たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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9日の上海総合指数は3.01%安、パンデミックを警戒!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

9日(月)の上海総合指数は大きな窓を開けて安寄りしたのですが、その後も終日、売り優勢の展開が続きました。

終値は3.01%安の2943.29ポイントで引けました。

マスク製造、特別高圧電力網、空運、海運などが買われる一方、半導体・部品、PC関連、電子部品、通信サービス、新材料、自動車などが大きく売られました。

A株全体の売買代金は1兆元を超えています。

依然として活発な商いが続いています。

20200309A.png

9日(月)の創業板指数は4.55%安となりました。

支持線として機能していた25日移動平均線を少し割り込んでいます。

売買代金がピークアウトした感じなのが気になります。

20200309B.png

9日(月)の上海50指数は3.24%安となりました。

先週、一旦戻り歩調となったのですが、9日(月)には大きく売られ再び、200日移動平均線を割り込んでいます。

20200309C.png

先週の上海総合指数は戻り歩調となったのですが、9日(月)は大幅安となりました。

寄り付きから、いきなり大きな窓を開けて売られていますが、これは外部環境の悪化が要因です。

6日(金)のNYダウは0.98%安と売られています。

2営業日続けての大幅な下落となったのですが、その背景には新型コロナウイルスの世界的な感染拡大があります。

アメリカでは、カリフォルニア州、ニューヨーク州などで非常事態宣言が出されています。

8日(日)24時時点の世界各国の累計患者数をみると、イタリア、韓国では7000人を超えており、イランでは6000人、日本、フランス、ドイツなどでは1000人を超えています。

アメリカは、患者数こそ576人ですが、死者は22人出ており、日本を大きく超えています。

各国政府は、人がたくさん集まるような活動を自粛したり、外出そのものを制限したりしています。

世界全体でサービス、消費関連が大きなダメージを受けるのは明らかです。

中国の感染者は減る傾向が顕著となってきたのですが、その背後には厳しい人の移動制限があり、それはまだ撤廃される気配はありません。

生産再開について、慎重に行っているので、どうしてもグローバルサプライチェーンの停滞が起きてしまいます。

当然、世界全体で生産・供給も影響を受けることになります。

9日(月)の本土マスコミ報道によれば、国家衛生健康委員会ハイレベル専門家グループの鐘南山グループ長は、「グローバルにみれば流行はこれから広がる段階にあり、少なくとも6月までは流行が続くだろう。中国における新型ウイルス肺炎に対する拡大防止・コントロール政策の重点はウイルスの流出を防ぐことから、流入を防ぐことに変わるだろう」と述べているそうです。

国境を挟んだ人の移動が制限される状態が続くわけで、モノの移動の停滞も続く可能性が高いでしょう。

世界全体で6月まで、消費も、生産も、厳しい状態が続く可能性がありそうです。

そうした懸念が原油先物価格の急落に繋がったり、株式市場、債券市場におけるボラティリティの高まりに繋がったりしています。

世界全体がこういう状態では本土の投資家心理にも影響が出るのは当然です。

9日(月)のセクター別の騰落率をみると、グローバル経済の減速を懸念して、半導体、電子部品などが売られています。

一方、原油先物価格の急落で燃料安の恩恵を受けるとの見通しから航空、海運が買われています。

マスクの消費量が増えるとの見通しからマスクメーカーが急騰しています。

相場は新型ウイルス肺炎をテーマに激しく動いているといった状況で、大商いとなっています。

売り手の方が多いので下げているのですが、買い手も多いという点に注目すべきです。

需要拡大政策の目玉となる新型インフラ設備投資関連に対するアナリストたちの評価は高く、5Gネットワーク設備、インダストリアルインターネット、ビッグデータを保管・処理するデータセンター、AI、特別高圧電力網などの一部が動意づいています。

追加の需要拡大策が期待されるところです。

今週はボラティリティの高い展開となりそうです。

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