川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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11月16日 仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム・リップル)テクニカル分析

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「踏みとどまるか」

先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。

実際には、A点が位置する時間帯を通過した後も横這いの展開が続いたのだが、直近は下値支持線ACラインを割り込み下値支持線ADラインに到達した。

次の注目日は11月18日前後である。

A点水準:約63万円

ビットコインチャート

今週のポイントは下値の節目を維持することが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。
p点を見てもわかるように、ADライン水準はビットコインの下値の節目になっている。したがって、ADラインを維持することが出来るのか否かがポイントになってくる。
ADラインを割り込むとAEラインを意識した動きとなり、下値不安が広がることになる。
逆に、ADラインを維持することになれば、落ち着きを取り戻し、再びもち合い水準にもどしていくことが期待される。

(現在のシナリオ)
軟調な展開となっている。下値支持線ACラインを割り込んでしまっている。また、しばらく続いたもち合いを下放れているからである。

(第2シナリオ)
下げ止まりから落ち着いた動きになっていく可能性はある。下値支持線ADラインが存在している。また、B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。

<一目均衡表>
ビットコインチャート

雲の上方の位置から、一気に雲の下方に割り込んでしまった。ねじれの位置が変化日となり下げ止まることが出来るのか否かに注目。

「下放れてしまうのか」

先週のレポートでは、B点に注目した。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるB点が変化日となり、新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。

実際には、ACラインに沿った動きが続いたのだが、C点が位置する時間帯に到達すると同時に、大きな陰線が出現した。

次の注目日は11月19日前後である。

A点水準:約25,000円

イーサリアムチャート

今週のポイントはもち合いを下放れていくのかということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。
C点が位置する時間帯に比較的大きな陰線が出現した。したがって、C点の位置が変化日となり新しい流れ、すなわちここまで続いたもち合いから下放れてしまうのか否かがポイントになる。

(現在のシナリオ)
軟調な展開が続いている。上値抵抗線ACラインが効いている。上値抵抗線CDラインが存在している。そして、C点が位置する時間帯に陰線が出現しているからである。

(第2シナリオ)
落ち着いた展開に戻る可能性は残っている。C点が位置する時間帯で安値を確認し、値を戻していく可能性が残っているからだ。

<一目均衡表>

イーサリアムチャート

赤線で表示をした遅行スパンが26日前のローソク足を割り込んだことで、地合が軟調であることが示されている。

「上値が重たくなる」

先週のレポートでは、ABラインに注目した。堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのABラインに沿って推移していくことが期待されたからだ。

実際には、ABラインに到達した直後より、上値が重たくなりB点を通過した後も値を下げてきている。

次の注目日は11月20日前後である。

A点水準:約55円
B点水準:約70円
D点水準:約25円

リップルチャート

今週のポイントは上値が重たくなっていくのかということである。

<あくまでも個人的見解>
BDラインに注目したい。
堅調な展開を維持するのであれば、右肩下がりの上値抵抗線BDラインを越えていくことが求められるからだ。

(現在のシナリオ)
底堅い動きが期待できる。下値支持線CDラインが控えていることに加え、直近のローソク足は下ヒゲの長い足になっているからだ。

(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性が出てきた。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるB点を通過した後も値を下げている。また、下値支持線BDラインが控えているからである。

<一目均衡表>
リップルチャート

取引時間中に雲を割り込む場面もあった。したがって、この後も雲を維持することが出来るのか否かには注目したい。

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