豪ドル/円について
豪ドル/円は、93円台の抵抗を守っており、中期的に見ても強い抵抗ポイントに跳ね返されています。短期的には、8/13に付けた93円16銭と8/26の93円32銭とで短期的な二番底を確認した可能性が出てきました。但し、週足、月足ともに弱い状態には変わりないので、買いもゆっくり、且つ短期狙いとなります。中期的な上値抵抗が98円台に出来ており、これが今後数ヶ月間の大きな壁となることが予想されます。
川合美智子
かわい・みちこ
旧東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。現在、(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツの代表取締役 兼 外国為替ストラテジスト。日経CNBC『デリバティブマーケット』、『
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豪ドル/円は、93円台の抵抗を守っており、中期的に見ても強い抵抗ポイントに跳ね返されています。短期的には、8/13に付けた93円16銭と8/26の93円32銭とで短期的な二番底を確認した可能性が出てきました。但し、週足、月足ともに弱い状態には変わりないので、買いもゆっくり、且つ短期狙いとなります。中期的な上値抵抗が98円台に出来ており、これが今後数ヶ月間の大きな壁となることが予想されます。
ドル/円は、109.00-10の抵抗を下抜け始めており、下値リスクがやや高くなってきています。
108.50-60にやや強い抵抗がありますが、これを切れると直近の安値108.13も切れて107円台突入の可能性が高くなります。短期的な下値抵抗は107.50〜107.10。
クロス/円は下値余地を探る動きが進行中。
ユーロ円の158〜160円、ポンド円の198〜200円、豪ドル円、92円台、NZ円の74円台以下は強い抵抗があり、勢いですり抜けることがあっても、押し戻される可能性の高いポイントです。
一方で、月足の形状が悪化しているので、底打ちを確認した場合でも、今月中は大して戻る力はなく、来月にもう一度下値を確認する動きが出てくる可能性が高く、中期的な買いは来月初めからゆっくりでも間に合いそうです。
アメリカを直撃した、サブプライム問題とその後の金融信用不安、住宅市場の長期化低迷による消費マインドの低下はアメリカの景気に大きな影響を与えましたが、さらに景気回復への足かせとなったのが、エネルギー価格の急騰によるインフレ懸念とこれに伴う物価上昇圧力です。
これにより、アメリカの景気回復への道のりはかなり険しく長いものとなりました。そして、同時に世界景気の減速懸念にも発展しており、実際に日本は勿論のこと、イギリス、ドイツ、オセアニア各国も景気減速懸念が色濃くなって来ています。
となると、世界の金融、商品市場に流入していた、中東を中心とするオイルマネーや投機筋の投資マネーは、一旦引き上げたり或いは利食いを先行する動きが出てきますし、実際にポジション解消の動きが市場の変動となって現れています。また、再投資する際にも投資先を限定することになるでしょう。そうなるとこれまでのように安易に低金利通貨を調達して高金利通貨へ投資したり(キャリートレード)、原油相場や金など商品相場へ巨額の投資をすることは控えられると見られます。原油相場は需給もありますから、そこそこ反発はするでしょうが、通貨については景気減速懸念によるドル売りから矛先が欧州、オセアニアに移っており、これらの通貨の中長期トレンドの変化に注意する必要がありそうです。
目先はユーロ円も158〜160円の抵抗を大きく切れることはないと見られ、短期的には絶好の買い場となる可能性が高いと見ていますが、投機マネーが細ればそれだけクロス/円の上値も限定的となるでしょうから、ユーロ円を含め、他のクロス円についても中期的には、これまでの金利も為替益も享受する"BUY & HOLD"から、短期勝負で着実に利食いを入れる方針で臨む方が効果的なトレード法となって行くのではないかと見ています。
ドル/円相場は、クロス円の反発に連れて109円台まで上昇しており、実体ベースでは108円lowの抵抗を守っています。しかし、短期トレンドに変化が生じており、単体では109円台は短期的には売り場となると見られます。
戻り余地は最大で109.60-70近辺と見ています。
また、ユーロ/円も160円台から急反発しているものの162.60-70の抵抗を超えておらず、まだ不安定な状態にあります。160円で一旦底を付けた可能性が出ていますが、161.40〜161.8.0の間の足元がまだ弱く、買いは押し目待ちで良さそうです。
ドル/円は108円middleの抵抗を下抜け始めており、短期トレンドに変化が生じ始めています。これで、105〜109円の新たなレンジ形成の動きに入る可能性が高くなって来ました。
これで3月の95円台を底値とするドル反発局面も一旦終わりと見ることが出来ます。
今後暫くはドルの戻り売り方針に転換となります。
また、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドルも短期トレンドに変化が生じており、これらの通貨もドルの戻り売りに転換となりました、これまでのドルの全面高に変化が生じています。原油価格、商品相場についても短期的には一旦底値を付けた可能性があります。
今後は株式市場の下落懸念やアメリカの景気、金融収縮リスクが再びクローズアップされることもありそうです。
しかし、日本のソフトボールチームの上野投手ってすごいですね。
対オーストラリア戦で延長12回、今日は2試合を投げて既に360球を超えているというのに、死闘の末勝っちゃいました。球力は最後まで衰えないし、コントロールもばっちり。苦しい表情一つ見せずに淡々と投げる様は何だか神々しい感じさえしました。
上野投手は本当にすごい人です。こういう時って、下手な解説や雑音がうっとうしく感じるものですね。野球やソフトボールには疎い私ですが、久々に感動しました。
チームの面々も、小粒の日本勢は体力的に相当不利な感じがしましたが、それを感じさせないくらいよく守り、よく走り、最後はチャンスによく打ってくれました!
明日のアメリカ戦、上野投手は大丈夫でしょうか........。頑張って欲しいです。
さて、為替相場ですが、ドル円は狭いレンジ内から抜け出していませんが、そろそろ一方向へ動き出す可能性に注意したいところです。108.50〜110.50、抜けた方向にさらに1円程度動く傾向にあります。
ユーロ/円は162円台へ戻していますが、まだ下値リスクが高い状態にあり、買いは当面様子見で良さそうです。或いは163円超えに損切ポイントを置き、売り狙いで攻めてみたいところです。
ドル/円相場は、大して大きな動きではないものの、クロス/円の動きに連れて上下動を繰り返しており、神経質な展開となっています。
トレンドの変化が認められないので、安易にドルを売るわけにも行かず、かといって飛び付き買いも利を見ないので、こういうときは静観するのがいいのかもしれませんね。
と書いている自分ですが、ドル高地合いが続いている間は、110円middleを超えたときのわくわく感についつい期待してしまい、小さいドルロングをずっと持ち続けています。
108円半ばを切れてきたら、月足の抵抗の下に完全に入ってくるので売りに転ずるつもりです。
クロス/円が、先日来の急落の後、急反発しまたが、再度足元固めの動きに入っているものが多く、これがドル/円の上昇を阻んでいるため、時間の経過と共にドル/円の上値余地も限られて来ることになりそうです。
ユーロ/円、ポンド/円、カナダ/円は下値リスクがやや高い状態にあるので、売りは維持、買いは様子見とします。
NZ/円は、74円台の強い抵抗に跳ね返されて、一旦底値を見ましたがここまでの急反発で既にかなりの上昇エネルギーを削がれた状態にあることや、78円半ば超えには強い上値抵抗があること、月足の形状も今月はまだ陰線となる可能性が高いことから、再び下落に転ずる可能性に注意する必要が出てきました。78円台は飛びつかず様子見。
中期トレンドは、80円乗せを見ない限り、戻り局面では引き付けて売り狙いで臨みたいと思います。
ユーロ/円は、162.00±20銭に強い下値抵抗があり、反発の可能性に繋げていますが、直近の安値、161.40を下抜けた場合は、下落幅がさらに拡大する可能性が高くなるので注意が必要となります。
ドル/円相場は110.30-40の抵抗を上抜けて、短時間では上昇余地が広がり易くなっています。
ドル全面高の中で、ドル/円だけがクロス/円の下落の影響もあって、ドル急伸には至っていませんが、ユーロ円の162円台、豪ドル円の94円台、NZ円の74円台、そして、ZAR/円の13.60〜13.80ゾーンは中期的な抵抗ゾーンとなっており、一旦底値を見た可能性があります。
カナダ円の101〜102円も中期抵抗ポイントですが、ドル/カナダではドルが大底を見た可能性が高く、中期的にカナダ安、ドル高の流れに入ったと見られ、対円での反発力は今後も鈍くなると見られます。また、ポンド円も同様で、中長期的にはポンドの戻り売り地合いが継続する可能性が高いと見ています。
ドル/円は、目先はドルの上昇余地を探る動きが継続すると見られますが、月足も既に今月を入れれば5手連続陽線となること、クロス円が反発余地を試した後は再び売られる可能性が高いことから、8月下旬から9月以降の円高に注意する必要がありそうです。
豪ドル/円の中期的なサポートゾーンは94〜95円で、一旦下抜けても押し戻される可能性の高いポイントですが、昨日はあっさりこれを下抜け、93円台前半まで急落しました。
例年夏場は薄商いとなるため、どうしても一方向へ動き易く、値動きも膠着となるか、変動が激しくなるか、極端な動きとなる傾向にあります。
今回は、原油相場の急落をきっかけとするコモディティーマーケットの下落の流れが、ドルの買戻しや米債券市場への資金還流の動に繋がりました。この動きは対欧州通貨だけでなく資源国通貨にまで下落が広がっています。
また、豪ドルやNZドルの急落は、先週のトリシェECB総裁の世界景気の減速の可能性を示唆したように、オーストラリア経済の後退懸念による先行きの金利低下の可能性による豪ドル売りを誘発しています。
こうなると、中長期トレンドにも影響を及ぼす可能性が高くなり、今後の豪ドル相場も高金利であることだけを頼りに買っていると、痛い思いをすることにもなりそうです。しかし、短期的には94-95円は本来簡単には下抜けないポイントであることから、ゆっくり足元を固めて、来週中には一旦上昇に転ずると予想しています。
同様に、ユーロ/円も162円台には強い抵抗があります。NZ/円は74.00近辺にあった強い抵抗に跳ね返されており、一旦底値を見た可能性が高いように見えますが、週足の形状がまだ悪いため、戻りは再び売られる展開が予想されます。
ドル/円はそれほどドルの上昇スピードが加速していませんが、ユーロ、ポンド、豪ドル、カナダ、スイスなど、他通貨は急落地合いが継続しており、下げ足を速めています。
昨日反発に転ずると見せかけたユーロ/ドルも1.50台定着を見ずに反落、今日も下げ足を速める場面がありました。7-8月はトレーダーの多くが休暇シーズンに入るため、商いが薄くなり値動きも荒っぽくなる傾向にありますが、それにしても久々の下落続きで、重要な下値抵抗ポイントも次々に切り崩しています。ユーロの次の下値抵抗ポイントは1.4830〜1.4850、大相場を演じた値幅で最大で1100〜1250ポイントとすると、1.4700〜1.4750ということになりますが、値幅的にはすでにオーバーシュート気味ということになります。
ユーロ/円も163円割れからはあれば一旦買い場となる可能性が高いポイントです。
値頃感では買えないまでも、売り急ぐ必要はなりそうです。
個人的にはそろそろユーロの買い場をゆっくりさがすつもりでいます。
今日は、ドル/円を除き、殆ど全ての通貨が先週末のNY市場の終値から大きく下寄りして始まりました。ドル/円については、クロス/円の集中攻撃的な売りと輸出企業のお盆休み中の売り注文が消化されつつあり、上値を抑えられる展開となっています。
しかし、ドル/円は引き続きドル上昇トレンドを維持しており、109.00±20銭に抵抗があります。
108円割れを見ない限り、当面はドルの押し目買いとなります。
しかし、他通貨については、大きく下げた後急反発に転ずる動きとなっているものが多く、こういう場合はその通貨が底値圏にあるか、或いは大底を確認した可能性が出ていることが多いものです。
ユーロドルの1.50割れ、英ポンドの1.92割れ、豪ドルの0.88台は中期的な下値抵抗ポイントのあるところで、本来そう簡単には下抜けないポイントです。特にユーロは1.60台からの下落の流れの中、既に1100ポイントの下落を見ており、経験則でみた一相場である750〜850ポイントをはるかに超えています。
短期的には下げ余力もそろそろ限界が近づいていると見ています。1.5000〜1.5030に短時間での下値抵抗が出来始めており、押しは一旦買い場となる可能性が高いと見られます。
また、1.5160〜1.5180を超えて来れば1.53台乗せまでさらに上昇する可能性が高くなります。
昨日のトリシェECB総裁の景気後退懸念発言を受けてユーロ/ドル、ユーロ/円が急落しており、他通貨もこれに追随する動きとなっています。
一方向へ走り出しても、相場ですから行き過ぎれば戻って来ますが、どの通貨も一昨日から一山抜けた形となっているので、新たなドルの上昇トレンドを形成する動きに入ったとも言え、こういうときは、短期間のうちに一気にドルの天井を見ることが多いものです。
特に相場の最終段階は大きく動きやすいので値頃感からのドル売りは危険。
ドル/円については、110円超えの輸出予約を飲み込みながらの上昇となりますから、ドルの上昇スピードは他通貨に比べてやや鈍い展開が予想されます。
それでも、勢いがあるので、110円台へ乗せてくれば2-3円上げてもおかしくありません。
但し、月足の上値抵抗が109円台にあるので、8月を終わってみればこの下に入り込んでいることも有り得るので、スピードが増した分、ドル買いは利食いを着実に入れておきたいところです。
昨日のドル売りは109円台前半でとりあえず止めて、買い場をゆっくり待つことにしました。
その他通貨の大きな抵抗ポイント(ターゲット)は、
ユーロ/ドルは1.5000〜1.4960
ユーロ/円は、166.40-50に強い抵抗あり。但し、166円割れを見た場合は更に2円程度下値余地が広がる可能性が出て来ます。
豪ドル/円は98.00±10銭に強い抵抗あり。中長期の下値抵抗は94-5円です。
108円middleを上抜けた勢いで、ドル円は109円台半ばへ上昇しています。
短期トレンドが強い状態にあるので、一両日は直近の大陽線の値幅を下抜けるのは難しく、再度109円台後半の抵抗を試す動きが出てくることが予想されます。
一方で、109.30〜109.60ゾーンは中期的な上値抵抗ポイントでもあり、簡単には上抜けるところではありません。短期トレンドが強いので勢いを借りて今、来週位まではどこまでドルの上昇余地を伸ばせるのか、試す動きが強まりそうですが、月足は既に4ヶ月連続陽線引けとなっており、今月末には反落していることもありそうです。
ドル買いポジションは109.60の目標値に達したので、とりあえず利食いを終えました。
現在は109.50超えで軽くドルショートに転じましたが、108.80が目標値。これに届かない可能性もまだ高いので、どちらにしても今日明日中にはドルロングに再度転換するつもりでいます。
但し、今月中旬にはドルショートに転ずるタイミングを探すつもりです。
ドル/円は、108.50-60の重要ポイントを超えるかどうか、微妙なところにあります。
時間足は、上値抵抗を超える可能性が高いことを示しており、LONDON、NY市場でも上値追いの流れが継続することが予想されます。
下値抵抗が107.70-80に出来ており、これを切れない限りは下値余地が限られる傾向にあります。
クロス/円の上値が抑えられている状態にあるので、ドルの上昇もゆっくりですが、107円割れを見たら撤退するつもりですが、一両日の上値トライに期待して、小さいドル買いポジションを維持しています。
ユーロ円は先週金曜日の夕方に167.00近辺までの急落後、再び168円台へ値を戻していますが、168.10〜168.50ゾーンには強い抵抗が出来始めており、短期的には下落リスクの方がより大きい状態にあります。ここからの買いは様子見。或いは169円middle超えの抵抗を背に、吹き値は一旦売り場となりそうです。
今日は市場の最も注目する材料の一つである米国の雇用統計発表(日本時間午後9時30分)があります。非農業部門就業者数が前月比で7万5千人の減少を予想しており、そうなれば7ヶ月連続の減少となり、ドル売りにも繋がることになりますが、しかし、その前にクロス/円に変化が生じ始めているようです。
ユーロ/円は、167.50-60の今週の週足ベースで見た下値抵抗を一旦切れており、このまま167円middle割れでの越週となるか、あるいは値動きの中で167円を割り込んだ場合は165円近辺まで下落余地が広がり易くなります。
時間足の上値抵抗は168.10近辺にあり、これを超えられずに一段の下落を見る可能性に注意が必要です。
また、ポンド/円も212.50〜214.50を中心とするレンジ内から下抜け始めており、これも一段の下落リスクに注意する必要が生じています。現状は212.00-10に強い下値抵抗がありますが、一方で時間足で見た抵抗が212.90〜213.30に出来ており、反発余地が限られつつあります。
若林栄四大阪講演会のご案内
若林栄四特別講演会in大阪
10月09日(土)
14:00 ~ 16:00
場所:大阪市
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