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クロス/円、二番底確認の動きへ

2008年10月31日

クロス/円は今日も大きく値崩れしました。
しかし、チャートから見れば、ユーロ/円、豪ドル/円、NZ円、その他のクロス円も10/24〜10/27で大底を打ったと見られます。
これから来週一杯の押し目は、買い場となる可能性が高いと見ています。
但し、今のところはドル/円の円高リスクがやや大きい状態にあるので、飛びつき買いする必要はなさそうです。

ユーロ/円は、浅い場合は122円台がいいところだったかも知れませんが、来週以降深い押しがあった場合でも118〜120円が精々でしょう。豪ドル/円は、63円台にもサポートがありますが、今回のような大相場ではもう一度58〜60円があっても驚くほどのことはありません。

そういえば、このところ、両替商の前に列をなしている光景がTCなどで報道されていますが、弊社のオフィスの近くのT銀行の窓口にも、先週はず〜っと列が出来ていました。
庶民感覚が正しいということなのかもしれませんね。

大底を確認したクロス円相場

2008年10月29日

昨日のクロス/円の急騰は久しぶりにすごかったですね。
超長期のサポートポイントを確かめた後の急反発ですから、どの通貨も一旦底打ちを見たということが言えそうです。しかし、中長期トレンドはこの暴落で弱いままの状態です。
今日は早朝の大幅続伸を見た後、再び値を下げていますので、底打ちを確認したからといって、一本調子で上げるというのにはまだまだ無理がありそうです。

しかし、底を打ったと見ることが出来るだけでも大きな収穫で、短期的には押し目買いが進めやすくなって来ました。ユーロ/円の120円以下、豪ドル/円の60円以下、NZ円の55円以下、そしてドル円の94-5円台も今後は下値抵抗として働くと予想しています。しかし、あれだけ暴落して、オーバーシュートしましたから、今回の押し目も5円くらいは目標値より下げても驚きはしませんが...。

121円台から115円台まで買い下がって苦しい思いをしたユーロ円も、今朝の吹き値でなんとか利食えてほっと一息。明日のウェブセミナー(ジョインベスト証券)詳細の下準備をしようと考えているところです。
クロス円がまた、下がったら買おうと思っていますが、ドル/円はまだまだドル買いできませんね。

豪ドル/円は買い場?

2008年10月27日

14日の海外市場ではパニック的な通貨売りが続き、豪ドル円は2000年に付けた安値55.40を下抜け、一時55.12と最安値を更新する動きとなりました。
7年間の上げ幅をたった3ヶ月で全部取り崩しており、常識の範囲をはるかに超える急落です。他の通貨も同様な動きであったことを見れば、歴史的に見ても例を見ない、パニック的な動きといえるでしょう。

しかし、短期間に原点まで戻った相場がこのまま、原点もすり抜けて下落幅をさらに広げてしまう「壊れた市場」となるなら、市場参加者が不在となってしまいます。
そうでない、常識が働く市場なら、このパニックも早晩終わるはずでこの一両日の動きには特に注意する必要がありそうです。

相場が落ち着くまでは値頃では買えないものの、豪ドル円の55円、ユーロ円の115円は後から振り返れば「絶好の買い場」であったということになるのではないかと考えています。
テクニカルに見ても、このレベルは中長期的な買い場ですが、安易に買えない相場展開です.。
買えないから買いなのかもしれませんね。

日経平均株価8000円割れと円の独歩高

2008年10月24日

日経平均株価は東京市場で早々に8000円を割り込み、これに連れるようにドル/円も一気に95円台まで続落しています。
円の独歩高は止まるところを知らないかのうようで、全通貨で円は長期的なポイントをあっという間にブレイクしています。

ユーロ/円もたった3ヶ月で過去5年分の上昇分を飛ばしてしまっています。
値頃で買うわけにもいかず、売りから入るしかない毎日ですが、売りも長く持てずにちょこっと売ってさっさと止める毎日。でも、さすがに今日は「やり過ぎだろう!!」と思っています。

他のクロス/円も同様で、豪ドルに至っては、この3ヶ月で40円もの急落となっています。
過去の値動きを紐解いてみると、
豪ドルは2000年の10月と2001年の9月にそれぞれ55円40銭と55円98銭で大きな二番底を売って、それまでの長期的な豪ドル安トレンドから上抜けして今年7月まで、約7年間もの間順調に下値を切り上げて来ました。昨年のサブプライム絡みの損失発覚により、急落したときも、上昇トレンドを崩すところまで至りませんでした。しかし、今回の急落で、88〜86円の長期的なサポートポイントを下抜け、豪ドル高トレンドは終焉を迎えています。

但し、現在の60円台は、55円台から立ち上げた原点に近いポイントまでの下落を見ています。
3ヶ月で7年分の値幅を取り崩す歴史的な大相場となっているわけですが、いくら歴史的とはいえ、やはり今の動きは「オーバーシュート」の域と考えています。

ドル/円が「底割れ」の動きとなっているので、90円近辺まであれば、クロス円ももう一段の下げを余儀なくされそうですが、来週初には一旦底は見えてくるでしょう。

大地震の後の津波襲来...。 

2008年10月22日

今日は、朝からクロス/円の急落と欧州通貨の対ドルでの下落、そしてドル/円の下落...。
リーマンショックもようやく少し落ち着いてきたと思っていただけに、クロス/円の買いポジションを整理仕切れなかった人たちも多かったと思います。

今回のドル円の下落、クロス円の下落は、常識の範囲も重要なテクニカルポイントもとうに超しており、津波が襲って全てを運んで行ったような勢いがあります。

世界的な金融不安に巻き込まれ、日本(円)だけが消去法で唯一安心通貨として買われた結果でもありますが、ドル/円はまだまだ下値リスクが高い状態にあるので、少なくとも今月一杯は、ドル/円、クロス/円の買いは控えた方がいいでしょう。


当面のポイントはユーロ/円の125〜128円、NZ円の58−59円、豪ドル/円の62−63円が月末にサポートされるかどうか注目しています。

ドル/円は、重要ポイントを切れるかどうかの瀬戸際。底割れの可能性にも注意する必要がありそうです。99円も一旦割れており、95.77との二番底確認の可能性が高い状態です。
値頃感からのドル買いは危険です。

再び売り圧力の強まるドル/円、クロス/円

2008年10月21日

ドル/円相場は、再び100円台まで下落、クロス/円も再び下落に転じています。
大地震の後の軽い余震なのか、大地震の後の大津波なのか、難しいところですが、余震であればユーロ円の133−134円、ポンド円の170−172円、豪ドル円の68−69円、NZ円の60−62円が下値目処に、大津波であれば、ユーロ/円の130〜132円、ポンド円の160〜164円、豪ドル/円の66〜68円、NZ円の58〜60円が下値目処とみています。これらは長期的に見た強い抵抗です。

ドル/円、今日は強気の一日。クロス円も強含みの日

2008年10月20日

ドル/円は、101.80-90の上値抵抗を再度トライ中。
今日のNY終値がこのレベルより上で引けると、上昇余地が更に広がり易くなります。
但し、週足、月足ともにトレンドが弱い状態には変わりないので、ドル買いは今週央までに留めておいた方が良さそう。
短時間では101.50-60を、サポートポイントとして102.10〜102.50近辺を狙う可能性が高くなります。

ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、NZ円なども今日一日は強調推移が期待出来ます。
但し、これも中期トレンドが弱い状態に変わりないので、利食いも早めに。

ユーロ円は、137.40〜137.60に抵抗がありますが、これを超えて来れば上昇余地がもう一段拡がり易くなります。豪ドル円は72円超えにやや強い抵抗あり。ポンド円は178円超えから抵抗がやや厚くなります。NZ円は63円をしっかり超えないと上昇余地が拡がり難い状態にあります。

パニックの揺り戻しなのか、まだ終わっていないのか

2008年10月16日

昨日の海外市場で、再び米株価が大幅下落、ドル/円も100円割れ、そしてクロス/円の今朝の急落と、市場はパニックの状態から抜け出していないような展開です。

けれども、先週の一連の世界各国の金融危機対策の実施により、ドル資金の逼迫要因は取りあえず取り除かれたと見ることが出来ます。素直に考えれば、ドル資金を無理して調達するためにユーロを売ったり豪ドルを売ったりする必要は激減したことになります。

また、アメリカ発の金融不安、先行きの景気リセッション、財政赤字の拡大を考えれば「基軸通貨ドル」の「信認」は大きく揺らぐことになるはずでしょう。昨日は、これまでと同様に、ユーロが対ドルで売られました。また、円も買われました。
どうもちぐはぐな動きと見ざるを得ません。

世界の6中銀が市場へのドル資金供給の上限撤廃を表明しているにも関らず、実はまだドル資金が調達不可能なのか、あるいは、ドル買い/ユーロ売りが間違っているのかのどちらかでしょう。

私は、ユーロ、豪ドルなど、売られ過ぎの反動が出て来ると予想しています。

落ち着きを取り戻した株式、為替市場

2008年10月15日

14日のNY市場ではNYダウ、ナスダック共に大幅に上昇して始まったものの、結果的には前日比マイナスの引けとなり、為替市場でも103円台まで上昇したドル円相場が一夜にして101円台前半まで押し戻されています。ブッシュ大統領の25兆円規模に上る金融機関への公的資金注入の表明もなんだか精彩を欠いた感はありますが、そんな個人的な印象はどうでも良いことで、とにかく市場は、欧州各国の金融危機打開策と併せ、これをどう受け止めたかでしょう。結果は取りあえず、アメリカの対応策に対してやや期待外れというところでしょうか。

今朝の日経新聞朝刊台一面には、「米、まず大手9行に注入」と危機対策骨子が載っていました。しかし、朝日新聞に至っては「NHK受信料10%還元」と「冷凍インゲン農薬事件」が一面トップに掲載されていて、先週末までの大騒ぎがまるで嘘のようです。
大手新聞のこの対応にも違和感が感じられますが、「喉もと過ぎれば....。」もありますが、やはり先週の市場がやや過剰反応し過ぎたとも言えるかもしれません。

株式、債券、為替市場であれだけの大相場を演じただけに、各市場とも一旦落ち着きを取り戻したとしても、激震の後の「揺り戻し」は当然見られるでしょう。
チャートはまだ大幅改善をみておらず、月末にかけてのドル/円、クロス/円の反落にも注意する必要を示しています。

しかし、今回の危機打開策の中には、FRB、日銀、ECB、英中銀、スイス中銀の五行が、ドル供給の上限を撤廃する旨が記されています。今後は金融機関がドル資金の調達で苦しむことは回避され、これにより、連鎖倒産する可能性が大幅に軽減されたことになりますし、そうなれば今まで売られたユーロや高金利通貨も適正水準まで戻す可能性が高くなります。
今回の措置は、為替市場の混乱を沈静化するのに大きな意味がありますし、また行き過ぎたこれらの相場も反発のエネルギーとした働くことになるでしょう。

売られすぎた豪ドル/円やユーロ/円も時間をかけて80円方向、144-5円方向へ戻す動きが強まるものと予想しています。

こんなときこそ初心に帰って。

2008年10月10日

日経平均株価の8186円、ドル円の100円割れ、豪ドル円の70円割れ....。
このところのマーケットは市場原理が働いていないような動きで、近来稀に見る大相場。
ドル円を除いては、中長期的に重要なチャートポイントも通用せずにすり抜けてしまう毎日です。

アメリカの金融不安に端を発したドル/円、クロス/円、欧州通貨やオセアニア、高金利通貨の対ドル、対円での下落はすさまじいものがありした。(過去にはなっていないかもしれませんが。)
しかし、理性が戻ってくれば、やはりあの時すり抜けた重要ポイントは生きていた、ということになるでしょう。その日もそろそろ近いのではないかと次のチャンスを待っているところです。
基本的には、ユーロ円も140円割れはオーバーシュート、豪ドル円、NZ円も既にオーバーシュートの領域です。ただ今は無秩序状態にあるので、オーバーシュート(行き過ぎ)が10円もあったらたまったものではありません。そこで、市場が少しは落ち着くであろう、来週以降に豪ドル円、ユーロ円で買い場をゆっくり探そうと考えています。

ただし、今回の急落で7年以上続いた高金利通貨の上昇トレンドは終焉を迎えました。
中長期的に豪ドル円、ポンド円、NZ円、ランド円は戻り売りのトレンドとなっています。
今後は買いは「あや狙い」ということになるので、「BUY & HOLD」ではなく、買いは利食いを早めに入れて行くつもりです。

今回の急変は、いろいろなことを教えてくれています。
ここは初心に帰って、トレードをする人は基本的なことを再確認するのも良いのではないでしょうか?トレードをこれから始める人もまた、経験者にも通用する為替のトレードについてのセミナーの講師を務めることになりました。10月30日、ジョインベスト証券社主催のウェブセミナーにご興味があればご参加下さい。
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取りあえずショートカバー先行

2008年10月 9日

株式、為替市場が急落地合いとなり、大荒れのなかで多いお問い合わせが、豪ドル/円、あるいは南ア/円、NZ/円がどこまで下がるのか!です。
チャートから見ればとっくにどの通貨も「やり過ぎ」で、時間の経過と共に反発に転ずる日は近いと見られます(或いはもう既に底を打っている可能性も高いと見ています)が、「パニック」は誰かが落ち着きを取り戻して買いに回るのを確認するまで、止められません。

事象的には既にドル円も100円割れを見ましたし、豪ドル円も65円割れ、NZ円も60円割れを見ています。また、南ア/円も長期的な抵抗である10.50を下抜けていません。本来なら絶好の買い場となるはずです。

欧米各国が強調利下げを実施下にも拘らず、大して反発をしないためG7後に失望売りが再び出るのでは?との思惑もあります。しかし、これだけの急落を見た、クロス/円ですから、一旦反発に転ずると、上げ足が速くなる可能性が高くなることが予想されます。このときには安易な戻り売りだけはしないように気をつけたいものです。

豪ドル/円の70円割れ、NZ円の60円割れ、南ア/円の10円台は、売るレベルではなく、短期的には買い場探しと見ています。ユーロ円も落ち着けば142〜144円までは戻っていくでしょう。

市場の混乱の行方

2008年10月 7日

昨日、月曜日の24時間は歴史に残る大相場でした。NYダウは一時800ドル以上の下落、クロス円は全通貨が暴落しました。アメリカの金融安定化法案が第一回目に下院で否決されたことが引き金となり、可決をみても具体案が決まる間でには調整が長引くとの見方が根強くあること、G7での各国強調行動も市場への資金供給と協調利下げなどの限られた手段しか取れないことも、世界的に拡がった金融機関の経営不安に繋がっています。
ブッシュ政権ではこの混乱は収めきれない、何があっても収まらない恐怖感が市場に蔓延しているようです。
今はドル資金を調達出来ない金融機関がこぞって自国通貨を売ってドルに転換する、あるいは、消去法で、金融機関の倒産リスクの小さい日本買い=円買いで防衛しようとする動きです。

パニックはいずれ収まるものですから日柄が来れば自然に落ち着くでしょう。
水星逆行の終了は10月15日、次の日柄は11月初め。
それまではクロス円も積極的に買わずに次の買い場を待つしかありません。

NYダウは既に1間ドル割れ、日経平均株価も1万円割れを見ました。大台割れは一つの終わりの始まりのサインとなることも多いですから、ドル円も100円割れを見れば一旦終わる可能性があります。そのときクロス円は超長期的なサポートまで到達している可能性があります。
それでもユーロ円が130円を割るのは難しいでしょう。

ユーロ/ドル、1.36〜1.38は中期的な抵抗

2008年10月 3日

ユーロ/ドルは、強いユーロ下げトレンドの中にあり、大きな流れはユーロの戻り売りに変化していますが、1.3800〜1.3600は中長期的な抵抗ゾーンに当っており、ここからは上下動を繰り返す可能性の高いポイントに入って来ました。
上限に振らされる可能性も高いので突っ込み売りに注意したいところです。
日柄的には10月15日前後が注意日です。

荒れるマーケット、クロス円は底割れにも注意

2008年10月 2日

米金融安定化法案の修正案が下院で難航する可能性があること、否決されると世界的な金融不安の拡大に繋がる可能性があることから、欧州通貨、オセアニア通貨も大きく売られており、結果的にドル/円、クロス/円の上値が重い状態が続いています。

前回の下院での否決ショックからNYダウが770ドルもの暴落を見たこと、ナスダックも200ポイントを割る場面があり、これだけのショックを与えたことを踏まえれば、下院議員たちも選挙を控えているとはいえ、今度は「否決」すればその影響の大きさがわかっているでしょうから、可決される可能性が高いと見られますが、クロス円のチャートを見れば、ぎりぎり首の皮一枚で下値抵抗を守っている状態。

今回、可決され、これを好感して株価、クロス円が上昇に転じても、中期トレンドは所詮どの通貨も「戻り売り」を示していますから、金融混乱ショックが一旦収まっても、一時的なものに留まるということかもしれません。

ユーロ/円の中長期的な下値抵抗は142-3円、豪ドル円は78-80円、ポンド円は182-184円、NZ円は68-9円。ここまであるかどうか現段階では判りませんが少なくとも買いは来週初まで様子見となりそうです。