たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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24日のハンセン指数は0.87%高、75日移動平均線を確保!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

24日(木)の香港ハンセン指数は高寄り後、買い優勢の展開となりました。

終値は0.87%高の26797.95ポイントで引けました。

20191024A.png

24日(木)の中国企業指数は0.78%高となりました。

20191024B.png

参考として、2019年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

20191024C.png

香港ハンセン指数は18日(金)の7-9月期GDP統計の発表後、押し目を形成していました。

7-9月期の成長率が6.0%で、減速傾向がはっきりと表れたのですが、それが直接の原因というわけではありません。

景気減速が確認されても、当局は慌てた様子はありません。

9月に発表され、9~11月に渡って段階的に行なわれる預金準備率の引き下げの効果を見守るのではないかといった見方が強まりました。

政策期待が失望に変わったことが要因と考えています。

「中国政府は林鄭月娥香港特別行政区行政長官の更迭を考えている」といったニュースが海外メディアを通じて報じられたこともあり、23日(水)の香港ハンセン指数は0.82%下落しました。

そうしたやや軟調な相場の中で、中国政府が行政長官更迭報道を否定したことや、24日(木)に開かれた中央政治局会議で4中全会の開催日程について、28日(月)~31日(木)に決定したと伝えられたことなどが、この日の戻りに繋がったといったみられます。

ちなみに、24日(木)の中央政治局会議では、中国の特色ある社会主義制度を堅持し、改善することや、国家のガバナンス体制、ガバナンス能力の近代化に関する若干の重要な問題について話し合われたようです。

4中全会では、短期的な景気対策ではなく、もっと長期的な国家運営方式について何らかの変更が加えられる可能性がありそうです。

米中貿易戦争でやり玉に挙げられているのは、中国製造2025であり、国家資本主義体制です。

中国にとっても、綿密な計画を立ててそれを実行するといった経済運営体制は変化の大きな時代にそぐわなくなっています。

もし、中国が国家資本主義をもっとマイルドなモノに変え、国際協調を示すようであれば、国際市場は大きく反応するでしょう。

結果が楽しみです。

ただ、この日の本土市場の関連情報などをみる限りでは、そうした期待感は全く感じられません。

過大な期待は禁物かもしれません。

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