場所 Won Tai Sin, Lung Cheung Rd., Kowloon
MTR観塘線黄大仙(Wong Tai Sin)駅B2出口徒歩1分
付近の地図はこちら

■取材後記
パワースポットとしても知られる黄大仙。普段から時折訪れる場所ですが、こんなにじっくりと過ごしたのは初めてかもしれません。心が浄化された気持ちになりました。寺院内はいたるところに噴水や池などがあるので、まさに見ているだけで、そこに居るだけで癒される空間です。弾丸旅行で香港に行かれる方も、ぜひ黄大仙で足を止めていただき、少しでもゆっくり流れる時間を楽しんで欲しいですね。

■プロフィール
NHK宇都宮放送局キャスター・ディレクターを経てフリーに。ラジオDJとして活動後2007年に中国に渡りアナウンサーとして大連電視台に勤務。現在はイベントなどのMC、企業トレーナー、執筆活動、番組コーディネーター、通訳と幅広く活躍中。

オフィシャルブログ「彩り亜細亜地図」では、香港のオシャレなお店や、見どころ満載の場所など、香港の耳寄りな情報を紹介。ブログに掲載されている専用フォームより司会や通訳などのお仕事の依頼を行うことができます。

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