たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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先週の上海総合指数は利益確定売りに押される!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

中国本土は43日(月)、4日(火)の2日間、清明節のため休場です。

先週の上海総合指数の動きを振り返ってみると、327日(月)、昨年1129日に記録した3301.21ポイントへのブレイクアウトができずに日足は十字線を付けました。

その後は30日(木)まで続落したのですが、本土投資家が相場の強弱の境目として意識する60日あるいはここで示した75日移動平均線が支持線となり、下げ止まった感があります。31日(金)は0.38%上昇、弱いながら自律反発しています。

20170403A.png

一方、先週の創業板指数は27日(月)から30日(木)まで4日続落、31日(金)は弱いながら自律反発するといった動きとなりました。

先週前半は5日から75日までの移動平均線が密集するといった状態で、相場は煮詰まっていたのですが、そこから下に崩れた形となっています。

テクニカルには上値が重いチャートとなっています。

20170403B.png

景気は回復基調が鮮明となってきました。

国家統計局は27日、12月の全国一定規模以上工業企業利益は31.5%増で、増加率は201612月と比べ、29.2ポイント上昇したと発表しました。

工業司の何平処長は、「(1)工業生産の伸びが加速したこと、(2)製品価格が上昇したこと、(3)単位コストが低下したことなどが大幅増益の要因である。また、利益率が上昇、売掛債権の回収が進み、在庫が増加したなどの特徴がみられる。全体としてみれば、石炭、鋼材、原油などの価格上昇による影響が強い。しかし、これらの価格上昇はこれまで安すぎたことの反動である」などと分析しています。

また、国家統計局、中国物流購買聯合会は31日、3月の製造業PMI51.8であったと発表しました。

2月の51.6と比べ0.2ポイント改善、本土の市場コンセンサスである51.70.1ポイント上振れしました。

国家統計局は今回の結果について、「生産、需要が回復している。ハイテク製造業が引き続き増勢を保っており、石油化工、コークス、非鉄金属製品、鉄鋼などの伝統的産業も好調である。輸出入が引き続き拡大している。原材料価格の伸びが鈍化している」などの点を指摘しています。

ミクロ面からも、マクロ面からも、景気回復が鮮明になってきたことがわかります。

多くの市場関係者が第1四半期の経済成長率は昨年第4四半期と比べ穏やかに回復すると予想しており、中国社会科学院、交通銀行、中信証券、申万宏源証券など多くの機関投資家は、第1四半期の経済成長率は6.8%になると予想しています。

12月の工業用電力使用量、鉄道公道水路による貨物輸送量、民間投資、輸出入などはいずれも増勢が加速しており、企業利益、財政収入なども伸び率が高まっています。

交通銀行の連平チーフエコノミストは、「需給両面の要因から生産は加速、サービス業も発展の勢いが強まっている。最近、経済の好転を示す指標が増えており、今年第1四半期の成長率見通しを引き上げた」などと発言しています。

テンプルトン新興市場グループのStephen H . Dover氏は28日、「中国の製造業は既に5年に渡る縮小段階を経て、新たに在庫、資本支出を増やし始めた。国有企業改革は比較的積極的な効果を表しており、企業の資本支出、キャッシュフローは改善している。

同時に、シャドウバンキング問題を整理し、一部のゾンビ企業を閉鎖するなど、中国政府はいろいろな措置を取ることで金融のシステマティックリスクを防いでいる。

今後、A株がMSCI指数採用銘柄となれば、海外機関投資家の中国市場に対するポーションは低いだけに、彼らによる大量の買いが入るだろう。A株に対して長期的に楽観している」などと発言しています。

金融政策の中立化や不動産コントロール政策の強化が悪材料となって、なかなか上値をブレイクアウトできない上海総合指数ですが、景気見通しが良い上に下値で買ってくる長期投資家がいる以上、値固めを繰り返しながら下値を切り上げていき、ブレブレイクアウトを達成するのは時間の問題ではないかと思います。

 

 

 

 

 

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