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フライングバックジャパン27
公開日:2016年10月6日
米国株が怪しい? 株暴落の前触れか

米国長期金利の急騰、為替の荒い値動きなど、マーケットは再び波乱含みの展開です。11月には大統領選挙を控え、日銀はマイナス金利をどうするかに注目が集まっています。混乱するマーケット。今後の動きをワカバヤシFXアソシエイツの若林栄四氏に伺いました。

――
大統領選挙が間近に迫っています。行方はどうなりますか。
若林
聞くだけ野暮というものでしょう。10月に行われた公開ディベイトで、すでに勝負はついています。トランプ候補は、クリントン候補のワナに、ものの見事に引っかかりました。

トランプ候補は、自分自身が非難されると、それに対して徹底的に反論するのですが、とにかくその言葉に品格がありませんし、感情の抑えが効かなくなる。それが見え見えでした。クリントン候補は、トランプ候補をわざと怒らせて、そういう状態になるのを笑ってみていたのだと思います。

正直、あのディベイトを見て、トランプ候補に票を入れる人間がいるとは、とても思えない。もちろん、白人労働者からの支持はありますが、トランプ候補が大統領になるためには、すべての白人労働者が全員選挙に足を運ぶとか、本当にありえない展開が現実にならない限り、無理でしょう。

大統領選挙は、クリントン候補の勝ちとみています。それに、選挙だから最後までどうなるかわかりませんが、もしトランプ候補が大統領にでもなったら、マーケットは大混乱に陥るでしょう。
若林栄四
――
為替が落ち着かない動きをしています。やはり大統領選挙の影響などもあるのでしょうか。
若林

大統領選挙の影響など、言うなれば後付の理由にすぎません。相場は相場として動くものです。ドル円は昨年6月5日に高値を付けた後、下落が続いて1年3か月が過ぎました。ドルは一度下げに転じると、そのくらいの期間で下げ止まることはない。過去の値動きから考えると、短くても1年7か月くらいは下げ続けます。

つまり、まだドルは底値を見ていないということです。だから、目先でドルが底を打つのは、恐らく今年の12月か、来年の4、5月くらいまでになるでしょう。ただ、懸念されるのは米国株の値動きです。値動きが明らかにおかしい。今の見立てだと、今年12月か年明け位から、米国株は下げに転じます。

――
米国株の値動きのどこがおかしいと思うのですか。
若林

明らかに上がらなくなっています。ダウ平均株価は1万8000ドル前後で推移していますが、この水準は2014年12月のレベルとほぼ同じ。この間、大きく下げて、再び上昇に転じたりしているので、感覚的には底堅いように思えるのですが、実はこの2年近く、米国の株価は高値を更新することなく停滞しているのが現実です。

そのうち、1万8000ドルを維持する力もなくなり、本格的な下げ相場に転じるでしょう。今年の12月にかけて一時的に復調の兆しを見せるとは思いますが、そこから本格的な下げトレンドに入るとみています。昨今の株価の動きを見ていると、株価にとってはどうでも良いようなニュースでさえもが材料視され、売りを招いています。それは、相場に力が無くなってきた何よりの証拠だと思います。下値のめどですが来年の第4四半期にかけて1万2000ドルもありうるでしょう。

来年に関して言えば、それ以上の下げはないと思いますが、問題はその先で、私は2022年に向けて、さらに米国株価は大きく下げるとみています。それは米国経済が本格的なデフレ経済に突入するからです。米国国債の利回りはマイナスに突入し、円高も進むでしょう。

 

NYダウ月足

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