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楢橋里彩レポート「世界を席巻ASIAN旋風vol.78」
インタビュー収録日:2016年6月4日

世界に通用する鍵は文化にあり

みなさま、こんにちは。楢橋里彩です。
昨年2月に日本国内で販売され、グッドデザイン賞を受賞した新しいカタチのスマートフォンカバー「Palmo(パルモ)」。受賞するやいなや海外からの引き合いが後を絶たないと、商品開発したECBB株式会社の松浦康裕さんは話します。しかし、松浦さんがパルモを作りあげるまで、長い挑戦の日々は続きました。後半では世界展開するパルモ、新製品のビジネス戦略についてもお話を伺います。

<前編の記事はこちら>

 

日本が世界で戦える強みとは

楢橋
中環(セントラル)にある複合施設PMQをはじめとする、大型ショッピングモールのなかで商品を販売していますよね。

今、香港経済は厳しい状況で、特に小売業は打撃を受けていますが、そのような状況のなかで香港での売り上げを伸ばしている御社の「強み」とは何でしょうか?
松浦
モノを作るためではなく、自分の人生と自身の会社の新しい方向性を見出すために覚悟をもって香港、中国本土に来たので、絶対に結果を出そうという必死に努力してきた、その「信念」「執念」ですね。
楢橋
そういう思いが根底にあるからこそ、前半でもお話されていたように深センで痛い目にあっても諦めなかったということなのですね。
松浦
そうですね。ネットビジネス、投資ビジネスを経て、過去の経験から新たな挑戦だったので、形にするためには時間が必要だと思っていました。

実際にパルモを作ることになり、世間から評価をいただくまでに4年近い歳月がかかりましたので、予想通りでした。

何をしたいのかわからない時期も長く続き、手探りのまま様々なことに挑戦しましたね。深センで日本料理屋を4店舗経営してタイミングを見計らって売却したり。

リスクを限定しながらビジネスを学び、人と会い、中国語を地道に勉強していきました。
楢橋
そうした中、辿りついたことが「モノをつくる」ということだったのですね。
松浦
香港を拠点に日本と中国本土をつないでモノを作ることをしようと思い立ちました。日本だけでなく世界に販売していく。その際に必ずITの力を使うこと。これは新しいモノづくりの形だと思っています。つまりネットの普及、グローバル化によって、個人、中小企業、小資本でモノを作って世界へ挑める時代になったということです。

具体的には中国製造の活用やSNS(ソーシャルメディア)、コマースプラットフォーム、Amazonなど各国の主要ECプラットフォームを使うことによってよりグローバルに事業を展開することで、日本の個人、中小企業でも世界と戦えるようになったわけです。

ネット社会バブル到来前にウェブ事業を展開

楢橋
そもそもネットビジネスとの出会いは、どんなきっかけだったのですか?
松浦
約20年前に英語とデザインを学びにニューヨークへ行ったことが始まりでした。そこでまず、インターネットに出会いました。

当時まだ日本ではネットが全く普及しておらず、むしろネットを使っていると「オタク」扱いされていた時代でした。ですが、同じ時期のニューヨークではすでに真逆のことが起こっていたのです。

この状況を見て、今後日本にもネットの波が押し寄せてくると確信しました。そう思ったら止まらない性格でして・・・。学校に通っていたのですが、辞めました。時間が惜しくてたまらなかったので(笑)。
楢橋
ということは、学校をやめて会社を立ち上げたとか?
松浦
そうです。学校は後からでも行ける、でも今やらなければ間に合わないことが目の前にある、そう思ったのです。その後、日本に帰国して仲間たちと3人でウェブ制作事業を起こしたのが1999年。ちょうど日本にネットバブルの波が押し寄せ始めた時だったのですね。
楢橋里彩
彩り亜細亜地図

オフィシャルブログ
「彩り亜細亜地図」

楢橋
まさにタイムリーだったわけですね!先見の明を持っていたわけですね。
松浦
いやいや、偶然ですよ(笑)。時代の波に後押ししてもらったというのは運が良かったかもしれないですね。
楢橋
その後もバングラデシュでオフショア開発の事業を立ち上げるなど、精力的に海外進出をしていったそうですね。
松浦

そうなんですが、どんどん会社の規模を大きくしていくのと同時に、どこか「好きだから仕事をしている」という根本的なものを忘れてしまった自分がいたんです。そこに気づいていてからは方向転換を図っていきました。つまり規模を大きくしたり、売り上げを重視するのでなく「ワクワクすることを追求」することに徹しようとしたのです。失うことを恐れていたら何もできません。新しい何かを得ようと思ったら必ず何かを捨てなければいけないと思いますね。

楢橋
後悔のない決断だったと思いますか?
松浦

その決断は約10年くらい前にしましたが、今はようやく心の底から、これで良かったと言える自分がいるような気がします。そうでなければ、きっとパルモやモノをつくることにも出会っていなかったでしょうしね(笑)。

 

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