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楢橋里彩レポート「世界を席巻ASIAN旋風vol.88」

厳しい局面を乗り越え「ピンチをチャンス」に

楢橋
1994年にEGLツアーズを立ちあげた後、色々と厳しい局面もありましたね。
1995年1月には、阪神淡路大震災、3月には地下鉄サリン事件、そして空前の円高と続きました。こうしたことが立て続けに起こり、当然ながら日本への観光客は激減。業界的にもとても厳しくクローズする会社も少なくありませんでした。

ですがこの時、私は諦めずむしろ「絶好のチャンス」と思っていました。当時は名も知られていない小さな企業だったので、大手航空会社も相手にしてくれませんでしたが、それでも日本ツアーを催行したのです。そうすると空っぽで飛ばすわけにはいかないと、徐々に航空会社からも席をいただけるようになったのです。こうして売り上げを伸ばすことができました。
楢橋
まさに「ピンチはチャンス」ですね。

お蔭様で1997年には日本への送客数が香港の旅行業界で1位となるまでに成長しました。こうした教訓は、2011年3月11日に起こった東日本大震災の時にも活かされましたね。

 

楢橋
なるほど。ですが、東日本大震災の時は放射性物質の問題もあったので、阪神淡路大震災以上に厳しかったのではないでしょうか?
旅行業界では「最低半年は待つように」と言われていました。ですが、私は香港でこのニュースを知り、いてもたってもいられなくなっていました。自分にできることは、すぐに日本ツアーを催行し、復興を支援することでした。ですが現実的には反対する人も多く、いつ再開すべきか悩みましたね。

その間、個人的には何度か日本に行き、義援金(会社からは日本円で1億500万円、個人で1050万円を支援)を福島、宮城、岩手の県庁に直接出向いて届けました。義援金に関しては日本だけでなく、スマトラ沖地震や四川大地震、大規模自然災害が起こった際も同じように対応しました。
楢橋
なぜ、すぐにツアー再開をしようとしたのですか?
「復興支援をしたい」その一心でした、私がここまでこられたのは、まさに「日本」があってこそなのです。日本への恩返しをしたいという思いが強かったのです。最終的には福島周辺以外は大丈夫だと感じ、震災から約1か月後の4月14日に業務を再開しました。
楢橋
一方で、お客様の反応はどうだったのでしょうか?

ツアー再開の最初のフライトは沖縄行きで64名のお客様が参加されました。もちろん料金は安く設定しましたが、思っていた以上に参加者が多かったので驚きました。再開当初は大丈夫かという問い合わせが多かったので、お客様には日本の地理について詳しく説明して、納得していただきました。

そして、ツアー中に震度6以上の地震があった場合は全額払い戻すと約束しました。この時、震災後、世界で初めての「外国からの日本ツアー」ということで、世界各国のメディアから注目されました。2016年4月に起こった熊本地震のときも同じように対応しました。自然災害はいつ起こるかわかりません。どのような状況でも、まずはお客様の立場を第一に考え、安心してツアーに参加していただけるよう努めてまいります。

 

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