若林栄四 ニューヨークからの便り

若林栄四(わかばやし・えいし)

1966年東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍する傍ら、日本では株式会社ワカヤバシ エフエックス アソシエイツ(本邦法人)の代表取締役を務める。

【著書】
・黄金の相場予想
・世界一やさしい図解FXの教科書
・異次元経済 金利0の世界
・富の不均衡バブル
・etc

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コミー長官更迭の意味

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トランプがなにをしても驚かなくなっていた米国民だが、まだ驚かすことが残っていた。

FBI のコミー長官の首を切ったのである。

その理由はほとんどない。ただトランプが、彼を嫌っていたことはどうも確からしい。

"ShowBoating"とトランプは言っているが、要するにマスコミーに対して自分と同じほどの影響力をもっている人間の存在が耐えられなかったのだろう。

まさに好き嫌いで簡単に首を切られないために、FBI長官は10年の長い任期で任命される。コミーはまだ4年目に入ったところである。

こんなところで好き嫌いで首を切られてはたまらないし、そんなバカなことは、大統領はしないというのが常識である。だから首を何故このタイミングで切ったかということで、メディアは当然ロシアゲートがだんだん包囲網を狭めてきたからだと解釈している。

トランプが2016年の選挙でロシアの暗黙の協力を得たのは常識だが、果たして、事前にキャンペインの首脳部とロシアが裏で合意があったのではないかというのがロシアゲートである。FBI の幹部が今週議会に対して、さらにこの件を調査するための予算措置をよろしくと頼んだと言われており、それにトランプが怒ってコミーの首を切ったとも言われている。衝動的なトランプ劇である。

まだ1月20日の大統領就任時に首切りをやるのなら納得できるが、なぜこのタイミングなのか。

一部のメディアは丁度1973年10月にニクソン大統領がウォーターゲートの特別検察官の首を切ったこと(土曜日の大虐殺といわれている)でさらに墓穴を掘り、最終的に弾劾必至となり、しょうがなく辞任に追い込まれた事件とアナログ(類似、酷似)していると言っている。

(Constitutional Crisis)-- 憲法の危機の再来である。

ウォーターゲートは1973年前半から調査が始まり、その時ちょうど米国の株価が天井を付け下がり始めるタイミングであった。

憲法の危機で相場は大幅に下落して1974年10月には約50%の下落を見るまで下がった。

トランプはロシアゲートとは何も関係がないかもしれないが、如何にも今FBI 長官の首をを切るのは怪しい、後ろ暗いところがあるからだろうとなっている。

これからの調査がさらに厳しくメディアに監視されることになりそうだ。

株式市場は23年ぶりの株式恐怖指数(VIX)の10割れで、ほとんどノーリスクという一般的な思い上がり(COMPLACENCE)の極致にある。まさにその足元を狙って政治危機が到来して1973-74年の株価暴落の再来となるか、黄金分割の大事な42-3年の日柄が丁度到来している。

歴史は繰り返すかどうか。

 

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