川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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3月29日 仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム・リップル)テクニカル分析

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「凪状態が続く」

先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになったからだ。

実際には、A点通過後にわずかながら値を下げたものの、ABラインに到達すると若干の反発。振り返るとほとんど動くことのない凪状態が続いている。

次の注目日は4月1日前後である。

A点水準:約50万円
B点水準:約25万円

ビットコインチャート

今週のポイントはもち合いは続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。

凪状態がこのまま続いてしまうのか、それともエネルギーが溜まっている状態なのか。昨年の年末などの動きを参考にすると、やはりどこかで動き始める、すなわちエネルギーが溜まっている状態であるという考え方を捨てることはできないであろう。その場合には上値抵抗線ACラインを越えて行く必要があるからだ。

(現在のシナリオ)
底堅い動きが続いている。上値抵抗線と考えられたABラインを越えてきている。また、ABラインを越えたと同時に値を上げてきているからである。この場合、上値抵抗線ACラインを越えて行くのはもちろん、A点水準を試す動きを期待したい。

(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。ACラインが上値抵抗線として控えている。また、B点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性があるからだ。

<一目均衡表>
ビットコインチャート

底堅い動きを維持するには、雲の上方を推移していることが求められる。したがって、雲と価格の位置関係には注意をしたい。

「狭いレンジでの動き」

先週のレポートでは、ABラインに注目した。上値抵抗線として位置していたABラインに到達したことで、上値の重たい展開に移行してしまうのか、それとも堅調な展開が鮮明になるような動きを見せるのかに注目したからだ。

実際には、狭いレンジでの動きが続き、目立った変化はなかった。

次の注目日は3月31日前後である。

A点水準:約2万円

イーサリアムチャート

今週のポイントはこのまま狭いレンジでの動きが続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>
E点に注目したい。

この後、E点が位置する時間帯を通過していく。したがって、新しい流れが出るのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)
底堅い動きが続いている。上値抵抗線と目されたABラインを越えた後も下げることなく推移している。しかも、次の上値抵抗線ACラインを越えてきたからだ。超えた後に陽線が出現している。

(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。E点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性は残っているからだ。

<一目均衡表>
イーサリアムチャート

一目均衡表を長年見てきているが、このようにもち合いが続き、すべてのラインが重なりほぼ一直線になる形状は見たことがない。新しい動きへの前兆か。

「上値の重たい展開が続く」

先週のレポートでは、ABラインに注目した。右肩上がりのABラインに到達することで、新しい動きが出るのか否かがポイントになったからだ。

実際には、ABラインに接近するにしたがって、値を下げてきたのだが、ABラインを越えた後に若干の反発を見せている。

次の注目日は4月5日前後である。

A点水準:約30円
B点水準:約48円

リップルチャート

今週のポイントは上値の重たい展開が続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。

現水準より上値の重たい展開が更に進むのであれば、下値支持線として控えているACラインを試す動きになっていくからだ。

(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。A点が位置する時間帯以降も陰線が続き、下値支持線として期待されたABラインをあっさりと割り込んでしまったからだ。

(第2シナリオ)
堅調な展開に移行する可能性も残っている。B点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性がある。また、直近では同事線を示現した後に陽線が出現しているからだ。

<一目均衡表>
リップルチャート

雲の下方を通過している限り、上値の重たい展開が続くと考えられる。

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