たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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本土株、テクニカルに押し目が必要!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

12日の上海総合指数、11連騰!!

上海総合指数の上昇が止まらない。12日の終値は0.1%高の3428.94ポイントで、昨年来高値である11月13日の終値3447.84ポイントまで、後0.6%に迫っている。

今回の上昇相場には大きな特徴がある。それは、大型株の上昇が顕著であるという点である。

各指数の終値について、上海総合指数の連騰が始まる直前となる12月27日(水)と1月12日(金)を比べてみると、
上海A株市場の時価総額上位50社で構成される上海50指数は6.3%高だが、上場基準がメインボードよりも緩く、新興企業が多く上場する創業板指数は2.3%高に留まっている。上海総合指数は4.7%高でその中間に位置している。

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上海50指数は1月12日(金)、終値ベースでは2016年6月24日以来の高値を記録している。一方創業板指数は200日移動平均線の下にあり、足元では上昇しているとはいえ、依然として弱気相場が続いている。

株価は市場全体に資金が流入すれば上昇する。


中国人民銀行は12月29日、商業銀行が必要とする資金需要に応え、金融市場を安定させ、各種金融サービスを滞りなく行えるよう支援するために、「臨時準備金流用制度の導入」を決めた。
規模の大きな全国ネットの商業銀行が春節期間中、一時的に資金流動性が不足する際、臨時に法定預金準備率を2ポイント超えない範囲で預金準備資金を流用できる。使用期限は30日である。

春節前には人民が地方にある実家に戻り、両親や家族と一緒に過ごす習慣が今でも健在である。都会のサービス業は地方出身者に支えられているところが大きい。
彼らは出稼ぎで得たまとまった資金や、大量のお土産を持ち帰ったりする。大移動で旅費も発生する。春節前の資金需要は大きい。

昨年11月以降、中国人民銀行は資金流動性の供給をやや抑え気味にしたために、流動性がややひっ迫する状況となっていた。それが、昨年11月下旬から12月一杯にかけての相場を軟調にさせていた。
今回の措置は、資金需要に応じたものではあるが、株式市場に資金が流入するのと同時に、投資家心理の改善に繋がった。

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海外投資家による買いも今回の上昇相場を支える一因であったとみられる。ストックコネクトを通じた香港から上海、深セン市場への純資金流入額(合計、5営業日移動平均)の推移をみると、12月下旬から1月第1週にかけて急増している。
第2週となった先週はやや少なくなったものの、昨年の国慶節以降でみると、高い水準をキープしている。

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ちなみに、金額自体は、多いところでも30億元超に留まっている。ただし、QFII、中国株ファンドの株式比率の引上げや、中国人名義の買いなど、統計にあらわれない部分も多い。
この指標は、外国人投資家の投資マインドの方向性を見る上で、十分役に立つと思われる。

外国人投資家の買いは、好調な海外市場によるところが大きい。本土の各指数と同様、12月27日と1月12日の終値を比較すると、H株指数は7.3%高、香港ハンセン指数は6.1%高である。
NYも、台湾も、韓国も、東京もすべて上昇している。グローバル機関投資家のリスク許容度の高まりが、中国本土市場にも影響したということである。

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国内投資家のマインドも改善している。信用買い残高(上海、深セン市場合計)の推移をみると、12月上旬にボトムを打った後、上昇トレンドを描いている。株式投資の経験が豊富な一定の資金量を持つ個人投資家は強気姿勢を強めている。

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こうしてみると、上昇要因は主に需給によると言えそうだ。

今後の相場展開はどうなるだろうか?

需給面で気になることが一つある。それは中国の国債10年利回りが急上昇している点である。12月中旬以降落ち着いた動きとなっていたが、1月10日以降急騰しており、12日には4.025%まで上昇している。
今年の春節休場は2月15日(木)から21日(水)にかけてである。まだ、1か月ほど時間があり、その間、流動性が不足しやすい状態が続く。今後もこうした金利上昇が続くようであれば、一旦利益確定売りに押される可能性が高いであろう。

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需給以外では、政策が気になるところである。全国政治協商会議、全人代は毎年、3月上旬に開催されるが、ここで、今年の成長目標や政策目標が発表される。
供給側改革、環境対策など、景気抑制的な政策が強調され、一方、戦略的新興産業の育成発展などの成長戦略が目立たないようだと失望売りが出そうである。両会議が開催される前から市場では、今年の政策に対する関心が高まる。
その段階で、安定重視が強まるようだと、中小型株の調整が長引きそうである。

とにかく、先週までに11連騰している。上海総合指数はテクニカルに上値が重い。今週は押し目を意識した方がよさそうだ。

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