たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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2日の上海総合指数は3.15%高、急反発!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

2日(月)の上海総合指数は高寄り後、終日買い優勢の展開が続きました。

終値は3.15%高の2970.93ポイントで引けました。

全面高の展開でした。建材、通信設備、新材料、鉄鋼、証券、環境エンジニアリング、農業サービス、石炭、自動車・部品などが大きく買われました。

終値ベースでは移動平均線の混みあったところまで戻しています。

A株全体の売買代金は9営業日連続で1兆元を超えており、依然として大商いが続いています。

20200302A.png

2日(月)の創業板指数は3.08%高となりました。

25日移動平均線が支持線となっています。

売買代金が減少気味なのが少し気になります。

20200302B.png

2日(月)の上海50指数は3.08%高となりました。

テクニカルにみると、200日移動平均線が緩やかに下降しており、それに対して抵抗線のような形で上値を阻まれているような感じです。

20200302C.png

2月29日(土)に国家統計局、中国物流購買連合会が発表した2月のPMIは衝撃的な結果でした。

製造業は前月と比べ14.3ポイント低い35.7、非製造業は24.5ポイント低い29.6となりました。

いずれも、過去見たことのない衝撃的な値でした。

参考として、製造業PMIを構成する5つの細目指数について、値と前月との差を以下に示しておきます。

生産27.8(▲23.5)

新規受注29.3(▲22.1)

原材料在庫33.9(▲13.2)

就業人員31.8(▲15.7)

サプライヤー配送時間32.1(▲17.8)

ちなみに、PMIは、50以上であれば、前月との比較として景気が拡大していることを示し、下回っていれば縮小していることを示すデータです。

それぞれ説明するまでもありません。

経済活動が半分停止したような状態です。

こんなひどい結果だったのですが、株価指数はご覧の通り急騰です。

投資家はどう考えたのでしょうか。

まず、酷い結果であることは数字など見なくてもわかっています。

誰もが興味のあるのは今後どうなるのかという点です。

今回の結果が悪かったのは、新型ウイルス肺炎が蔓延してしまって、実際に多くの労働者が病気で働けなくなったからではありません。

当局が、春節以降の生産開始を遅らせたからであり、住民に厳しい移動制限を科しているからです。

また、ピンポイントではありますが、中国内陸部で有数の工業都市である武漢市を事実上、都市封鎖しているからです。

つまり、当局の規制による影響でこのような結果になったのです。

現在の政策をみると、疫病コントロールに関する産業、エネルギー、交通物流、都市サービス、医療関連、食品などの生活必需品、飼料、卸売・小売などを先に優先させて経営を正常化させています。

残りの産業についても、順次正常化させています。

今回のPMIの基礎データは中旬あたりに記入されたものとみられますが、国家統計局、中国物流購買連合会によれば、2月25日(火)現在、調査対象となる製造業3000社、非製造業4000社の内、大中型企業の再開率は78.9%、大中型製造業に限れば85.6%に達しています。

彼らの予想(計画)では、3月末には、それぞれ90.8%、94.7%に達するそうです。

こうした見通しをもとに、一部の証券系エコノミストなどは、3月の製造業PMIは50を回復するとみるところさえあります。

要するに、悪いのは今だけで、3月以降回復するので大丈夫だといった見方です。

政策面でもう一つ期待されるのはインフラ投資拡大政策です。

2日(月)のセクター別の動きをみると、鉄、セメントといった素材や、5Gの設備投資関連などの急騰が目立ちます。

需給面では、国際的な新型ウイルス肺炎の蔓延、パンデミックへの懸念が、逆に厳しい管理体制を敷いており、間もなく収束向かう可能性が高いとみられる中国への投資を拡大させました。

2月下旬は資金流出が続いた北向き資金(滬港通、深港通を通じた本土市場への資金流入)ですが、2日(月)は合計で41億5200万元の資金流入となりました。

今後の見通しですが、新型ウイルス肺炎の感染が収束に向かいそうだといった見込みが出てこないと思い切って買いにくいところです。

ただ、本土市場には政策面でいろいろな好材料があるので、下値は堅いと見ています。

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川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

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