
インタビュー収録日:2014年5月12日

今回は、香港で健康診断やそれに付随する医療サービスなどを行っている、Mediport International Limitedの代表、堀眞さんにズームインします。
香港は漢方やお茶など健康に良いとされるものがたくさんありますが、医療環境はどうなっているのでしょうか。
前半では、メディポートのサービスや香港の医療環境について伺ってまいります。
楢橋
今回は、健康に過ごすには何が必要なのか、専門家からお話がきけると言う事で、楽しみにしてきました。やはり、健康維持というのは、どんな人でも望んでいる事ですよね。宜しくお願いします。
堀
何でも聞いてくださいね。
楢橋
それではまず、現在堀さんが従事されているメディポートの事業についてお聞きします。こちらではどういったサービスを行われているんですか。
堀
主に香港在中の方を中心に健康診断とそれに付随する医療サービスを行っています。分かり易いところで言うと病院の紹介などがそうです。香港にいる日本人向けの「医療の駆け込み寺的」な存在です。
楢橋
駆け込み寺と聞くとなんだか頼りがいがありますね。そもそもこのメディポートは香港在中の日本人のために立ち上げたものだったのですか。
堀
今の会社を立ち上げる前には千葉県にある健康診断受託機関に勤務していまして、その会社の香港事業の責任者として1999年に来港しました。
健康診断でいうと日本の場合は、労働安全性を重視して行っていますので、どちらかというと義務的に受診するという意識が強いんです。
健康診断といったら、通常ですと、受診して、結果をだして、医師のコメントをつけて渡してハイ終わり、という流れですよね。異常あればまた再診してください、といった感じで。
健康診断でいうと日本の場合は、労働安全性を重視して行っていますので、どちらかというと義務的に受診するという意識が強いんです。
健康診断といったら、通常ですと、受診して、結果をだして、医師のコメントをつけて渡してハイ終わり、という流れですよね。異常あればまた再診してください、といった感じで。
堀
受けた後、結果をだすことが目的になっている流れはビジネスとしては問題ないのですが、よりお客様の満足をいただくためのサービス展開をしたいと思っていたのです。
楢橋
ただ結果をだすだけでなく、受診された方に何か貢献することを考えられたんですね。
堀
そうです。小さくてもいいので満足のできる形にしていきたいと考えていました。それらを現実化する為に、1999年に香港で独立して立ち上げた会社がこの「メディポート」です。
楢橋
それで、実際にはどんな事をされているのですか?
堀
はい、先ほども申し上げたように、診断結果を患者さんと一緒に見て、すぐに対処しなければならない事があれば、病院やクリニックを紹介したりします。
また、病ではなく、なりかけというか、その気があれば、それに対する予防法などを紹介したり、健康維持するための情報をコンサルティングします。もちろん、香港は医療も英国流なので、日本の医療になれている邦人にわかるように解説したりもします。
これに加え、医療のニュースや情報の発信なども行っています。
また、病ではなく、なりかけというか、その気があれば、それに対する予防法などを紹介したり、健康維持するための情報をコンサルティングします。もちろん、香港は医療も英国流なので、日本の医療になれている邦人にわかるように解説したりもします。
これに加え、医療のニュースや情報の発信なども行っています。

