今年は100年に一度といわれるような大きなショックが世界の金融市場を駆け巡りました。
リーマンブラザースの破綻は一大手証券会社の破綻に留まらず、世界の資本市場のあり方そのものが問われるような大事件となりました。
世界景気後退が顕著となる中、金融信用収縮問題は来年も企業の収益や経済成長を阻む大きな足かせとなることが予想されます。
為替相場も上下に振れ易い動きとなっており、年末の薄商いだけを要因とするものではなく、市場の不安心理をそのまま映しているようです。100年に一度以上のショック、いやそれ以上のことかもしれませんが、それでもいろいろなところにチャンスは見出せるものでしょう。不安材料が多いことに変わりありませんが、為替で来年も頑張りたいと思います。
皆様も良いお年をお迎え下さい。
クロス/円は全般的に下値抵抗を守っており、上昇余地を探る動きが進行中ですが、週足、月足が強い状態にないので、もう暫く上下動を繰り返す展開が予想されます。
短期的には浅い利食いをこまめに入れながらトレードする方が良さそうです。
ZAR/円は9.80〜10.00近辺に上値抵抗があります。
豪ドル円の長期的な下値抵抗は58円台、NZ円は50円台、ユーロ/円は122円台。
ここまで下落する可能性は小さいと見ていますが、年末年始で荒っぽい値動きがあればこの位のリスクを考えておく必要はありそうです。
昨年のサブプライムローン債券絡みの損失でベア-スタンズ証券が事実上破綻したことを契機とする金融信用収縮リスクの高まり、途中で落ち着きを取り戻すかに見えたものの、今年9月にはリーマンブラザース破綻ショックが世界を駆け巡り、世界的規模の金融不安へと発展、追い討ちをかけるように為式相場、株式相場、商品相場も急落しました。そして世界景気も後退局面入りしており、今年は歴史的に見てもも大きな転換の年となりました。
世界中を巻き込んだレバレッジ旋風はバブルの破裂とともに大きな収縮の時代を迎えようとしています。来年は世界景気の更なる後退懸念や信用収縮リスクが一段と進むことが予想されます。
しかし、このような状況の中でも為替市場だけは実需も投機筋も問わず、売りからも買いからも入れて、24時間カバーできる公平性の高い市場ですから、この市場で自由に取引できるメリットは大きいと言えるでしょう。景気後退、企業収益の更なる悪化、失業者の大幅増、給与カット、消費抑制の動き等々、明るい光は全く見えない状況となるのは必至ですが、そのような中でも公平性の高い為替市場で来年も日々相場を追いかけて行きたいと考えています。
今年も残り少なくなって来ました。昨年は年末から年初にかけてドル/円ではドルが下落に転じ始めました。結果を見れば結局年初がドルの高値圏ということになっています。その意味でも年初の動きは1年間の動きを大きく暗示することが多いようです。さて今年の年末から年始にかけてどうなるのか、注視したいと思っています。
ユーロ/ドルは、上値の重い状態が続いていますが、22日の下値トライで1.3900-10の下値抵抗に跳ね返されており、これを守っている間は突っ込み売りに注意。先週の1.47lowで目先天井を見た可能性が高いと見られますが、一方で1.38〜1.39台にあった強い下値抵抗ゾーンにも跳ね返されており、短時間では反発余地を探る動きが期待できます。
1.39台はユーロ買いで攻めてみたいところ。損切りは1.39割れで十分でしょう。ターゲットは1.41〜1.42近辺。
先週末の海外市場でユーロ/ドルは、ユーロ売りが先行しましたが、1.38台の抵抗を守り切って反発に転じています。トレンドは反落に注意する必要を示していますが、1.38〜1.41台は中期的に見て強い下値抵抗ゾーンに当っており、簡単には下抜けないところです。
これを守り切って反転、上昇の可能性も高いと見られ、ユーロ買いで攻めてみたいところです。
現状は1.4250〜1.4400ゾーンにやや強い上値抵抗が控えていますが、下値抵抗にぶつかった反動でこの辺りまでは戻す可能性が高いと見ています。
ユーロ/円も122〜124円ゾーンの抵抗を守り切って反発に転じており、上昇余地を探る動きが期待できます。但し、先週末の131円台からの急落地合いを見た後で、短時間では127〜128円台に抵抗が出来ており、これを一気に上抜けるのはやや難しいと見られます。ユーロ買いは128円超えは一旦利食い場。
ユーロ/ドルは、1.46〜1.48台の長期的な上値抵抗ゾーンにぶつかって急落しています。
しかし、中期的なトレンドはユーロ高を維持しており、1.4100〜1.3800のゾーンは強い抵抗ゾーンとなっています。急反発の可能性もありそうですから、1.4100割れからは、突っ込み売りに注意する必要があります。
ユーロ円も131円の抵抗にぶつかって急落しており、短時間では下値リスクが高い状態にありますが、これも122〜124円台に強い抵抗が出来ており、買い場となる可能性が高いところです。
両通貨ともここからは突っ込み売りに注意したいところです。
ドル/円は直近の安値を下抜けて87円台へ突入、底打ち確認が先に伸びた格好となりました。
日足の抵抗が87.50近辺にあることと、クロス/円が上昇余地を残した格好となっていること、また、87-88円が長期的な抵抗ゾーンに当っていることから、このレベルでドル売りするには今ひとつ気が乗りません。
短期トレンドは、92円台を回復しない限り、当面はドルの戻り売りで攻めるしかありませんが..。
大きく動かないドル/円でドルを売るよりも、ユーロやスイス、カナダ、豪ドルで売るほうが利益は遥かに大きいといえます。或いは、ポンド円を除くクロス円が上昇トレンドを形成しているので、押し目買いもまだまだ有効です。
特にNZ円は、トレンドが漸く上向きになって来たので、足の速いユーロ/円より面白いかもしれません。その他では豪ドル円が、現状は62円の壁をなかなか超えられずにいますが、下値リスクが小さくなっており、上方向へ抜けた場合、よりスピードが増す状態にあります。
ユーロ/ドルは、危険水域に入り始めており、このまま続伸した場合は1.46〜1.48は大きな壁となります。
FOMCを前にドルは全面安の流れに入っています。特に対ユーロでのユーロ上昇が急となっており、中期的にもユーロが立ち上げた可能性が高くなっています。
一方で、1.30超えからは深い押しが入っておらず、1.34〜1.35台の足元が不安定なままの状態となっています。また、1.3760〜1.3780には強い上値抵抗が控えており、ここは一気には上抜けるのが難しいポイントです。ユーロ上昇トレンドがしっかりとしているため、まだ、大幅な下落は見込めないと見られますが、1.36台middle超えのユーロ買いは利を見ない可能性が高いので、買いは1.35台までの押し目を待ってみたいところです。
ユーロ/円の下値余地が現状は限られ易い状態にあるので、ユーロの対ドルでの下値余地も短期的には限られるかもしれません。また、ドル/円についても、クロス円の上昇に支えられて、大幅円高にはなり難いものと予想しています。
ドル円については、先週末の88円台で一旦底値を見た可能性が高いと見られ、今日の押しは一旦買ってみたいところです。但し、月足もまだ弱いので88円割れの新安値を付けて来るようなら、ドル買いは撤退せざるを得ません。
ドル円相場は金曜日の東京市場で88円10銭まで急落後、海外市場では91円台前半まで急反発して引けています。この88円台以下には長期的な抵抗があることや、底値圏に出た場合は大底確認の可能性の高いタクリ足で引けており、漸く底値を見たのではないかと考えています。
ただ、この直近の陰線の下ヒゲが3円もあり、金曜日のドルの急反発で既にかなりの上昇エネルギーを消耗している様子を示していることや、欧州通貨が対ドルで上昇トレンドを形成し始めていることから、目先はドル円も上値が重くなる可能性があります。
ドル買いは飛びつく必要もなさそう。ゆっくり待って買い狙いで。
今日の東京市場でも91円台前半の上値抵抗をこなしきれずに小反落しており、ドル買いは少なくとも今日一日は様子見か、89円台までの押し目でもあれば軽く買ってみたいところです。
ドル円相場は92円割れを再び見たことで、新たな下げエネルギーが生じ、一気に90円割れを見ています。しかし、88.50〜87.50には長期的に見ても強い抵抗があり、今回の下げトレンドの中でもこれを下抜けるのは難しいのではないかと見ています。クロス/円が中長期的な抵抗ポイントを守っていることもドル円でのドルの下落余地が限られる可能性を示唆しています。ひょっとしたら、今日の88.40近辺がドルの底値である可能性もありそうです。
月足が弱いため、月末までは不安定な値動きが予想されますが、90円割れの水準でドル売りを急ぐ必要はないと見ています。
但し、これまでの対円を除き全面高であった米ドルですが、短期トレンドに変化が生じています。
ユーロは対ドルで1.32台から買い場探し、豪ドルドルも0.6400近辺の足元がしっかりとしています。というわけで、これまでのドル高からドル全面安の動きとなっています。従って、ドル/円については当面はドルの上値余地が限られる可能性が高い状態にありますが、クロス円の下落余地が限られると見られますので、ここからの円高リスクもそう大きくないのではないかと予想しています。
ドル円は小動きですが、基調は円高リスクの高い状態に変わりありません。
93.60−70を超えて来ないと上昇余地が限られ易い状態にあります。92.00−10の抵抗を切れたらさらなる円高に注意する必要がありそうです。
ユーロ/ドル、カナダ/ドル、豪ドル/ドルはそれぞれ対ドルで底打ち確認、上昇余地を探る動きに転じています。但し、月足もまだ安定していませんから、月末までに何度か押し目を拾うチャンスがありそうです。今日のユーロ買いは1.32超えは一旦利食い場。ユーロ円は121.70〜122.10に短期的な上値抵抗があります。
ドル/円相場だけを見ると相変わらずドルの上値が重い状態に変わりありませんが、その他の通貨は対ドルで明らかに変化が生じ始めています。
即ち、これまで対ドルで売られ続けていた円以外の通貨、ユーロ、豪ドル、カナダドル、が対ドルで上昇に転じ始めているのが判ります。つまり、ドル全面安の状態です。ポンド、NZドルはまだはっきり上昇に転ずるところまでは至っていません。
リーマン破綻ショック以降、金融市場でのドル資金の逼迫感が漸く落ち着いてきたことや、「売られすぎ」の反動からの買戻しが出ていると見られますが、先週の米雇用統計の結果や、歴史的に見る悲観的な数値を示す景気指標など、「壊れた状態にあるアメリカ」へのドル売りも出ていると見られます。次の政権への期待が高まるところですが、日本と同様にデフレ経済化し始めている中で、公共投資など"ばら撒き"政策でしか当面対応出来ないとすれば、日本程は長く掛からないにしても1年や2年は回復の兆しが見えないということかもしれません。
日本の場合は円高が進みデフレスパイラルから抜け出せない状態が続きましたが、果たしてどうなっていくのか、来年始動のオバマ新大統領とそのチームによる政策に期待したいところです。
ドル円はまだ円高トレンドの中にあるため、クロス円はまだ上昇トレンドに乗せるところまで届かない状態。でも、上述のユーロや豪ドルについては対ドルで底打ちを見た可能性が高くなって来ましたから、下落リスクについては小さくなって来ました。これでドル/円の底打ち確認が出来れば、クロス円もしっかりとした上昇トレンドに入るのですが、今暫くはしんどいのかもしれません。
週足、月足が依然としてまだしっかりとしているわけではありませんがユーロ/ドルが実体ベースでも1.2810-20を超えて来ており、1.25〜1.26台の足元が固まった感が強くなって来ました。
1.2780〜1.2810がサポートとなるかどうかに注目しています。
これが守られるようなら、今回のユーロの対ドル、対円での急落が一旦終了し、"やり過ぎた"反動として、ユーロの対ドル、対円での一段高の動きが期待できることになります。
ユーロ/円の日足のサポートは119.00〜119.20近辺、チャートを見る限りでは、これを切れた場合でも118円割れのリスクは小さいと見られます。そろそろユーロ買いが有効になって来ました。
東京市場は動きが鈍く雇用統計待ちの状態となっていますが、円高リスクが高い状態には変わりなく、ドル/円も94円が壁になりつつある状態。クロス/円もまだ底値をしっかり固めたとは言えない状況です。
少し変化が見られるのは、円の独歩高には変わりがないものの、これまでの対欧州通貨でのドル高に、ほんの少〜しトレンドの変化の兆しが見られること。
即ち、ドル高/ユーロ安、ドル高/スイス安からドル下げに転換の兆しが見え始めていることです。
しかし、これまで散々騙しが入ったユーロ/ドルのこと、にわかには信じがたい!でもチャートは変化の兆しを示している!というわけで、今日のNY市場の終値が1.2810-20を超えていたらゆっくりユーロ買いでもしようかと思っています。
そうなれば、ユーロ/円の下値も限られてくるのですが、ドル/円での円高リスクがまだかなり高いので、クロス/円は何度か下値をトライする動きとなりそうです。
ドル/円は、昨日92.60超えで終えられなかったこと、週足の形状が悪化していることから、来週までドルの底打ち確認は持ち越しとなります。
クロス/円は、全般的に上値が重く、下値リスクが依然として高い状態にあります。10月の安値を下抜けるかどうかを試す動きが強まっていますが、新安値をつけた場合でもその滞空時間は短くなる可能性が高いと予想しています。
というのも、対円を除いては、これまでのドル独歩高の流れにやや変化が見られ始めており、欧州通貨や、オセアニア通貨が対ドルで下げ渋りの傾向が出て来ているからです。ユーロ/ドルも1.25台の足元がしっかりとして来ています。カナダ、スイスも対ドルでの下値余地にやや限りがある形となっています。ということは後はドル/円の円高リスクがどの程度かによってクロス円の下値余地も限られる可能性が高いと考えられます。
現在のところ、対円でドル下げリスクがやや高い状態にありますから、92円割れを見た場合は、90円前後までの円高リスクを覚悟する必要があり、そうなった場合はどうしてもクロス/円が一段下げの可能性が高くなります。従って現レベルから、2−5円の下落余地を見ておく必要がありそうですが、同時に底打ち確認も早くなる可能性が高くなります。値頃感で買うにはちょっと早いところですが、今週一杯の動きに特に注目しています。
ドル/円は94.60〜95.10の下値抵抗ゾーンを切った勢いで、円高の動きが急となっています。
一段の円高リスクに注意する必要がありますが、一方で、92.60〜93.10の間には、94.60〜95.10と同じくらい強い下値抵抗ポイントとなっており、一旦下抜けても押し戻される可能性の高いところです。
92円割れを見ない限りはこのレベルでの突っ込み売りに注意したいところです。下値攻めに失敗すれば94.10〜94.40近辺までの戻りは無理がないと見ています。
短期的には95円台に値を戻さない限りは、ドルの下落幅拡大の可能性に注意する必要があります。
ユーロ円が116円台の強い抵抗ポイントにあること、豪ドル円も58−9円の重要ポイントにあることも、売り急ぎに注意する必要を示しています。現状は円高リスクは高いものの、一両日はクロス円も売り急がず様子を見てもいいでしょう。
ドル円は強い下値抵抗ポイントである94.60〜95.00を下抜け始めています。
94.60の抵抗を守っている状態にあるので、現在の現レベルは突っ込み売りせずに暫し様子を見たいところですが、直近の日足が極線となって極まった状態にあるだけに、新たな動きに注意が必要です。
短期トレンドは円高リスクにより注意する必要があります。
クロス/円も下値トライの動きが強まっていますが、ユーロ/円の118−119円、豪ドル円の59-60円台、カナダ/円の74−75円台は強い抵抗ゾーンとして働くポイントで、ドル円が93円でも下抜けない限りは、簡単には下抜けないでしょう。