たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

ブログランキング

  • にほんブログ村 株ブログ 中国株へ

ホームページ

メルマガ

【週刊中国株投資戦略レポート】

相場の流れや注目銘柄など、実践で活用できる価値ある情報をご提供しております。

発行:GLOBAL LINK ADVISERS(有料)

詳細ページ

メルマガ

【中国株投資レッスン】

投資に関する知識はもちろん、中国香港の旬な話題も取り上げています。

発行:まぐまぐ!(無料)

詳細ページ

レポート

【マネックス証券中国レポート】

マネックス証券中国株取引欄にて、毎月中国レポートを配信。投資戦略や注目の5銘柄などを紹介しております。

発行:マネックス証券(無料)

詳細ページ

書籍

リンク用バナー

当ブログはリンクフリーです。
バナー画像はこちらをお使いください。

トレトレブログ

トレトレおすすめブログ

9日の上海総合指数は3.01%安、パンデミックを警戒!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

9日(月)の上海総合指数は大きな窓を開けて安寄りしたのですが、その後も終日、売り優勢の展開が続きました。

終値は3.01%安の2943.29ポイントで引けました。

マスク製造、特別高圧電力網、空運、海運などが買われる一方、半導体・部品、PC関連、電子部品、通信サービス、新材料、自動車などが大きく売られました。

A株全体の売買代金は1兆元を超えています。

依然として活発な商いが続いています。

20200309A.png

9日(月)の創業板指数は4.55%安となりました。

支持線として機能していた25日移動平均線を少し割り込んでいます。

売買代金がピークアウトした感じなのが気になります。

20200309B.png

9日(月)の上海50指数は3.24%安となりました。

先週、一旦戻り歩調となったのですが、9日(月)には大きく売られ再び、200日移動平均線を割り込んでいます。

20200309C.png

先週の上海総合指数は戻り歩調となったのですが、9日(月)は大幅安となりました。

寄り付きから、いきなり大きな窓を開けて売られていますが、これは外部環境の悪化が要因です。

6日(金)のNYダウは0.98%安と売られています。

2営業日続けての大幅な下落となったのですが、その背景には新型コロナウイルスの世界的な感染拡大があります。

アメリカでは、カリフォルニア州、ニューヨーク州などで非常事態宣言が出されています。

8日(日)24時時点の世界各国の累計患者数をみると、イタリア、韓国では7000人を超えており、イランでは6000人、日本、フランス、ドイツなどでは1000人を超えています。

アメリカは、患者数こそ576人ですが、死者は22人出ており、日本を大きく超えています。

各国政府は、人がたくさん集まるような活動を自粛したり、外出そのものを制限したりしています。

世界全体でサービス、消費関連が大きなダメージを受けるのは明らかです。

中国の感染者は減る傾向が顕著となってきたのですが、その背後には厳しい人の移動制限があり、それはまだ撤廃される気配はありません。

生産再開について、慎重に行っているので、どうしてもグローバルサプライチェーンの停滞が起きてしまいます。

当然、世界全体で生産・供給も影響を受けることになります。

9日(月)の本土マスコミ報道によれば、国家衛生健康委員会ハイレベル専門家グループの鐘南山グループ長は、「グローバルにみれば流行はこれから広がる段階にあり、少なくとも6月までは流行が続くだろう。中国における新型ウイルス肺炎に対する拡大防止・コントロール政策の重点はウイルスの流出を防ぐことから、流入を防ぐことに変わるだろう」と述べているそうです。

国境を挟んだ人の移動が制限される状態が続くわけで、モノの移動の停滞も続く可能性が高いでしょう。

世界全体で6月まで、消費も、生産も、厳しい状態が続く可能性がありそうです。

そうした懸念が原油先物価格の急落に繋がったり、株式市場、債券市場におけるボラティリティの高まりに繋がったりしています。

世界全体がこういう状態では本土の投資家心理にも影響が出るのは当然です。

9日(月)のセクター別の騰落率をみると、グローバル経済の減速を懸念して、半導体、電子部品などが売られています。

一方、原油先物価格の急落で燃料安の恩恵を受けるとの見通しから航空、海運が買われています。

マスクの消費量が増えるとの見通しからマスクメーカーが急騰しています。

相場は新型ウイルス肺炎をテーマに激しく動いているといった状況で、大商いとなっています。

売り手の方が多いので下げているのですが、買い手も多いという点に注目すべきです。

需要拡大政策の目玉となる新型インフラ設備投資関連に対するアナリストたちの評価は高く、5Gネットワーク設備、インダストリアルインターネット、ビッグデータを保管・処理するデータセンター、AI、特別高圧電力網などの一部が動意づいています。

追加の需要拡大策が期待されるところです。

今週はボラティリティの高い展開となりそうです。

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

5日のハンセン指数は2.08%高、大幅なリバウンド!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

5日(木)の香港ハンセン指数は高寄り後、大きく上昇、終値は2.08%高の26767.87ポイントで引けました。

日足チャートは大きな陽線を付けました。

20200305A.png

5日(木)の中国企業指数は1.96%高となりました。

20200305B.png

参考として、2019年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

20200305C.png

グローバル機関投資家のリスク許容度の高まりが、5日(木)のハンセン指数の戻りに繋がりました。

アメリカ大統領選民主党候補選びについて、3日のスーパーチューズデーではバイデン氏が獲得代議員数を大きく伸ばし、サンダース氏を上回りました。

事前の予想ではサンダース氏がもっと強いとみられていました。

サンダース氏が大統領になるようなことになれば、社会保障の充実、ITやエネルギー産業に対する規制の強化、富裕層への増税が行われかねません。

株式市場はそのサンダース氏の優位が覆ったことを好感しました。

また、3日の緊急利下げは景気後退懸念を和らげています。

NYダウ指数の動きをみる限りではボラティリティが大きすぎて、それぞれの材料とその動きがちぐはぐな感じとなっていますが、投資家心理に限定して考えれば、これら2つの要因は投資家のリスクテイクを高める働きをするはずです。

中国要因としては、3日に開催された国務院常務会議の結果が5日(木)朝、マスコミを通じて大きく取り上げられ、これが好材料となりました。

会議では、地方政府の財政支援を強化する方針が示されました。これによってインフラ投資が進むといった期待が広がりました。

さらに、中国共産党政治局常務委員会が4日開かれ、新型ウイルス肺炎の感染を予防・コントロールし、経済社会の安定を図るための新たな方針が示されました。

生産再開と需要拡大を上手く組み合わせるとしており、インフラ投資の拡大、中でも、5Gネットワーク、データセンターなど新型インフラ投資の建設を拡大させることが強調されました。

香港市場の主要投資家は、欧米機関投資家であり、個人投資家主体の本土市場と比べ、どうしてもファンダメンタルズへの感度が高くなります。

そうした点で、足元の景気減速や、新型ウイルス肺炎に対する厳しい措置の景気への影響が株価の回復を遅らせています。

また、NYダウとの連動性が高いことも不透明性を高める要因となっています。

諸悪の根源である新型ウイルス肺炎は、中国本土に限れば感染拡大は抑えられています。

このまま、3月下旬、あるいは4月中にも流行縮小のメドが立ち始めれば、株価の戻りはより鮮明になると見ています。

テクニカルにみれば、ハンセン指数には底打ち感が強まっています。

下値は堅いとみています。

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

2日の上海総合指数は3.15%高、急反発!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

2日(月)の上海総合指数は高寄り後、終日買い優勢の展開が続きました。

終値は3.15%高の2970.93ポイントで引けました。

全面高の展開でした。建材、通信設備、新材料、鉄鋼、証券、環境エンジニアリング、農業サービス、石炭、自動車・部品などが大きく買われました。

終値ベースでは移動平均線の混みあったところまで戻しています。

A株全体の売買代金は9営業日連続で1兆元を超えており、依然として大商いが続いています。

20200302A.png

2日(月)の創業板指数は3.08%高となりました。

25日移動平均線が支持線となっています。

売買代金が減少気味なのが少し気になります。

20200302B.png

2日(月)の上海50指数は3.08%高となりました。

テクニカルにみると、200日移動平均線が緩やかに下降しており、それに対して抵抗線のような形で上値を阻まれているような感じです。

20200302C.png

2月29日(土)に国家統計局、中国物流購買連合会が発表した2月のPMIは衝撃的な結果でした。

製造業は前月と比べ14.3ポイント低い35.7、非製造業は24.5ポイント低い29.6となりました。

いずれも、過去見たことのない衝撃的な値でした。

参考として、製造業PMIを構成する5つの細目指数について、値と前月との差を以下に示しておきます。

生産27.8(▲23.5)

新規受注29.3(▲22.1)

原材料在庫33.9(▲13.2)

就業人員31.8(▲15.7)

サプライヤー配送時間32.1(▲17.8)

ちなみに、PMIは、50以上であれば、前月との比較として景気が拡大していることを示し、下回っていれば縮小していることを示すデータです。

それぞれ説明するまでもありません。

経済活動が半分停止したような状態です。

こんなひどい結果だったのですが、株価指数はご覧の通り急騰です。

投資家はどう考えたのでしょうか。

まず、酷い結果であることは数字など見なくてもわかっています。

誰もが興味のあるのは今後どうなるのかという点です。

今回の結果が悪かったのは、新型ウイルス肺炎が蔓延してしまって、実際に多くの労働者が病気で働けなくなったからではありません。

当局が、春節以降の生産開始を遅らせたからであり、住民に厳しい移動制限を科しているからです。

また、ピンポイントではありますが、中国内陸部で有数の工業都市である武漢市を事実上、都市封鎖しているからです。

つまり、当局の規制による影響でこのような結果になったのです。

現在の政策をみると、疫病コントロールに関する産業、エネルギー、交通物流、都市サービス、医療関連、食品などの生活必需品、飼料、卸売・小売などを先に優先させて経営を正常化させています。

残りの産業についても、順次正常化させています。

今回のPMIの基礎データは中旬あたりに記入されたものとみられますが、国家統計局、中国物流購買連合会によれば、2月25日(火)現在、調査対象となる製造業3000社、非製造業4000社の内、大中型企業の再開率は78.9%、大中型製造業に限れば85.6%に達しています。

彼らの予想(計画)では、3月末には、それぞれ90.8%、94.7%に達するそうです。

こうした見通しをもとに、一部の証券系エコノミストなどは、3月の製造業PMIは50を回復するとみるところさえあります。

要するに、悪いのは今だけで、3月以降回復するので大丈夫だといった見方です。

政策面でもう一つ期待されるのはインフラ投資拡大政策です。

2日(月)のセクター別の動きをみると、鉄、セメントといった素材や、5Gの設備投資関連などの急騰が目立ちます。

需給面では、国際的な新型ウイルス肺炎の蔓延、パンデミックへの懸念が、逆に厳しい管理体制を敷いており、間もなく収束向かう可能性が高いとみられる中国への投資を拡大させました。

2月下旬は資金流出が続いた北向き資金(滬港通、深港通を通じた本土市場への資金流入)ですが、2日(月)は合計で41億5200万元の資金流入となりました。

今後の見通しですが、新型ウイルス肺炎の感染が収束に向かいそうだといった見込みが出てこないと思い切って買いにくいところです。

ただ、本土市場には政策面でいろいろな好材料があるので、下値は堅いと見ています。

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

27日のハンセン指数は0.31%高、大引けにかけて上昇!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

27日(木)の香港ハンセン指数は安寄り後、下げ渋る展開となりましたが大引けにかけて上昇、終値は0.31%高の26778.62ポイントで引けました。

20200227A.png27日(木)の中国企業指数は0.87%高となりました。

20200227B.png

参考として、2019年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

20200227C.png

4指数の値動きをみれば一目瞭然です。

グローバル機関投資家のリスク回避姿勢が強く、NYダウの下げが厳しいですが、何といってもこれが、この1週間ハンセン指数が軟調であった最大の理由です。

アメリカは早くから中国からの入国を禁止したことで、これまで新型ウイルス肺炎の蔓延は食い止められてきたと見られていましたが、実はそうではないことが徐々に明らかになってきました。

アメリカ経済への影響が懸念されます。

一方、27日(木)の上海総合指数は0.11%上昇しており、こちらは底堅い動きが続いています。

流動性供給により株式市場に資金が流入、それが株価上昇の最大の要因です。

香港市場はこの流動性供給に関しては直接的な関連はほとんどないのですが、金融緩和や、中小零細企業への手厚い支援などによる景気の下支え効果については材料視されてします。

中国経済のファンダメンタルズへの不安が緩和されているので、NYダウ程には下がっていないということです。

27日(木)のハンセン指数は本土の引け後、大きく戻していますが、材料がありました。

この時間、国務院主宰のプレスリリースが行われましたが、中国人民銀行の劉国強副行長が会見し、先日行われた国務院常務委員会の決定に基づき、中小零細企業の生産開始を支援するための信用貸出を強化すると発言しました。

内容自体は、国務院常務会議の方針をより具体的にしただけなのですが、投資家が喜ぶ、"流動性を合理的に余裕のあるレベルに保つこと"といった発言が繰り返されました。

MLF、公開市場操作、SLFなどの金融ツールを総合的に用い、金融機関が企業の生産再開に必要な流動性をしっかりと供給し、社会融資コストを引き下げ、金融市場の安定を促進すると発言しています。

中国人民銀行が改めて金融緩和姿勢をはっきりと示したことで、投資家の間で安心感が広がりました。

新型ウイルス肺炎は、日本、韓国に加え、イタリアやアメリカでも感染拡大が懸念される事態となってきました。

世界経済における景気見通しの悪化は欧米機関投資家のリスク許容度の低下を通して香港市場に悪影響を与えるでしょうが、中国経済に関してはタイムリーで、強力な対策が打ち出されているので、相対的には安心感があります。

本土市場が持ちこたえていることもあって、香港市場は底割れを免れるだろうと見ています。

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

24日の上海総合指数は0.28%安、利益確定売りに押される!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

24日(月)の上海総合指数は安寄り後、終日利益確定売りに押される展開となりました。

終値は0.28%安の3031.23ポイントで引けました。

セクター別では通信設備、通信サービス、半導体・部品、電子部品、医療機器サービスなどが買われました。一方、空港・空運、名所旧跡・旅行、ホテル・レストラン、港湾・水運、採掘サービス、道路・鉄道などが売られました。

20200224A.png

24日(月)の創業板指数は1.68%高となりました。終値ベースでは2016年7月26日以来の高値を記録しています。

20200224B.png

24日(月)の上海50指数は1.28%安となりました。

20200224C.png

上海総合指数のチャートをみると、出来高が増えていることがわかります。

A株全体の売買代金では、19日(水)から24日(月)まで、連続して1兆元を超えました。

この水準は2019年2月から3月にかけての大相場時に匹敵する額で、4営業日連続で1兆元を上回るというのは2015年11月以来です。

また、創業板指数と上海50指数の動きをみると、前者において非常に強い上昇トレンドが出ています。

大型株よりも中小型株、バリュー株よりもグロース株が買われるといった相場展開となっています。

物色材料としては以下のようなものがありました。

中国工業情報化部は22日(土)、5G発展の推進を加速し、情報通信業の生産開始を上手く行うための電話会議を開催しました。

この会議において、5Gの商業利用に向けた動きを加速させ、情報通信業の質の高い発展を推し進めることが強調されました。

これが材料視され、通信関連が買われています。

新型ウイルス肺炎については、相変わらず収束の兆しは見えません。

2月23日24時時点のグレーターチャイナ(本土のほか、香港、マカオ、台湾を含む)における患者数は7万7262人で前日と比べ416人増えています。

死亡者数は2595人で、150人増えています。

関連するセクターでは、マスク製造が大きく買われる一方で、輸送、旅行、ホテル・レストラン関連が売られています。

17日(金)には、償還期限1年のMLF金利が引き下げられ、20日(木)にはローンプライムレートが引き下げられました。

18日(火)に開かれた国務院常務会議では、新型ウイルス肺炎の影響に配慮して、企業の社会保障費負担の軽減などが行われる方針が打ち出されました。

新型ウイルス肺炎収束の見通しが立たないことで、全国規模で原則外出禁止といった厳しい措置が続いており、景気悪化懸念は強まる一方です。

しかし、皮肉にも、そのための景気対策として、量、質ともに全面的な金融緩和措置が実施されることで過剰流動性相場が発生しています。

新型ウイルス肺炎の収束時期が見えてくるまでは、こうした相場付きが続くと見ています。

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

▲ TOPへ戻る

スマホサイトを表示