ドル/円は直近の日足が小陰線で終えています。下値を切り上げる流れを維持しており、日足の形状は崩れておらず、上値トライの可能性を残していますが、110.60-70の抵抗にぶつかっていることや、週足、月足ともに弱気の流れにあるので基本戦略はドルの戻り売り方針が有効と見ています。日足が110.50超えで終えれば上値トライの動きが継続、109.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。ドル買いは様子見か110.10-20を軽く拾って109.90で撤退としています。売りは110.50-60で軽く売って損切りを111.30に置くか、1日様子見としています。短期トレンドは111.50超えでニュートラルな状態に戻します。
ユーロ/ドルは小幅続落。1.1150の下値抵抗を守っており、下げ余力の強いものでもありませんが、短期トレンドは1.1350超えで終えない限り、ユーロ弱気の流れにあります。トレンドが弱いので買いは様子見か1.1080に浅い損切りを置くなら1.1110-20で軽く試し買い。売りは1.1190-00の戻り待ち。損切りは1.1260で一旦撤退です。上値抵抗は1.1220-30、下値抵抗は1.1110-20、1.1060-70にあります。
ユーロ/円は反落。前日の陽線の上抜けが"ダマシ"であった可能性がありますが、122.90-00の抵抗を守って終えているので売りは1日様子見としています。買いも様子見か121.90に浅い損切りを置くなら122.20-40ゾーンで軽く買い狙い。短期トレンドは124.50超えに値を戻さない限り、ユーロ弱気の流れにあります。
ポンド/ドルは続落となりました。トレンドが非常に弱く戻り売り方針継続としますが、1.2500~1.2600ゾーンに中長期的な下値抵抗があるので、ここからの売りは利食いをこまめに入れる方針で。買いは様子見です。売りは1.2680-90で戻り売り。損切りは1.2760で一旦撤退です。短期トレンドは1.2850超えに値を戻せばニュートラルな状態に変化しますが、1.3050超えで越週するまでは下値リスクを残します。
ポンド/円は反落。前日の上ヒゲの長い陽線で戻り余地を確認した可能性が生じており、一段の下落リスクに注意が必要です。買いは様子見です。売りは139.50-60で軽く戻り売り。上値余地を139.90近辺まで見て置く必要があります。損切りは14.20で一旦撤退です。
豪ドル/円は小陰線で終えています。単体では下げ余力の強いものではありませんが、週足、月足が新たな下げトレンド入りの可能性を示しており、一段の下落に注意が必要です。買いは様子見とします。売りは76.20-30の戻り待ち。損切りは76.70で撤退です。77円台に値を戻せば下値リスクが軽減されますが、78.50超えで越週するまでは下値リスクを残します。
明日は九州出張で留守にします。暑そうです!!皆さま良い週末をお過ごしください。