たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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14日の上海総合指数は1.20%安、当局の取り締まり強化で資金流入止まる!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

14日(木)の上海総合指数は安寄り後、一旦前日終値比プラスに戻したものの、出来高が増えません。利益確定売りに押される格好で下落、終値は1.20%安の2990.69ポイントで引けました。

セクター別では、空運が買われたぐらいで、ほぼ全面安の展開となりました。

通信サービス、半導体・部品、PC関連、物流、メディア、保険、証券といったところが大きく売られています。

売買代金はA株全体で8125億元となり、前日と比べ23%減少しています。

20190314A.png

14日(木)の創業板指数は2.58%安となりました。

12日(火)に直近の高値を付けた後、2日連続で大きく売られています。

20190314B.png

14日(木)の上海50指数は0.19%高となりました。

7日(水)、8日(木)と大きく下げた後は、下げ止まっています。

20190314C.png

本土市場は8日(金)の急落以降、売買代金が減少しており、一旦天井を打った形となっています。

要因は、中信証券が中国人民保険(601319)について、華泰証券が中信建投(601066)について、売りレポートを発表したことに加え、当局が場外配資の制限を強めたことなどだと考えています。

上海総合指数も、創業板指数も、春節明けの211日以降、出来高が急速に増えました。

その結果、株価が急騰しました。

こうした出来高増加の背景には、場外配資による違法な資金流入が要因であると当局は見ているようです。

場外配資について簡単に説明しておきます。

顧客はシステム会社など、第三者と契約を結び、その第三者は証券会社と契約を結びます。

顧客はシステム会社をプラットフォームとして、証券会社と繋がり、株取引ができるようになります。

ただ単に、第三者が取引の真ん中に介入しただけのようですが、顧客にとって大きなメリットがあります。

第三者は顧客に対して、資金の貸出サービスを行っています。

ですから、顧客はレバレッジをかけて取引を行うことができるのです。

一方、証券会社は手数料の増加、第三者は貸し付けによる利息収入が得られます。

相場さえ右肩上がりならば、皆が儲かるシステムとなっています。

この取引は、信用取引と似ていますが、全く別の取引です。

市場の外で資金のやり取りが行われることから、場外と名がついています。

この場外配資は201411月から20156月にかけての急騰と、その後の急落を招いた元凶であったとされています。

当時、場外配資が問題となった際、その中核となった恒生電子の子会社が運営するHOMSシステムは証券取引システムから遮断されました。

ほかの場外配資について、当局は証券会社に対して、レバレッジの規制をかけるなど、厳しく管理させた結果、場外配資の規模は急速に縮小しました。

その後、今年に入るまで、目立った動きはなかったのですが、1月以降、株価に上昇トレンドが出始めたことで、春節明け以降、システム会社などの営業努力もあって、急速にこの取引が増えたようです。

37日(木)、広東証監局は証券営業部の責任者を集めて、座談会を開きました。

その席で、証券営業部が掌握している場外配資のモデル、対象、趨勢などの状況を把握した上で、場外配資のリスク防止方法を明確にするよう出席者に要求しています。

さらに、場外配資との提携を禁止すると同時に、異常な取引を監督管理、コントロールし、技術システムの安全性確保を強化するように指示しています。

38日(金)には、浙江証監局が所轄証券会社について、ブローカレッジ業務に関する法制度遵守・リスクコントロール管理座談会を開いています。

会議の席上で、当局は、違法な場外配資活動に関与することを厳禁しています。

先週末から管理が厳しくなったことで、新たに資金が流入しなくなり、加えて、一部ではレバレッジの縮小を迫られたために、今週に入って、株価が調整気味になっているとみられます。

証監会は株価の穏やかな上昇トレンド形成を理想としています。

また、科創板の設立、上海ロンドンストックコネクトの開始、海外証券会社に対する資本規制の緩和など、資本市場改革を積極的に進めています。

長期的には大きな上昇トレンドが出ると予想しているので、この押し目はチャンスだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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