90円割れで円高が加速、クロス/円も続落。
先週末のNY市場で長期的な抵抗であった90円を割り込んで引けたことで、ドル円は早朝から円高が加速、東京市場寄付き前には88円台前半まで下落しました。先週、藤井財務相が円売り介入に否定的な見解を示したことも、大幅な円安転換には繋がらないとの見方が多くなり、円買い圧力が加わり易くなっています。
しかし、円独歩高の一方で、先週のFOMC以降、ユーロ/ドルの上昇の流れにやや変化が生じているように見受けられます。現状は1.4600-10の抵抗を守っていますが、今日の東京市場では1.45台に入る場面もあり、短期的にはトレンドが変化し始めています。
その他、ポンドやスイス、カナダ、豪ドル、そしてNZも対ドルで反転し始めており、これまでの"ドル安"の流れから"ドル上昇"へと変化し始めているのを見れば、円の独歩高には自ずから限りが出てくると見られます。今週中はドルの戻り売り地合いの中で、ドル円は87円台までの円高を見てもおかしくありませんが、既に下げに転じて6ヶ月が経過しており、一旦反発に転じてもおかしくない日柄に近づいているようです。目先は戻り売り、87円台では売り残さず利食いを着実に。
ユーロドルは1.44台方向へ。当面は1.47が壁となる可能性。
クロス/円は、もう一段調整余地を残した形となっており、今週一杯は買いは様子見でいいでしょう。






