蟹瀬誠一コラム「世界の風を感じて」

蟹瀬誠一(かにせ・せいいち)

国際ジャーナリスト/明治大学国際日本学部教授
(株)アバージェンス取締役
(株)ケイアソシエイツ副社長
1950年石川県生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、米AP通信社記者、仏AFP通信社記者、米TIME誌特派員を経て、91年にTBS『報道特集』キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。東欧、ベトナム、ロシア情勢など海外ニュース中心に取材・リポート。国際政治・経済・文化に詳しい。現在は『リーダー&イノベーション・賢者の選択』(日経CNBC,サンテレビ、BS-12)、『マネーの羅針盤』(テレビ東京)のメインキャスター。カンボジアに小学校を建設するボランティア活動や環境NPO理事としても活躍。
2008年より2013年3月まで明治大学国際日本学部長。
趣味は、読書、美術鑑賞、ゴルフ、テニス、スキューバ・ダイビングなど。


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今日も世界のどこかで技術革新が起こっている

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何を今頃と読者からお叱りを受けるかもしれない。じつは私が3Dプリンタの可能性を実感したのは今月初め、米テキサス州の学生らの非営利団体が3Dプリンタで実際の銃を製造し発砲テストに成功したというニュースだった。

それだけではない。銃の3Dプリントデータを無償でダウンロード提供したから世界中からアクセスが殺到。米政府は武器管理規則に違反する恐れがあるとして公開中止を命令したが、スウェーデンのサイトがデータを転載するなどしたため、インターネット空間に広く拡散してしまっているという。

製造元であるディフェンス・ディストリビューテッド社は、米連邦政府が認めている米国民の武器へのアクセスの自由を守るのが目的だと主張し悪びれた様子がないことにも驚かされた。まさに新しい技術が出現すると新しい問題が発生する典型的な例だろう。

製造業に従事している方にとってみれば3Dプリンタは10数年前から利用されており決して珍しいものではないのだろうが、その目覚ましい進化に一般メディアが新しい話題として取り上げるようになったのも不思議ではない。プリンタは紙に文章や絵をコピーする機械というイメージしかない私を含めた多くに人々にとってみれば、コピー機でいきなり立体を造形できると言われたら大ニュースだからだ。

きっかけは昨年、米ワイヤード誌編集長クリス・アンダーソン氏のベストセラー『MAKERS』で取り上げられたことのようだが、オバマ大統領が「1000か所の学校に3Dプリンタやレーザー・カッタを設置した工作室を設ける」計画を発表したことでも注目を浴びた。こういうものに大統領がすぐ飛びつくところがスピードとイノベーションが強みの米国らしい。近年では映画製作にも3Dプリンタが使われるようになっている。

技術的な詳細はさておき、ITと製造技術の融合という点で3Dプリンタは自動車から携帯電話まであらゆる製造現場に革命を起こす可能性を秘めていると私は感じている。というわけで小額ながら米3Dプリンタメーカーに投資しているが、はたして結果は吉とでるか凶とでるか。楽しみだ。

(写真はレシーバー部分、Defense Distributed提供)

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