若林栄四 ニューヨークからの便り

若林栄四(わかばやし・えいし)

1966年東京銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍する傍ら、日本では株式会社ワカヤバシ エフエックス アソシエイツ(本邦法人)の代表取締役を務める。

【著書】
・黄金の相場予想
・世界一やさしい図解FXの教科書
・異次元経済 金利0の世界
・富の不均衡バブル
・etc

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実の無い米中貿易交渉

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米中の貿易戦争の関税協議の部分合意がありうるという報道あるいは宣伝でにわかに市場に楽観的な空気が出たが、どうせ合意と言っても大した合意はできないだろう。

何せ習近平は、経済政策の失敗で、党内掌握が揺らぎ始めていると聞く。又トランプは来年の再選を目指すものの、国民の支持率は42%前後、不支持率55%と相当な苦戦である。

おまけに弾劾審議がいよいよ始まり、弾劾決議は必至である。もちろん弾劾決議とは別物の罷免に届く可能性は低いものの、この審議の過程で誰が見ても大統領の不品行は否定できない。少なくとも国民の支持率が上がるということは非常に考えにくい。

そうした米中の政治情勢の中での米中協議は極めて政治的な動きであり、本質的な議論は横に置いて、米中両国の国内政治状況をにらんだ協議となるだろう。

動機が不純であるだけに、大したインパクトのある合意に達することは難しいだろう。

本格的な合意に達するには、あまりにも政治状況が脆弱である。

指導力に揺るぎのない指導者がいるなら、本格的な譲歩に伴う解決もありうるが、片や共産党と言う秘密結社の内部抗争、もう一方はトランプと言うとんでもない男が、就任以来12000回のトウィ―トを発信し、その約半分は悪口と言う状況で、いつでも周りのプロの助言に耳を貸さず,トウィ―トの発信で勝手に大きな政策を決めてしまう。朝令暮改の典型的な不安定な状態で精神の安定に問題がある大統領が仕切っている。

こうした状況で米中合意などと騒ぐのは、まことに不適切な騒ぎ方である。

いかにもブルマーケット()の最後に出るばか騒ぎだろう。

合意のニュースが出たところで相場は終わりそうだ。

ブル・マーケット(Bull Market) 
値上がりが続く強気相場の意味。「Bull」は雄牛、角を下から上へ突き上げる動作から来ている。逆の弱気市場はベア・マーケット、熊は上腕を上から下へ振り下ろすことから。

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