若林栄四 ニューヨークからの便り

若林栄四(わかばやし・えいし)

1966年東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍する傍ら、日本では株式会社ワカヤバシ エフエックス アソシエイツ(本邦法人)の代表取締役を務める。

【著書】
・黄金の相場予想
・世界一やさしい図解FXの教科書
・異次元経済 金利0の世界
・富の不均衡バブル
・etc

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主役は金利ではなく株価ではないか

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いよいよ3月の米国利上げが、確定的になりつつある。

その利上げの予想に、当然のように米国株価も調整している。

昨年12月の利上げの時は、米国株価はほとんど調整なしで高値を追いかけ、さらに1月に入っては、もう一段の上昇となって今日に及んでいる。同じ利上げでもマーケットの対応は少し違うようだ。

そういえば、原油のマーケットも1月に高値56ドル台を付けたが、ここへきて50ドルを割り込むなど、やはりデフレ的な圧力が世界経済を押し下げようとする力は働いている。
OPECによる減産合意は世界的なデフレ圧力のもとで、原油価格を支える力を失いつつある。人為的な合意は所詮神意であるデフレには敵わないということだろう。

ひそかに注目している豪ドル・円相場も均衡点である86-87円のレンジから下抜けるように見える。米国金利がさらに上昇しようとしているにもかかわらず、デフレ圧力が強まっている証拠ではないかとみている。

そうなると米国金利が上昇確実だから、株価が調整するのは当たり前というのも疑わしくなってくる。主役は金利ではなく、株価なのではないか。
つまり株価が下落するタイミングに入ったところで、誰も疑わない株価調整の材料らしきものがFRBの金融政策ということではないのか。

その辺りがはっきりするのは、FOMCの決定が明らかになる3月15日以降だろう。

短期金利はFRBがコントロールできるが、長期金利はコントロールできない。

3月利上げの後、米国財務省証券10年物の利回りが、前回12月利上げの時の最高水準である2.639%を持続的に超えるかどうかがポイントになりそうだ。

昨年12月15日の金利ピーク、2.639%は、2008年12月のFOMCによるZIRP (ZERO INTEREST RATE POLICY ゼロ金利政策) 採用からの
ちょうど8年-96ヶ月(95.5ヶ月が黄金分割382÷4である)目に出ているので、この水準を超えられないとなると、すでに長期金利の戻り天井を12月に見たという見方が可能になる。

ここ1週間は要注目である。

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