たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

ホームページ

メルマガ

【週刊中国株投資戦略レポート】

相場の流れや注目銘柄など、実践で活用できる価値ある情報をご提供しております。

発行:GLOBAL LINK ADVISERS(有料)

詳細ページ

メルマガ

【中国株投資レッスン】

投資に関する知識はもちろん、中国香港の旬な話題も取り上げています。

発行:まぐまぐ!(無料)

詳細ページ

レポート

【マネックス証券中国レポート】

マネックス証券中国株取引欄にて、毎月中国レポートを配信。投資戦略や注目の5銘柄などを紹介しております。

発行:マネックス証券(無料)

詳細ページ

書籍

リンク用バナー

当ブログはリンクフリーです。
バナー画像はこちらをお使いください。

トレトレブログ

トレトレおすすめブログ

中国、世界的な金融バブルを警戒感!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

第3四半期の国家隊、バブル抑制に重点

7-9月期における国家隊の資産運用状況が明らかになった。11月2日の中国基金報がその詳細を伝えている。相場への影響が大きく、投資家の関心が高いことから、今回はその内容について紹介したい。

まず、国家隊の定義だが、大きく分けて滙金公司(2口座)、証金公司(11口座)、外貨管理局傘下の投資プラットフォーム(3口座)、国家隊基金(5口座)の4グループからなる。

滙金公司は国家資金による中央系国有企業への出資などが中心であり、商業銀行、証券会社、保険会社などに出資するグループであり、中央滙金投資有限責任公司、中央滙金資産管理有限責任公司の2つの機関がある。

証金公司は、本来の業務は証券会社に信用取引に必要な資金を貸出すことなどであるが、2015年夏の株価急落時に、金融当局主導により、中国人民銀行などからの借入、自己資金のほか証券会社から吸収した資金も用いて、相場の買い支えを開始、
それ以来、金融当局が相場を安定化させる機関として活用している。傘下には10の基金資産管理計画を持っている。

外貨管理局傘下の投資プラットフォームは、外貨準備資金の国内運用部門であり、梧桐樹投資プラットフォーム有限責任公司、北京風山投資有限公司、北京坤藤投資有限責任公司がある。

国家隊基金は、ここで示した国家隊の出資による基金であり、易方達瑞恵、嘉実信機遇、招商豊慶、南方消費活力、華夏新経済の5つからなる。国家隊の指示で運用していると言われている。

全部で21名義の口座があるわけだが、2017年9月末における合計の時価総額は4兆4300億元で過去最高となった。合計で1128銘柄を保有しており、A株時価総額の7.23%を占めている。

ちなみに、今年第2四半期末から昨年第3四半期末に遡って示すと、時価総額は4兆1200億元(今年第2四半期、時価総額比率7.16%、以下同様)、3兆8200億元(6.56%)、3兆5700億元(6.53%)、3兆5500億元(6.80%)であった。
2016年末をボトムに、時価総額比率は拡大している。

2017年9月末時点におけるセクター別運用比率では、銀行の比率が圧倒的に高く、全体の76.4%を占める。次に大きいのは保険で3.7%、証券が3.3%で、金融セクター全体では83.4%を占めている。
大手金融機関は民営化され、公開されているが、そうした枠組みの中においても、国家が資本の面から銀行を支配しようとしていることがわかる。

そのほか、バイオ医薬、建設内装、交通運輸、公共事業、機械設備、化学工業、鉱業、食品飲料、不動産、自動車、家電、電気設備、電子部品といった順で比率が高くなっている。

金融への運用ウエートが高いため、大型株中心の運用と思われているが、運用銘柄を時価総額でクラス分けすると、50~100億元が336社、100-200億元が250社、50億元以下が181社である。
また、200~300億元は127元である。ここまでで894社となり、300億元以下が社数ベースでは全体の79.3%を占める。中小型株での運用も少なくないことがわかる。

全運用資産のグループ別時価総額比率をみると、滙金公司が全体の78.8%を占め、証金公司が18.4%、外貨管理局傘下の投資プラットフォームが1.6%、国家隊基金が1.2%を占めている。

滙金公司は994銘柄に投資し、時価総額は3兆4889億元で、第2四半期と比べ3513億元増加している。A株時価総額全体の5.69%(+0.25ポイント)を占めている。

証金公司は440銘柄に投資し、時価総額は8167億4000万元で、第2四半期と比べ258億元減少している。A株時価総額全体の1.33%(▲0.13ポイント)を占めている。

外貨管理局傘下の投資プラットフォームの時価総額は519億8000万元で、第2四半期と比べ30億9000万元増えている。国家隊基金の時価総額は724億2000万元で第2四半期と比べ232億元減少している。

2017年9月末の時価総額は6月末と比べ7.4%増加しているが、ウエートの高い滙金公司の時価総額が11.2%増加しているのが大きい。ただし、これは滙金公司が新たに運用資金を増やしたわけではない。株価上昇で資産価格が増加しただけである。

一方、全体の18.4%を占め、運用規模が大きく、また、金融当局が相場を安定化するために運用しているとみられる証金公司の時価総額は3.1%減少している。更に、外貨準備の運用舞台である外貨管理局傘下の投資プラットフォームは24.3%減少している。

国家隊基金については6.3%増加しているものの、9月末における株式運用比率は29.35%に過ぎず、2016年以来の平均である41.7%と比べ、大幅に低下、キャッシュポジションを高めている。運用姿勢は保守的になっている。

以上の状況から判断すると、第3四半期の国家隊は株価の下支えをおこなったというよりも、株価のバブルを防ぐために、株式を売り、相場を冷却させるといった行動を取ったとみられる。

そうした背景で、上海総合指数は緩やかな上昇トレンドが出ている。こうした運用状況を見る限り、大きく下がれば買う余力があり、また、買い支えるだろうが、バブルの気配があれば、売ってくるだろう。

投資家にとってはバブルが発生しない分だけ、やや残念な見通しだが、長期投資といった観点からは市場の安定は望ましい。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

『メルマガ:週刊中国株投資戦略レポート』
相場の流れや注目銘柄など、 実戦で活用できる情報をお求めの方にオススメ!
発行:GLOBAL LINK ADVISERS (有料) 
詳細はこちら

『書籍:中国株二季報2017年夏秋号』
中国株投資には必読の一冊。
中国・香港上場企業の最新情報がまとめられた、 最強のデータブック!
詳細はこちら

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
トレトレ会員登録でもれなく3mBTCプレゼント!

6日の上海総合指数は0.49%上昇、小型株中心に反騰!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

6日(月)の上海総合指数は安寄り後、売りに押される展開となりましたが、下値は堅く、売り一巡後は切り返しました。後場に入っても買いが優勢の状態が続き、終値は0.49%高となりました。

セクター間の動きをみると、銀行、証券、不動産などが軟調な中で、鉄鋼、石油開発、半導体・部品、飲料、化学製薬、バイオ、通信設備、食品加工などが買われました。

20171106A.png

一方、6日(月)の創業板指数は、0.95%上昇しました。

1026日(木)に日足チャートは十字線を付けており、その後指数は下げトレントとなりました。6日は75日移動平均線付近で反転したものの、200日移動平均線あたりで引けています。

20171106B.png

上海総合指数は1027日をピークに押し目形成となっています。

企業業績をみると、依然として好調が続いています。

新華社の報道によれば、上海、深セン取引所に上場する3419社は1031日までに、1-9月期の業績を発表、上海では17.67%増収、16.68%増益、深センでは25.60%増収、25.93%増益となりました。

供給側改革が進展、伝統的な産業に活力が生まれ、新産業の成長が加速しています。

石炭、鉄鋼、非鉄金属など景気敏感セクターの業績が大幅に改善されるとともに、健康関連、環境保護低炭素関連、近代サプライチェーン関連など、新たな成長ポイントがはっきりとしてきました。

また、第3四半期の状況をみると、金融業界の利益が引き続き回復しています。

4大商業銀行の不良債権比率は低下、保険業界は厳しい時期を過ぎ、中国人寿、中国平安、中国太保、新華保険の合計では30%増益となりました。

そのほか、国有上場企業のリストラが進み、1-9月期の上海上場国有企業は15.41%増収、14.78%増益でしたが、深セン上場国有企業は20.85%増収、52.08%増益となりました。

10月の製造業PMI51.6で、前月の値、予想を下回るなど、マクロ面では少し不安なところもありますが、それでも50を大きく超えており、更に悪化するとみる関係者は少数です。

心配なのは、ファンダメンタルズよりも政策の方です。

中国証券報によれば、中国人民銀行の周小川行長は「共産党十九大報告輔導読本 システマティック金融リスクの発生を防ぐために守らなければならないボトムライン」と題する論文を発表。周小川行長は、システマティック金融リスクの発生を防止することが永遠の課題であると強調、金融機関、金融市場の改革開放を推し進める、金融管理制度を改善し、金融監督管理体系の協調体制を強化する、共産党の指導の下に金融改革発展の正確な方向性を確保するなどの方針を示しています。

成長よりも、リスクの防止が政策の柱となっています。

本土では、1日に5000ドル以上の外貨預金を行うことはできず、1週間で1万ドル以上の外貨預金を行うことはできません。年間では5万ドルの制限があり、金融当局は海外からの資金流入についても、制限しようとしています。

海外市場では、金融緩和の継続見通しが強まり、株価が大きく上昇していますが、中国では、投機が発生し、それが中国に流入することを警戒しています。

冴えない動きの続く上海総合指数ですが、当局はバブル発生を厳しく抑制しようとしています。これは長期投資を行う上で有利です。

 

 

 

 

 

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
トレトレ会員登録でもれなく3mBTCプレゼント!

本土市場、政治イベント通過で上昇へ!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

中国の社会主義強化は自由主義へのアンチテーゼ!!

「習近平の新時代における中国の特色ある社会主義思想」とは何なのだろうか?

先週は、共産党大会で習近平国家主席が行った報告について要点を紹介した。

「習近平の新時代における中国の特色ある社会主義思想」についてもふれたが、今回はその背景にある情報を加え、更に掘り下げて考えてみたい。

習近平政権が誕生した際、大きな目標が示された。

「中華民族の偉大な復興は近代以来、中華民族の偉大な夢である」それを達成するためには、「中国共産党成立(1921年)後100年で全面的な小康社会を打ち建てる」、
「中華人民共和国成立(1949年)後100年で社会主義現代化国家を打ち建てる」としている。

この内、小康社会については、第十三次五カ年計画の大きな目標となっており、最終年となる2020年には全面的な小康社会を達成することになっている。

今回の共産党大会では、その後、どうするのかという点が触れられている。

最終的に社会主義現代化国家を打ち立てるといった目標を達成するために、期間を2段階に分けている。

第1段階は2020年から2035年としており、「基本的に社会主義現代化を実現する」。

第2段階は2035年から今世紀中頃としており、「富強民主文明と和諧美麗の社会主義現代化強国を実現させる」としている。

社会主義現代化とはどういう状態かという点については、細かい説明がある。

経済の実力、科学技術の実力が大幅に上がっており、世界でも有数の創新型国家(新しいビジネス、新しい技術が経済をけん引するような国家)となっている。

人民が平等に社会に参加し、平等に発展する権利を得られるよう保障し、法治国家、法治政治、法治社会を基本的に形成する。各方面の制度を改善し、国家ガバナンス体系、ガバナンス能力の現代化を基本的に実現する。

社会文明の程度が新たな高い水準に達し、国家文化のソフトパワーが著しく増強され、中華文化の影響が更に広範に深く浸透する。

人民生活は更に裕福となり、中産階級の比率がはっきりと高くなる。都市部と農村の発展の差や人民間の生活水準の差が縮小する。

基本的な公共サービスの均一化が基本的に実現される。全人民が共に豊かになるといった道を着実に歩む。現代社会のガバナンスの形が基本的に形成される。

社会は活力にあふれ、お互いに仲良く秩序を保ち、生態環境が根本的に改善され、美麗中国の目標が基本的に実現される。

富強民主文明と和諧美麗の社会主義現代化強国については、物質文明、政治文明、精神文明、社会文明、生態文明の水準が全面的に引き上がり、国家ガバナンス体系やガバナンス能力の現代化が実現される。

総合的な国力、国際的な影響力で世界をリードする国家となる。人民全体が共に裕福になるといったことが基本的に実現される。人民が幸福で安全、健康的な生活を享受し、世界民族の中で、中華民族が最も際立った姿を示す。

共産党が社会のあらゆる側面からあるべき理想的な姿を示し、それを自ら実現させる。

自由化、市場化をむやみに進めるだけでは人々は幸せになれない。民主主義では人々は幸せになれない。自由化、市場化、民主主義は不平等を生み、経済すらも非効率となる。

リーマンショックは行き過ぎた自由放任によって不動産バブル、金融バブルが起きたのではないか?それを修正するために、国家は金融市場にひどく介入せざるを得なくなった。

貧富の差は国家の深刻な分断を生んでおり、その結果がトランプ大統領を誕生させたのではないか?中国の社会主義強化は自由主義へのアンチテーゼである。

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――

『メルマガ:週刊中国株投資戦略レポート』
相場の流れや注目銘柄など、 実戦で活用できる情報をお求めの方にオススメ!
発行:GLOBAL LINK ADVISERS (有料) 
詳細はこちら

『書籍:中国株二季報2017年夏秋号』
中国株投資には必読の一冊。
中国・香港上場企業の最新情報がまとめられた、 最強のデータブック!
詳細はこちら

―――――――――――――――――――――――――――――――――

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
トレトレ会員登録でもれなく3mBTCプレゼント!

30日の上海総合指数は0.77%下落、小型株が崩れる!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

30日(月)の上海総合指数は安寄り後急落、その後戻り歩調となったものの、動きは鈍く、大引け段階では0.77%下落しました。

20171030A.png

一方、30日(月)の創業板指数は、2.12%下落しました。

先週は26日(木)の段階で日足チャートは十字線を付けており、27日(金)には下落、30日(月)には急落となりました。

20171030B.png 

上海総合指数は20日(金)から27日(金)にかけて6連騰、27日(金)には場中ベース、終値ベース共に、20151231日以来の高値を更新しました。

24日(火)に共産党大会が閉幕、政治的な要因から金融市場の安定が求められる時期が過ぎ去ったことで、投資家が動きやすくなりました。

ただし、創業板指数の動きをみる限り、個人投資家の買い意欲はそれほど高まりませんでした。

セクターでは大型株が優位であったことから、機関投資家の買いが相場をけん引したとみられます。

しかし、滬港通、深港通による海外からのA株買いをみると、前の週と比べ増えているわけではありません。

国家隊などの買いが入った可能性がありそうです。

上海総合指数の下落は、利益確定売りに押されたというのが一つの理由だと考えています。

30日のShiborをみると、オーバーナイト物から1年物に至るまで上昇しています。特に2週間物が1.37BPポイント上昇しており、目立ちます。

国債価格も下落しており、資金流動性のひっ迫も下げ材料の一つだと思います。

不動産市場コントロールも厳しい状態が続くとみられています。金融政策全体が、これまでの予想よりも、やや引き締めの方向に進むとみる投資家が増えている可能性があります。

足元では1-9月期の業績発表が最終段階となっていますが、一部の主要創業板銘柄の業績が予想を下振れしています。

下がれば長期投資家が大型株、業績好調銘柄を中心に買いを入れてくるので、下値不安は小さいでしょうが、強い上昇トレンドが出る可能性は低いのではないでしょうか。

12月に入れば、政策期待が高まりやすくなるのでしょうが、しばらくは上値の重い状態きが続くと予想しています。

 

 

 

 

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
トレトレ会員登録でもれなく3mBTCプレゼント!

香港市場、米金利上昇で上値は重い!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

共産党、2050年に向けて社会主義を強化!!

中国共産党第19回全国代表大会が18日9:00より人民大会堂で開幕した。習近平国家主席は大会の冒頭で、3万字を超す長文の報告書を読み上げた。この内容は、習近平政権がこれから行おうとする国家建設の設計図に当たるものである。
18日付の人民日報では、それをコンパクトにまとめている。

今回はその内容について紹介したい。

重要なポイントは、次の四点である。

1.中国の特色ある社会主義は新たな時代に入った

2.社会の主な矛盾は既に変化している

3.新時代における中国の特色ある社会主義思想

4.社会主義現代化強国


1.中国の特色ある社会主義は新たな時代に入った

長年に渡る努力の積み重ねによって、中国の特色ある社会主義は新時代に入った。新時代とは以下の通り。

・新しい歴史条件の下で引き続き中国の特色ある社会主義が偉大な勝利を収める時代

・全面的な小康社会形成を勝ち取り、全面的に社会主義現代化強国を形成する時代

・全国各民族が団結奮闘し、快適で心地よい(美好)生活を作り上げ、人民全体が共に裕福になる時代

・すべての中国人が力を合わせ、中華民族の偉大な復興、中国の夢を奮闘して実現する時代

・我が国が世界の舞台の中央近くに日々歩み出て、人類に対してこれまで以上に絶えず大きな貢献をする時代


2.社会の主な矛盾は既に変化している

中国の特色ある社会主義は新たな時代に入っている。我が国社会の主な矛盾は、"快適で心地よい生活を求める一方で、発展が不均衡、不充分"といったものに変わってきた。

我が国社会の主要な矛盾の変化は全面的で歴史的な変化であり、党や国家の仕事に対して、多くの新たな要求をもたらしていることを認識しなければならない。

一方、我が国社会の主要な矛盾の変化は、我々に我が国社会主義に対する歴史的段階の判断を変えさせるわけではない。

我が国は依然として長期に渡り、社会主義の初歩的段階であるといった基本的な国情に変化はなく、我が国が世界最大の発展途上国であるといった国際的な地位に変化がないということを認識しなければならない。


3.新時代における中国の特色ある社会主義思想

中国の特色ある社会主義を明確に堅持し、発展させる。社会主義現代化と中華民族の偉大なる復興を実現させる。

全面的に小康社会を形成するといった基礎の上に立ち、2段階に分けて、今世紀中ごろまでに富強民主文明と和諧美麗社会主義現代化強国を作り上げる。

新時代における我が国社会における矛盾は、快適で心地よい生活に対するニーズと発展の不均衡、不十分との間に生じているということを明確に理解し、人民を以て中心とする発展思想を堅持し、全面的な発展を不断に促進し、
全人民が共に裕福になることを推し進める。

中国の特色ある社会主義事業の全体的なレイアウトは"五位一体(経済、政治、文化、社会、生態文明の一体的な建設)"であり、戦略的なレイアウトは"四つの全面(全面的な小康社会の建設、改革の深化、法による統治、共産党による厳格な統治)"であり、
進む道、理論、制度、文化にしっかりと自信を持つ。

全面的な改革の深化における目標は、中国の特色ある社会主義制度を改善、発展させ、国家ガバナンス体系、ガバナンス能力の現代化を推し進める。

全面的に法に基づいて国を治めることに関する目標は、中国の特色ある社会主義法治体系、社会主義法治国家を建設する。

新時代における軍事強化目標は、共産党の指揮に従い、戦争に勝利することができ、優良な人格の人民軍隊を作り、世界一流の軍隊に育て上げる。中国の特色ある大国外交は、新型の国際関係の構築を推進し、
人類運命共同体の構築を明確に推し進めなければならない。

中国の特色ある社会主義の最も本質的な特徴は中国共産党が指導することであり、中国の特色ある社会主義制度の最大の優れた点は中国共産党が指導することである。

共産党は政治を導く最も高い力量を持ち、新時代における共産党建設に必要なものを提供し、共産党の建設におけるもっとも重要な突出した位置に政治建設を置く。
(マルクスレーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、・・・に関するくだりは省略)


4.社会主義現代化強国

国内外の情勢、発展条件を総合的に分析し、2020年から今世紀中ごろまでを2段階に分けて計画する。

第一段階は、2020年から2035年までの間で、全面的な小康社会を完成させるといった基礎の上に、15年の間奮闘し、社会主義現代化を基本的に実現させる。

第二段階は、2035年から今世紀中ごろにかけての期間であり、基本的な現代化の実現を基礎として、更に15年の間奮闘し、富強民主文明、和諧美麗といった社会主義現代化強国を形成する・・・。

"先に豊かになれる人から豊かになる"といった時代は過ぎ、これからは全人民が幸福になることを追求する時代となった。衣食住が基本的に足りたことで、よりよい生活への欲求が強まり、また、不均衡、不十分な発展に対する不満が高まっている。

弱肉強食の自由経済ではなく、共産党の指導の下で、公平、公正などが重視される社会主義経済を志向するといった内容である。中国共産党の国家建設は、欧米社会と同質的な資本主義国家になることではなく、特色ある社会主義国家となることだ。

中国と欧米社会とは、その経済体質において、これまで以上に違いが鮮明となりそうだ。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

『メルマガ:週刊中国株投資戦略レポート』
相場の流れや注目銘柄など、 実戦で活用できる情報をお求めの方にオススメ!
発行:GLOBAL LINK ADVISERS (有料) 
詳細はこちら

『書籍:中国株二季報2017年夏秋号』
中国株投資には必読の一冊。
中国・香港上場企業の最新情報がまとめられた、 最強のデータブック!
詳細はこちら

―――――――――――――――――――――――――――――――――

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
トレトレ会員登録でもれなく3mBTCプレゼント!
300円相当ビットコインプレゼント
「ステキな時間 | Have a good time !」ペアご招待券プレゼント
HSBC香港活用マニュアルセット
CCM香港 海外法人設立Wキャンペーン
トレトレ会員無料登録はこちら
トレトレLINE@公式アカウント登録
トレトレ公式facebookページ
TRADETRADE Twitter
香港ポスト
マカオ新聞
ビットコイン研究所

最近のブログ記事

月別アーカイブ

▲ TOPへ戻る

スマホサイトを表示