たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

ホームページ

メルマガ

【週刊中国株投資戦略レポート】

相場の流れや注目銘柄など、実践で活用できる価値ある情報をご提供しております。

発行:GLOBAL LINK ADVISERS(有料)

詳細ページ

メルマガ

【中国株投資レッスン】

投資に関する知識はもちろん、中国香港の旬な話題も取り上げています。

発行:まぐまぐ!(無料)

詳細ページ

レポート

【マネックス証券中国レポート】

マネックス証券中国株取引欄にて、毎月中国レポートを配信。投資戦略や注目の5銘柄などを紹介しております。

発行:マネックス証券(無料)

詳細ページ

書籍

リンク用バナー

当ブログはリンクフリーです。
バナー画像はこちらをお使いください。

トレトレブログ

トレトレおすすめブログ

2日の上海総合指数は1.31%高、アメリカの第四弾発動には反応せず!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

2日(月)の上海総合指数は僅かに高寄りした後、断続的に資金が流入、上昇しました。

終値は1.31%高の2924.11ポイントで引けています。

全面高の展開で、国防軍事、半導体・部品、通信サービス、通信機器、石油開発、証券などが大きく買われました。

20190902A.png

2日(月)の創業板指数は2.57%高となりました。

4月26日以来の高値を記録しており、3指数の中では最も強い動きとなっています。

20190902B.png

2日(月)の上海50指数は0.79%高となりました。

3指数の中では最も上昇率が低く、上値の重い動きとなっています。

20190902C.png

市場では景気減速が懸念されていますが、31日(土)に発表された8月の官製製造業PMIはそうした懸念を更に強める内容でした。結果は49.5で前月と比べ0.2ポイント悪化、市場予想を0.1ポイント下回りました。

景気拡大・縮小の分かれ目となる50を下回るのは、これで4カ月連続です。

細目指数をみると、米中貿易戦争の激化により、追加関税率引き上げに関する前倒し効果で新規輸出受注、製品在庫などが改善しています。

そうした特殊要因があることを考えると、景気の減速感は表面上の数字以上に強まっています。

しかし、市場はこの統計には全く反応しませんでした。

8月31日(土)、上場企業の2019年6月中間期における企業業績が出揃いました。

前期とのデータ比較が可能な3689社合計で売上高は23兆4200億元(上半期名目GDPの51.9%)で9.2%増収、純利益は1兆9100億元で6.9%増益となりました。

足元の7-9月期の状況が気になるところですが、企業側が発表する見通しをざっと見る限りでは、悪化の兆しは見られません。

米中貿易戦争が激化する中で、上場企業に限れば、その影響は大きくありません。

中国経済はイノベーションが進む中で新規産業の業績が好調で、経済全体でみれば、米中貿易戦争の悪影響にも強い耐性を持っていることがわかります。

2日(月)の本土市場は、底堅い企業業績の方に反応したと言えそうです。

国務院は景気に配慮する形で、いろいろな政策を打ち出しています。

26日(月)には、新たに山東省、江蘇省、広西チワン族自治区、河北省、雲南省、黒龍江省の6省・自治区に「自由貿易試験区」を設置すると発表しました。

自由貿易試験区はこれまでの12カ所から18カ所に拡大することになります。

また、27日(火)には消費促進策が発表されました。

これは短期的な景気対策というよりも、長期的な構造改革を促す内容となっています。

また、31日(土)には国務院金融安定発展委員会が開かれました。

引き続き穏健な金融政策を実施し、合理的に余裕のある資金流動性、社会融資規模を維持するとしています。

積極財政政策とのポリシーミックスを続け、資本市場の活力、経済の靭性、サービス能力を増強し、質の高い経済発展を促進させるなどと説明しています。

政策への信頼も、株式市場の安定に繋がったとみられます。

需給面では27日(火)、MSCI中国指数、MSCI新興国市場指数に占めるA株の組み入れ比率が10%から15%へと引き上げられました。

一番影響を受けやすい上海50指数の動きが相対的にさえないことから、A株市場全体に与える影響は小さいようですが、今後、グローバル投資家のリスク許容度が高まるような局面では、これまで以上にその影響を強く受けるようになるでしょう。

トランプ政権は9月1日(日)、予定通り第四弾を発動すると発表しました。

制裁関税の応酬によって、今月中の米中協議の開催が危ぶまれる状況となっています。

米中貿易戦争は泥沼化しているのですが、トランプ大統領の強硬策も、アメリカ経済や株価への影響を考えると限界に近づいています。

本土市場はこの悪材料に対して反応しにくくなっています。

 

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
トレトレ会員登録でもれなく3mBTCプレゼント!

▲ TOPへ戻る

スマホサイトを表示