たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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10日の上海総合指数は0.36%安、戻り売りに押される!!

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 中国株投資家のみなさん、こんにちは。

 10日(木)の上海総合指数は安寄り後、一旦上昇に転じたのですが、動きは鈍く、大引けにかけて売りに押されたことで、0.36%安の2535.10ポイントで引けました。

 セクター別では、通信設備、電子部品、電気設備などが買われました。

 一方、証券、保険、自動車、家電、ホテル、医療機器サービスなどが売られました。

 4日(金)に大きく戻した後、緩やかにリバウンドしてはいますが、25日移動平均線に押し返されたといった感じです。

20190110A.png

 10日(木)の創業板指数は0.28%安となりました。

 4日(金)、7日(月)と2日間戻したものの、その後は上値の重い状態が続いています。

20190110B.png

 10日(木)の上海50指数は0.04%安となりました。

 上海総合、創業板指数同様、25日移動平均線が上値抵抗となっています。

20190110C.png

 7日(月)のブログで紹介したように、4日(金)に政策発動がありました。

 李克強首相による景気対策の実施を示唆する発言と、引け後の預金準備率の引き下げ、米中貿易摩擦解消に繋がる協議の進展といった好材料が重なり、戻り相場となっています。

 ただ、各指数の上値は重く、資金流入は今一つで、循環物色による回転も効いてこないといった状況です。

 10日(木)現地時間930分に発表された物価統計が予想以上に悪化しています。

 12月の消費者物価指数は1.9%上昇で、前月と比べ0.3ポイント低下しており、市場予想の2.1%上昇と比べ、0.2ポイント下振れしています。

 前月比では横ばいでした。

 一方、卸売物価指数は0.9%上昇で、前月と比べ1.8ポイントも低下しており、市場予想の1.6%上昇と比べ、0.7ポイント下振れしています。

 20169月以来の低い上昇率で、前月比では▲1.0%下落となりました。

 気になるのはやはり、大きく下落した卸売物価指数の方です。

 生活資料価格は0.7%上昇で、前月と比べ0.1ポイント低下しただけですが、生産資料価格は1.0%上昇で、こちらは前月と比べ2.3ポイントも低下しています。

 生産資料価格の急落は、石油、天然ガス価格が大幅に下落したことが主な要因です。4.5%上昇ですが、前月と比べると19.9ポイントも低下しています。

 国際要因として、原油、天然ガス市況の急激な悪化の影響を強く受けていると言えるでしょう。

 ただ、それだけではないかもしれません。

 自動車生産が低迷しています。国家統計局によれば11月の自動車生産台数は▲16.7%で、5カ月連続で減少しています。12月の国家統計は21日に発表される予定ですが、自動車生産は、個別企業が発表するデータを見る限りでは、足元でさらに悪化している可能性があります。

 自動車産業全体の不振が国内において、石油製品の需給悪化に繋がり、国内価格の下落を助長しているといった面もあると思います。

 政策情報が矢継ぎ早に出ています。

 国家発展改革委員会の寧吉喆副主任は17日(月)午後、メディアの取材に応じ、今年は家電、自動車などの消費促進策を打ち出すと述べています。

 複数のメディアが9日(水)寄り付き前にこのニュースを流したことから、この日、家電、自動車セクターは大きく買われました。

 しかし、10日(木)には両セクターとも利益確定売りに押されており、依然として短期志向の投資家が売買の中心となっていることがわかります。

 投資家心理の回復にはもうしばらく、時間がかかるかもしれません。

 もっとも、当局は今後も政策発動を畳みかけてくるだろうとみており、ここは買い場だと思います。

 

 

 

 

 

 

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