たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

ホームページ

メルマガ

【週刊中国株投資戦略レポート】

相場の流れや注目銘柄など、実践で活用できる価値ある情報をご提供しております。

発行:GLOBAL LINK ADVISERS(有料)

詳細ページ

メルマガ

【中国株投資レッスン】

投資に関する知識はもちろん、中国香港の旬な話題も取り上げています。

発行:まぐまぐ!(無料)

詳細ページ

レポート

【マネックス証券中国レポート】

マネックス証券中国株取引欄にて、毎月中国レポートを配信。投資戦略や注目の5銘柄などを紹介しております。

発行:マネックス証券(無料)

詳細ページ

書籍

リンク用バナー

当ブログはリンクフリーです。
バナー画像はこちらをお使いください。

トレトレブログ

トレトレおすすめブログ

10日の上海総合指数は0.52%安、戻り売り、利益確定売りに押される!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

10日(月)の上海総合指数はわずかに安寄り後、終日売りに押される展開となりました。

7日(金)の段階では、終値は3286.62ポイントを記録、終値ベースでは昨年1129日を上回り、昨年16日以来の水準となりました。ブレイクアウトが進行中だったのですが、10日(月)は戻り売り、利益確定売りに押され、0.52%安となりました。

下げはしましたが、地合いはそれほど悪くはありません。上海市場の売買代金は先週末と比べると127億元増加し、2794億元となりました。

紙印刷、自動車・部品、通信、非鉄金属、建設エンジニアリング、農林牧魚、機械などが売られたのですが、雄安新区関連、海上シルクロード、保障性住宅、不動産、中央系企業など、政策関連銘柄が上昇しています。

回転が効いているので健全な調整と言えるでしょう。

20170410A.png

一方、10日(月)の創業板指数は1.73%下落、上海総合指数より下げ幅が大きくなっています。

3月末に崩れたものの、先週は戻り歩調となったのですが、75日、25日移動平均線が上値抵抗線として作用しました。10日(月)の下落は上値の重さが意識される後味の悪いものとなりました。

20170410B.png

先週の上海総合指数は41日に発表された河北雄安新区建設計画を好感、急上昇しました。

雄安新区は河北省雄県、容城県、安新県やその周辺地域から成り、北京、天津、保定に隣接する区域です。ここに、深セン経済特区、上海浦東新区に次ぐ全国的な意義を持つ新区を設立しようというのですから、投資家の関心は否が応でも高まります。

習近平国家主席は現地時間6日、7日、アメリカフロリダ州パームビーチにおいて、トランプ大統領との初会談を行いました。

会談において、習近平国家主席は、「米中は既にお互い最大の貿易相手国になっており、中国側はアメリカが一帯一路のフレームワークの中で提携することを歓迎する」と強調しました。

両国首脳は、「米中は双方において重要領域であり、お互いが関心のある国際問題、地域問題に関して広範で深い意見交換を行った」と新華社は伝えています。

また、7日の米中首脳会談が行われる前に、米中の経済、国防部門の責任者である最高幹部は、米中全面経済対話メカニズム、米中外交安全対話メカニズムの設立を決定しています。

両国による経済、軍事的な関係強化は投資家にとって好材料と言えるでしょう。

中国人民銀行は10日、11営業日連続で公開市場操作を見送り、資金供給を行っていませんが、金利は上昇していません。短期金融市場では資金ひっ迫は起きていません。

中央規律検査委員会は9日、「中国保険監督管理委員会の項俊波主席を重大な規律違反の疑いで取り調べている」と発表しましたが、市場は特段反応しませんでした。

そのほか、シリアへの空爆、北朝鮮情勢の緊迫化などに対しても、市場関係者の反応は鈍く、本土市場への影響は見られません。

もちろん、汚職撲滅にしても、金融引き締めにしても、地政学的リスクの高まりにしても、今後、さらに極端に深刻化すれば、話は別です。しかし、そうではない限り、当局による長期発展戦略を評価する買いによって、今後相場は押し上げられるだろうとみています。

 

 

 

 

 

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
トレトレ会員登録でもれなく3mBTCプレゼント!

中国経済、安定成長続く!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

『3月も景気は好転!!』

3月も景気は予想以上に良いようだ。

国家統計局、中国物流購買聯合会は31日、3月の製造業PMIを発表した。結果は51.8で、2月の51.6と比べ0.2ポイント改善しており、市場コンセンサスである51.7を0.1ポイント上振れした。
景気判断の分かれ目となる50を8か月連続で上回っている。

詳細指数をみると、内外の受注が拡大(50以上)・改善(前月比プラス)している。原材料在庫、製品在庫はいずれも縮小(50未満)・悪化(前月比マイナス)しており、在庫調整が続く中で、購買量、生産は拡大・改善している。
需要、生産ともに強い動きである。

tashiro_20170406.01.png

tashiro_20170406.02.png

今回は、就業人員が拡大に転じている。50を超えるのは2012年5月以来、4年10か月ぶりである。景気に対して遅行する傾向のあるこの指数も拡大に転じており、景気回復はより確かなものとなってきた。

tashiro_20170406.03.png

tashiro_20170406.04.png

産業別にみると、ハイテク製造業は54.2で製造業全体を2.4ポイントほど上回っている。石油化工、コークス、非鉄金属製品、鉄鋼関連などの伝統的産業も好調である。

一方、急騰の続いていた原材料価格については、購入価格、出荷価格ともに拡大・悪化となり、価格上昇はひと段落している。

製造業だけでなく、サービス業も好調だ。3月の非製造業商務活動指数は55.1で先月と比べ0.9ポイント上昇、2014年5月以来の高水準となっている。

tashiro_20170406.05.png

ミクロの統計をみると、1、2月の全国一定規模以上工業企業利益は31.5%増で、増益率は2016年12月と比べ、29.2ポイント上昇している。
国家統計局工業司の何平処長は、「(1)工業生産の伸びが加速したこと、(2)製品価格が上昇したこと、(3)単位コストが低下したことなどが大幅増益の要因である。また、利益率が上昇、売掛債権の回収が進み、在庫が増加したなどの特徴がみられる」などと分析している。

今後景気はどうなるだろうか?

3月後半、北京、広州、佛山、中山、東莞、アモイ、鎮江、成都、滄州、句容、嘉興、長沙、廊坊などに加え、国家レベルの貧困県である安徽省臨泉県に至るまで、多くの都市で不動産購入制限が開始された。
中でも、北京では1週間の間で複数回の購入制限政策が打ち出されている。オフィス用物件を個人に売ってはならないといった史上最も厳しい政策が打ち出されている。不動産バブルの膨張に対する中央の警戒感は強く、地方レベルではより具体的な政策が打ち出されている。

2016年における全国固定資産投資に占める全国不動産開発投資の比率は17.2%である。固定資産投資の大きな部分を占める不動産投資が過熱することはなさそうだ。
一方で、供給側改革が進展すると予想され、製造業の投資の伸びは鈍いだろう。全体として設備投資が過熱する可能性は低いだろう。

また、足元で景気回復が進んでいるものの、金利の上昇はそれほど目立たない。インターバンク市場金利をみると、中国人民銀行が新たな資金供給を押さえているにも関わらず、先週のオーバーナイト物や、3か月物、6か月物などはむしろ少し下がっている。
中国人民銀行の監督管理は周到である。

tashiro_20170406.06.png全人代が終わり、各中央系部局、地方政府における具体的な経済運営方針は固まっている。
一帯一路戦略、供給側改革が進展し、産業レベルでの政策などが打ち出されるだろうが、資源価格、素材価格がさらに上昇したり、補助金の増額などから個別産業レベルで需要が急拡大したりするようなことはなさそうだ。

設備投資は安定する一方で、高度化、農村部の活性化などにより、消費が底堅く推移、消費が景気を下支えすることで安定成長が続きそうだ。製造業PMIはこれ以上は上昇せず、横ばい圏で推移するとみている。

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――

『メルマガ:週刊中国株投資戦略レポート』
相場の流れや注目銘柄など、 実戦で活用できる情報をお求めの方にオススメ!
発行:GLOBAL LINK ADVISERS (有料) 
詳細はこちら

『書籍:中国株二季報2017年春号』
中国株投資には必読の一冊。
中国・香港上場企業の最新情報がまとめられた、 最強のデータブック!
詳細はこちら

―――――――――――――――――――――――――――――――――

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
トレトレ会員登録でもれなく3mBTCプレゼント!

先週の上海総合指数は利益確定売りに押される!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

中国本土は43日(月)、4日(火)の2日間、清明節のため休場です。

先週の上海総合指数の動きを振り返ってみると、327日(月)、昨年1129日に記録した3301.21ポイントへのブレイクアウトができずに日足は十字線を付けました。

その後は30日(木)まで続落したのですが、本土投資家が相場の強弱の境目として意識する60日あるいはここで示した75日移動平均線が支持線となり、下げ止まった感があります。31日(金)は0.38%上昇、弱いながら自律反発しています。

20170403A.png

一方、先週の創業板指数は27日(月)から30日(木)まで4日続落、31日(金)は弱いながら自律反発するといった動きとなりました。

先週前半は5日から75日までの移動平均線が密集するといった状態で、相場は煮詰まっていたのですが、そこから下に崩れた形となっています。

テクニカルには上値が重いチャートとなっています。

20170403B.png

景気は回復基調が鮮明となってきました。

国家統計局は27日、12月の全国一定規模以上工業企業利益は31.5%増で、増加率は201612月と比べ、29.2ポイント上昇したと発表しました。

工業司の何平処長は、「(1)工業生産の伸びが加速したこと、(2)製品価格が上昇したこと、(3)単位コストが低下したことなどが大幅増益の要因である。また、利益率が上昇、売掛債権の回収が進み、在庫が増加したなどの特徴がみられる。全体としてみれば、石炭、鋼材、原油などの価格上昇による影響が強い。しかし、これらの価格上昇はこれまで安すぎたことの反動である」などと分析しています。

また、国家統計局、中国物流購買聯合会は31日、3月の製造業PMI51.8であったと発表しました。

2月の51.6と比べ0.2ポイント改善、本土の市場コンセンサスである51.70.1ポイント上振れしました。

国家統計局は今回の結果について、「生産、需要が回復している。ハイテク製造業が引き続き増勢を保っており、石油化工、コークス、非鉄金属製品、鉄鋼などの伝統的産業も好調である。輸出入が引き続き拡大している。原材料価格の伸びが鈍化している」などの点を指摘しています。

ミクロ面からも、マクロ面からも、景気回復が鮮明になってきたことがわかります。

多くの市場関係者が第1四半期の経済成長率は昨年第4四半期と比べ穏やかに回復すると予想しており、中国社会科学院、交通銀行、中信証券、申万宏源証券など多くの機関投資家は、第1四半期の経済成長率は6.8%になると予想しています。

12月の工業用電力使用量、鉄道公道水路による貨物輸送量、民間投資、輸出入などはいずれも増勢が加速しており、企業利益、財政収入なども伸び率が高まっています。

交通銀行の連平チーフエコノミストは、「需給両面の要因から生産は加速、サービス業も発展の勢いが強まっている。最近、経済の好転を示す指標が増えており、今年第1四半期の成長率見通しを引き上げた」などと発言しています。

テンプルトン新興市場グループのStephen H . Dover氏は28日、「中国の製造業は既に5年に渡る縮小段階を経て、新たに在庫、資本支出を増やし始めた。国有企業改革は比較的積極的な効果を表しており、企業の資本支出、キャッシュフローは改善している。

同時に、シャドウバンキング問題を整理し、一部のゾンビ企業を閉鎖するなど、中国政府はいろいろな措置を取ることで金融のシステマティックリスクを防いでいる。

今後、A株がMSCI指数採用銘柄となれば、海外機関投資家の中国市場に対するポーションは低いだけに、彼らによる大量の買いが入るだろう。A株に対して長期的に楽観している」などと発言しています。

金融政策の中立化や不動産コントロール政策の強化が悪材料となって、なかなか上値をブレイクアウトできない上海総合指数ですが、景気見通しが良い上に下値で買ってくる長期投資家がいる以上、値固めを繰り返しながら下値を切り上げていき、ブレブレイクアウトを達成するのは時間の問題ではないかと思います。

 

 

 

 

 

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
トレトレ会員登録でもれなく3mBTCプレゼント!

▲ TOPへ戻る

スマホサイトを表示