たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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24日の上海総合指数は1.37%安、200日移動平均線で下げ止まる!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

24日(月)の上海総合指数は安寄りした後20分ぐらいの間に大きく売られたのですが、その後は安値圏でのもみ合いとなりました。終値は3129.53ポイントで、先週末比1.37%安で引けています。

今回の下げ局面を少し整理してみると、414日(金)から下げ始めているのですが、この段階ではまだ、高値圏に留まっていました。しかし、先週の下げは押し目形成となり、この日の下げは、強気相場、弱気相場の境目となる200日移動平均線を挟んでの攻防といった状態となりました。

20170424A.png

一方、24日(月)の創業板指数は1.58%下落で、上海総合指数より下げ幅が大きくなっています。

200日移動平均線は随分と上の方にあり、また、75日、25日移動平均線が上値抵抗線として作用しており、4月中旬以降、はっきりとした下げトレンドが出ています。

20170424B.png

今日の下げ要因でもあるのですが、今朝のマスコミ報道の中に、先週からの下げを象徴するような幹部の話がありました。

G20財務相・中央銀行総裁会議が2123日の日程で、ワシントンで開催されたのですが、それに参加した中国人民銀行の周小川行長は、「中国政府は金融領域に存在するリスクを高度に重視しており、積極的にリスクを和らげる措置を取っている。今後の金融政策は穏健中立を維持し続け、経済の安定成長、レバレッジの縮小、資産バブル発生の予防、システマティックリスク累積のコントロールなどをバランスよく行っていく」などと発言したそうです。(中国証券報、証券時報など)

やはり目を引くのは資産バブル発生の予防といった箇所です。

13日(木)、それまで相場をけん引してきた雄安新区関連の主力銘柄について、具体的には金隅股フェン(601992)、巨力索具(002342)、河北宣工(000923)、渤海股フェン(000605)、唐山港(601000)、保変電気(600550)といったストップ高が続いていた主要銘柄が突然、売買停止となりました。

2日間の売買停止の後、17日(月)から売買が再開されたのですが、いずれも急落しています。

当局が恐れたのは株式のバブル化です。41日に発表された雄安新区設立決定によって、関連銘柄が急騰しました。相場の核ができたことで、そこから一帯一路戦略、PPP関連、自由貿易区関連などへと、材料株の間を循環物色が進み、株価が上昇トレンドを形成する絶好のチャンスでした。

それが逆の動きとなり、先週は、雄安新区関連、広東・香港・マカオ大湾区関連、上場後数カ月が経過し株価形成が落ち着いてきた準新株が叩き売られたのですが、24日至っては、それまであまり下がっていなかったバイオ、酒造、家電が売られ、物色対象の大きな柱である一帯一路戦略までもが大きく売られています。

相場はまず、動きの軽い投機資金による循環物色が起点となって上昇スパイラルが起きます。そこを当局が抑え込んだことで、投資家心理は一気に冷え込んでしまいました。

保険業界への監督管理が厳しくなり、中国人民銀行は流動性資金の供給を絞り始めています。需給面でも株式市場にとって厳しい政策が打ち出されています。

北朝鮮情勢については今のところ、中国が頑張って北朝鮮の核実験を中国が阻止し、アメリカの先制攻撃はないといった見方が多数を占めるようで、本土ではこの点のリスクは語られなくなっています。この点は悪材料が多い中、唯一の救いです。

引き続き社会保障基金、保険会社、QFII、事業法人、SWF、証券自己売買などが下値を買ってくるでしょうから、下値は限られるでしょうが、投資家心理の悪化が深刻なので、戻りは弱いかもしれません。

 

 

 

 

 

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