たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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1日の香港ハンセン指数は0.76%安、200日移動平均線まで下げる!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

1日(木)の香港ハンセン指数は安寄り後、すぐに戻りかけたのですが買いは続きません。

その後は売りに押される展開となり、後場からは膠着状態となりました。

終値は0.76%安の27565.70ポイントで引けました。

かろうじて200日移動平均線あたりで下げ止まっています。

20190801A.png

1日(木)の中国企業指数は0.50%安となりました。

こちらは200日移動平均線を割り込んで下げています。

20190801B.png

参考として、2019年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

20190801C.png

足元の景気動向に関しては少し戻り歩調です。

国家統計局が31日(水)に発表された7月の官製・製造業PMIは49.7で、前月を0.3ポイント、市場予想を0.1ポイント上回りました。

また、欧米投資家がより重視する財新・マークイットによる7月の中国製造業PMIは49.9で先月を0.5ポイント、市場予想を0.3ポイント上回りました。

しかし、いずれも景気判断の分かれ目となる50を超えているわけではありません。

官製製造業PMIをみると、新規輸出受注、新規受注が改善していますが、いずれも50を下回った水準です。

生産の改善が本物かどうかは何とも言えない状態です。

ですから、ポジティブサプライズではあったのですが、それで株を買おうと思うような変化の兆しが読み取れたわけではなく、市場はこれを完全にスルーした感じです。

7月30日(火)に今年下半期の経済政策の方向性を決定づける中央政治局会議が行われ、その結果が31日(水)に各マスコミによって報じられたのですが、少なくとも投資家の期待を高めるような内容とはなりませんでした。

上半期の経済情勢については、「現在、我が国の経済発展は新たなリスクに直面しており、経済に対する下押し圧力は増している」と評しており、これまでよりも厳しい見方をしています。

ただ、景気対策については、財政政策の効率を上げて、減税や政府手続き関連費用などの軽減を行い、金融政策は中立に保ち、合理的なレベルに流動性を保つとしています。

この点に関しては、特別な変化はありませんでした。

一方、不動産政策については、「不動産は住むためのものであり、投機を行うためのものではない」と再度強調しており、長期的に効果のある管理体制を作り上げるとしています。

中国では、景気が回復する際には、ほとんどの場合、不動産投資が立ち上がり、起爆剤となって、各産業の投資や生産の拡大へと波及していくといったパターンとなるのですが、そうした見方からすると、これはもう景気の回復が望めそうもないということになってしまいます。

期待するとすれば、北戴河会議で景気対策の重要性が再認識されるかもしれないということですが、習近平国家主席への権力集中がこれまでになく進んだ状態が続いている以上、そうしたことは期待できそうもないと思います。

経済政策への失望が足元の香港ハンセン指数の下落に繋がっているということです。

もう一つ、この日の下げを助長したのは、FRBのパウエル議長の発言内容です。

FRBは31日(水)、金融危機の直後以来となる利下げに踏み切ったのですが、下げ幅は0.25%に留まり、さらにパウエル議長は「長期的な利下げ局面に突入するといったものではない」と発言しています。

市場では、今回を含め、年内3回程度の利下げを見込んでいただけに投資家はネガティブサプライズと捉えました。

トランプ大統領は直後に、継続的に利下げすると明確にしなかったことに対して、「いつも通り失望した」とツイートしています。

この件が要因となり、31日(水)のNYダウは334ドル下落、1.2%下落しています。

この影響で香港反指数はこの日、寄り付きから大きく売られています。

国際要因、中国要因ともにネガティブな中で、香港ハンセン指数は200日移動平均線を割り込んでしまうと、少し調整幅が大きくなる可能性がありそうです。

当面の下値めどは、6月4日の安値26672ポイント辺りとみています。

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